2012年11月28日水曜日

生かされている喜び

  今日は彩都での温熱治療。自宅から140キロは有る。高速を飛ばしても最低1時間40分は見ておきたい。11時の予約なので、9時にはいつも出たいんだけど、これがいつもスムーズに行かない。文句を言う訳でもないが、僕以外は皆、時間にとてもルーズ。9時を過ぎても慌てる様子も無い。
 結局、また気合を入れて高速を飛ばす羽目に成る。何とか時間には間に合ったが、多分この性格は死んでも直らないだろうね。

 昨日は月に一度の五条へ出かけた。こちらも同じぐらいの距離だが、名阪国道や一般道路が多いので、最低2時間半はかかる。
今回は伊賀へ抜ける長野峠のトンネルが新しく出来ているので、今日は試しに伊勢道から関を廻らずに伊賀から中瀬インターから名阪に乗った。
 天理から一般道を走ったので、五条に着いたのは2時間40分を越えた。同じ距離でも高速代は要らないが、やっぱり遠い。

 本堂に入り、お願いをして、お百度を少しして、祈願をお願いして来た。境内の木々は紅葉も進んで周りとのコントラストがとてもキレイだった。こんなところだから写真は撮らなかったけどね。
本堂でお偉いお坊さんの話も少し聞こえて来て、しばらく聞いていた。

 その話では、病床に有っても生かされている事への感謝を忘れない事。ご自分の体験も話しながらそんな事を話されていた。
日々、当たり前の様に過ごしている事は、全てはお蔭さま。そう思えばイヤな事でも文句は出ないよね。朝、目覚める事が出来ない人も居る。そう思えば、闘病をしていても、今生かされている事に感謝しないと。
 事故や津波で、あっと言う間に生を奪われた人が沢山いるんだから。

 でもね、世の中、中々上手くは行かない。すぐ腹が立ったり。。なんで。。と怒ってみたり。。
もう少し丸く成ろう。

 五条からまた飛ばして帰って、今度は三交旅行のお姉さんのところへ。本当に色々良くしてくれた。スーツケースは一つ買ったが、タダでスーツケースを一つ貸してくれた。仕事の内だろうけど、点滴や医療機器の持ち込みの調整も全部やってくれた。支払もしたし全部の用意は出来た。
帰りには免許センターに寄って国際免許書ももらって来た。そろそろ荷物も詰めてみよう。
 モモちゃんは可哀想だけど、ペットホテルにお願いするしかない。淋しいだろうなあ。。。

 そして、もうすぐ12月。本当のところ、良くここまで来れた、雄一も良く頑張ってくれたと思う。
この1年、やり残した事は無いか? 何度か問いかけてみても自分なりには良いと思う事はやって来たと思う。沢山の人達や先生達のお蔭で、念願のハワイに家族皆で行けるんだから、これこそ本当に全てに感謝しないといけない。忘れてはいけない。

 雄一は2度目のハワイ。旅行に合わせて抗がん治療も間を空けたし、良く食べるし体調も悪くは無い。搭乗から入国まで、点滴は問題だろうけど、英文の診断書も書いてもらった。JALにも了解は貰った。後はハートで勝負だ。
 僕は初めてだし、ひなた達もイルカと泳ぎたい!ととても楽しみにしている。
12月2日の夜に皆で行って来ます!雄一にいい事、楽しい事が沢山有る様に!
 

2012年11月22日木曜日

白血球は過去最高値

 今日は三重中央での検診。
ゆっくり目に病院へ入り血液検査。結果は予想以上に白血球も好中球個数も大きく上がっていた。それも上限に近い程。今までにない数値だ。
 ノイトロシンは先週の12日。10日が経過してこの値は先生にも予想以上。これなら来週も大丈夫だろうから、来週の診療は来なくてもいい、と言ってくれた。

 旅行の前後はTS-1も無しにする。明日から1週間続けて休み、旅行から帰ってからまた1週間続ける。そして免疫治療をして、その翌週、20日に抗がん剤の点滴の予定を組んでもらった。
抗がん剤の点滴は免疫療法とは少し間を開けた方が、良いので、少し気には成るが、抗がん剤の点滴は1か月先に成る。
 それまでは休みを入れながらのTS-1と免疫の点滴1回。そして週1回の温熱治療に成る。抗がん剤の点滴が無いから、副作用もかなり楽に成ると思う。
結果はどう転ぶか解らないが、少しでも免疫力を上げて元気に成って欲しい。

 今朝はお昼に食べに行きたい、と言うので、出かける前に点滴を外した。そして治療の後、レンタルビデオを借りて、お昼はちょっと津では有名なラーメン屋さんへ。雲出川近くの23号線沿いにあるラーメン屋さん。僕は初めてだけど、うわさの店だけ有ってお昼時間は過ぎていたが、満席だった。
オーダーは一番人気と言う、みそラーメン2のランチ。その味は豚骨風の味噌味にチーズが少し入っている。。。まず最初にそのチーズの香りと味がする。。。。

