2013年2月5日火曜日

高い低反発まくら

 今朝、まだ暗い内にトイレに入る大きな音が聞こえる。すぐ起きて様子を聞きに行くと
「だいじょうぶ・・・」とは言う。歩くのも今は辛いと思うが、一旦トイレに入ると中々出て来ない。
暫らくしてベッドに戻ったが、後で聞くと、その時に後ろに転んだそうだ。どうも大きな音はドアに倒れ込んだ時のぶつけた音の様だ。体は何とも無いようだが、あの細い体で転ぶと骨折が心配に成って来る。

 昨夜から吐き気も無く良かったようだが、それからまた調子が崩れて来る。強いだるさでずっと寝ている。ジュースやアミノバイタルのゼリーぐらいで、食べてはいないけど、ストーマには黒い便が溜まる。また出血が少し続いているのか。。。
 お昼も食べれず、首が痛いと言いながら、色々向きを変えて寝ている。
何かいいまくらを探して来よう。

 2時半頃からは名古屋の病院へ僕だけで走った。4時頃には5種免疫療法の培養したリンパ球が届く。アイスボックスに保冷剤を入れて名古屋のスパイラルタワーには渋滞も無く4時前に着いた。
その培養したリンパ球は、まだ病院には届いておらず、しばらく待つ。そして時間通りに4時には届いた。
熊本からだから、昨夜に出せば陸送で名古屋にはお昼頃に着く。それから各営業所に入って配達に成るからこの時間だ。
 この治療も後1回、2週間後で終わりと成る。高い治療費だし何とか少しでも効果は出て欲しいけど、今の雄一の体調を見ると、とてもその様には思えない。
 
 今、体の中ではどんな事が起っているのか?神様でも解らないのだろうか?
腫瘍が崩壊すると、出血も有る。その症状が一気に強く出ると重篤な症状に陥るらしい。
良い方に解釈すると、腫瘍が崩壊しているのか?
 先週にその事をこっそり先生に聞いたら、首を横に振っていた。
今週木曜には三重中央での検査も有るので、そこである程度の評価は出来るだろう。
何とか期待したい。

 家に帰ってすぐに点滴ラインを外し、免疫治療の点滴に入れ替える。リザーバーの流れが良かったのか、今日は200ccぐらい50分ぐらいで流れた。
雄一はずっと寝たままだった。
 
 この後に福祉の医療機器のショップに問い合わせると、低反発のまくらが有ると言う。
営業が7時までというので、すぐに走って、そのまくらを買って来た。いい値段もする。普通だったら絶対買わない。
 でも、そのショップに行くと、先日ベットの搬入に来てくれた、とっても可愛い、頭のよさそうな子がそこで応対してくれて
 「私も使ってます。」と丁寧に説明してくれる。確かにこの低反発まくらは気持ちよさそうだ。

 早速雄一のベットにもカバーを着けて置いてやった。頭や首が落ちつく感じで、少しは楽な様だ。
少しでも楽になったり気持ち良ければ、今は何でもいい。揃えてやりたい。

 夕食の時間が過ぎても食欲が無く、トイレに入って戻ると、今度はまた吐き出してしまった。
ジュースぐらいしか入れて無いのに吐き気が出て来る。
頭痛は少し良く成った。というか感じなくなったと言うべきか。。。
 吐き気と出血、早く収まって欲しい。


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