ちょっとこれはねえ。。。本当にこれが美味しんだろうか?若くて元気な胃袋なら大丈夫かもしれない。もったいないから全部食べたけれど、この年ではとても胃に残る。
雄一も何度かトイレに行きながら食べるが、
「もう、喉が通らん。。。」と残してしまった。
ハッキリ言うと、麺も固め。ご飯も固い。そんなに美味しいご飯では無いと思う。若い人達には合うかもしれない。

 ただ、救いは店員さん。若くてとても愛想がいい。雄一の食べれなかったから揚げを
「すみません、持って帰りたいんだけど」と言うと
「有り難うございます。すぐに用意しますので」と笑顔で応対してくれた。
 やっぱり大事なのは、応対する気持ち、心だね。
味は僕らには期待外れだったけど、救われた気持ちだった。もっと胃袋も元気な時にまた来ようか。

NO-1人気のみそらーめん2。。。。

2012年11月21日水曜日

免疫療法の採血からミッドランドスクエア

 今日は初めて名古屋の病院へ。病院と言っても小さな病院で駅前のスパイラルタワーの地下にある。
 朝食の時にその場所を言うと、
「あ、それならミッドランドスクエア―で食べよ!」と、昨日は食べに行かない、と言っていたのにコロッと気が変わっていた。

 11時の予約に合わせて早めに出て名古屋の高速を降りたのは10時20分前。
「充分間に合うな」と思っていたが、スパイラルタワーの周辺は一方通行だったり右折禁止だったりで、中々スパイラルの駐車場の入り口に入れない。結局、何度か回って15分前にやっと入った。

 その病院は水曜のみ保険外の総合医療を行っている。普段は眼科さんだ。大きな病院ほど、保険外との混合治療は出来ないし、まずやってくれない。以前の丸山ワクチンも近所の個人病院にお願いしてやってもらった。
 親しみ易そうな、僕と同年代の先生だった。個人病院らしく型式ばった所は無い。お願いする内容も事前に話はしているし、少しの説明だけ聞いてすぐに採血に入る。

 雄一は1週間、TS-1も飲んでいないので、まず本人の採血を60cc。小さいカプセルに6本取る。やせているし、腕もとても細いし大丈夫かな。。。と思いながら見ていたが、すんなり採取が終わった。
 そして次は僕のを90cc取る。僕も血圧は低い方だし献血は大嫌いだったが、今はそんな事は言ってられない。

 今回行う免疫療法は、他にも似たような療法が沢山有る。治療費もどこも高額で似たり寄ったり。
この療法に決めたのは、一番は彩都の先生がまず教えてくれた事。
以前から免疫や遺伝子療法を、と考えていたが、山の様に有る療法を探しても、どれが信用出来るか、効果があるのかが、高い治療費だし、自分では判断がつかなかった。
 もう1年近く通っている彩都の本院でも、土曜限定でやっている、との事だし、その療法は他には無い、ガン細胞を攻撃するためのNKT・NK・T細胞・キラーT細胞・樹状細胞などの5種の複合の免疫療法だと言う事。

 患者や血縁者の血液の成分から、それらの細胞を何十億を培養して、患者の体内に戻す。それだけの治療だ。その培養期間が約2週間。今回の初回は3週間先に点滴で戻す事に成る。
ガン細胞は小指の先程で、すでに何億以上もの細胞が有る、と聞いた事が有る。

 ガン細胞は普通の人でも毎日の様に発生しているが、通常は人が持つ免疫細胞がそれを攻撃して病気には成らない。免疫細胞がどれだけガン細胞への攻撃力が有るのか、どれだけの数がいるのかは良く解らないけど、理屈は充分納得出来る。
 要は元気な免疫細胞とガン細胞との数の勝負に成る、という事だ。それならまだ初期の内に免疫療法をしっかりやれば、辛い化学療法なんてしなくても良くなるかもしれない。

 ただ、現状は大手の大学病院や専門病院では臨床治験などで免疫療法を行ってはいるが、それが出来るのはガン患者で条件の整ったほんのごく一部。保険適用では無いので、化学療法も、いよいよ手が無く成ってから最後に免疫に託す人が殆どだ。
 だから末期の人が多く、そう成ってしまっては改善率も大きくは上がらない。と言うのがどうも現実らしいし、免疫は効かない、と言うお偉い先生が多いのもその辺りが原因の様に僕は思う。
第四の治療法とは言われてはいるが、そんな背景が有るし、一つにまとまった療法が有る訳でもない。だから当面、僕が生きている間は保険適用には成らないだろう、と思うね。

 採血や手続きが終わって、病院を出てミッドランドスクエアへ。当たり前だけど本当に沢山の人だ。ちょうど昼食時でも有った。そのスクエアの41階へ。とても僕らが来るところでは無いが、行きたい、と言うので41、42階を一回り。一流の名高いお店ばかりでランチでもビックリするような値段だ。いくらなんでもこれは贅沢すぎる。本人も諦めて今度は4階へ。
 それでも、ここも高い。これだけのお金を払うんだったら木曽路の方が良かったと思いながら、せっかくだからそこで食事。高級食材は理解出来るけども量は少ないし、僕らの様な庶民には合わないお店だ。

 今日は点滴も外して来ているし、その後はもう帰ろうと思っていたが、名駅のソフマップに行きたい、と言うので、そこからまた駅を越えて歩く、歩く。。。大丈夫かな。。。と思いながら後ろを着いていた。
駅の反対側に回ってソフマップの看板が見えて、「やっと来たか。。。」と思ったら
「あ~疲れた・・・」と言いながら座り込んでしまった。近くにはベンチも無いし床にそのまま座っている。
せっかく来たけれど、もう、これは無理出来ない状況だと思った。
 
 でも車は歩けば遠い、スパイラルラワー。車を取りに行ってタワーから車を出してもらって、一方通行の多いこの名古屋駅の廻りを回ってここに来るのは1時間はかかるかもしれない。そんな時間はほっとけない。
 そこへ表の道路にタクシーが客を降ろしたので、そのタクシーをつかまえてタクシーでタワーまで、戻った。
 しばらく休んでいたら、すぐに元気にはなったが、抗がん治療や、今日60ccだけど痩せた体から血を抜いたのも影響が有るのか。。。ちょっと気に成る。無理はさせれない。
 旅行も有るし、体調には注意が必要だ。免疫にも期待したい。

 

2012年11月20日火曜日

免疫治療を。。。

 今日は彩都での温熱治療。
いつもは水曜だが、今週は火曜に入れた。
自分の用事で明日から来週まで予定を入れていたので、それを避けたけれど、旅行を決めたので、それらは全部キャンセルした。そんな事は後でもいい。
 楽しみな旅行が第一に優先だけども、これからやろうとしている免疫治療の計画もすぐに進めないといけない。

 彩都の病院の本院では土曜に保険外治療の、その免疫療法を行ってくれる。先生も良くしてくれるし、本当はそこで進めたいが、土曜と言うのが一番のネック。。。入院して土曜にしようとすれば野球は出来ない。
 そこで名古屋の同じ治療をする病院を紹介してもらったが、そこは水曜のみ保険外の総合医療をする。水曜なら問題ない。

 ただ、雄一は出来るだけ余計な病院は行きたくない。免疫の話をする時から、彩都で入院のついでにするなら良い、と言っている。
何度か彩都の先生と話はしたが、やはり土曜以外は難しい。今日、もう一度先生と相談してどうしてもダメなら名古屋へ行ってみよう。もし名古屋に成ったらその週は彩都の温熱は無しにして日程を組む。そう考えていて、車を走らせていた。

 第二名神に入ると携帯が鳴る。その免疫治療の担当者からだ。
これから彩都に行って相談する事を伝え、名古屋の病院の明日の仮予約も頼んだ。
今、TS-1も休みの週だし、抗がん治療の休みの時が、免疫治療の為の血液採取がベストの時。だから今週に何とか採血から始めたい。

 運転中だし大きな声では言えないけれど、そんな事や考えていた事をずっと話していたので、後ろに座ってDSをしている雄一にも全部聞こえている。
 幸いと言うか、この電話の会話のお蔭で雄一に説明する手間が省けた。
彩都で先生と話をしたが、やっぱり土曜以外の保険外治療は無理な様だ。だから明日、水曜に名古屋に行く事に決めた。

 温熱治療を終えて出て来ると、「食べに行きたい」と言って点滴を外す準備。病院の食堂でもいいが、外食でもいい。
お好み焼きが食べたい、と言うので、帰りに近くのお店に入った。
その時に
「彩都ではどうしても土曜しか出来ないので、明日、名古屋に行く事にしたよ」
「・・・・そんな急に・・・また明日も・・・」と言いながらとてもイヤな顔をする。
でも暫らくすると、
「名古屋の時は彩都は無いんやろ?」
「うん、無いように日程を組む」
 これで納得したようだ。
相手がいやがる聞きたくない説明が、あの高速での電話のお蔭で、これだけで済んだのはラッキーだった。後は旅行の準備の楽しいお話だ。

 今は抗がん治療も休みなので、ご飯も良く食べる。
今日もモダン焼きを僕と変わらない量を食べる。
家に帰っても用事をして帰って来たらラーメンを食べている。このところ夜食も11時前にラーメンなどを食べる。食事一度の量は僕と変わらないが、一日で量を比べたら、間食ははるかに雄一の方が多い。食べても太れないから、無理しない程度に食べてくれたらいい。

2012年11月16日金曜日

白血球値は戻った。

 昨日は三重中央での血液検査。この月曜にノイトロシンを打っているから上がっててはいるだろう、と思っていた。
結果は白血球も好中球も基準値を上回った。ホッと一息。
 けれども安心はとても出来ない。TS-1は昨日で2週間飲む続け、一旦1週間の休みには成る。来週はもう一度、検査をする事にした。抵抗力が下がるのだけは避けたいと願っている。

 それで、以前からの希望だった旅行を12月2日からに計画した。その次はホノルルマラソンが有るし、それ以降は値段もグッと高く成る。
先生にも治療をそれに合わせてもらう様にお願いした。だから来週もそのままならタキソテールの点滴の予定だが、点滴は止めてTS-1だけにする。そして旅行前には止める。もちろん旅行前の木曜には検査をしてダメならノイトロシンを打つ。多分そこまですれば大丈夫だと思う。
 航空機に乗る為の診断書もお願いした。これは航空会社によって違うので、ある程度情報を掴んでいたJALで。だから飛行機はJALを選択しないといけない。

 三重中央から帰ってからはすぐに旅行会社へ。ひなたやお姉ちゃんのパスポートも来週には出来上がる予定。ツアーはJALで、9席だけ空いていて予想通り何とか間に合った。
ヒルトンなんて贅沢は出来ないけどね。ツアーは決めたけど、問題はこれから。病人がいなければもっと安いツアーでもいいし、苦労は要らない。

 機内での点滴、その為の機材、点滴液、ストーマの交換品・・・とにかくクリアする問題が沢山有る。最初はJTBのネットでツアーも決めようかなと考えていたが、それ以外の事はとにかく大変だ。
以前にリサーチして大体の話も良く聞いてくれた城山の三光旅行さんへ。
その担当の人にまたお願いして全部JALとの話も取り次いでもらった。
大体の物は診断書が有ればOKの様だが、基本的に液体は機内へ持ち込めないし、精密機械で有る点滴ポンプは認可されている物でないとダメ。
 
 結局、それらの事も含めて3時間以上かかったが、思いつくところは全部クリア出来た。JALにはもう情報が行っているので、機内の中ではその様に対応してくれるハズだ。問題は帰りの搭乗の時だろうね。診断書も英語で必要だし、僕もそれを見て問われたら説明しないといけない。ちょっと勉強してマニュアルでも用意して行こうと思っている。

 オプションは何がいいやろ?とカタログを見ながら明るく話している。少しでも前向きに成ってくれたら嬉しい。

 

2012年11月14日水曜日

てっさとフグの揚げ物、天ぷら食べたい!

 今日は大阪彩都での温熱治療。
僕は朝早く用事が有ったので12時に予約をしておいた。用事を済ませて10時前に出発。
いつもの様に伊勢道も第二名神も名神、京治バイパスも茨木までは混んでいない。いつもその先、吹田からが、中国も近畿道も名神も混む。

 予定通り11時40分には着いた。
今日は、どこかへ食べに行きたいと言うので、出かける前に点滴を外して来ている。
「何が食べたい?焼肉?」
「う~~~ん。。。天ぷらが食べたい!」
「へえ~~じゃ、探してみるわ。」

 とは言った物の、グルナビで検索しても、天ぷらの美味しそうなお店は出て来ない。
失礼ながら、彩都の病院の看護婦さん2人に、
「この辺に天ぷらの美味しい店って有る?」 的確な答えは返って来なかった。
 
 治療の間に色々調べてみたが、和食でまともそうで、お昼も大丈夫なのは木曽路ぐらい。
雄一に
「この時間に食べれそうなのは木曽路しかないぞ。。」
「え~、」と言いながらしぶしぶ了解する。大体ファミリーレストランみたいなチェーン店のお店は偉そうに、中々入らない。大体が贅沢だ。僕なんかは牛丼でいいけどね。

 その診療の間にも、主治医の先生にアポを取ると、たまたまおられて、また免疫治療について相談に乗ってくれた。彩都での治療の日程や入院の日程を上手く調整すれば、免疫治療の日程(土曜)とも何とか合わせる事も出来るかもしれない。
土曜の野球に影響が出るのは何とか避けたいけれど、出来る限り調整をしてみよう。
 出来るだけ早く始めたいと思っている。

 治療を終えて茨木の木曽路へ。平日のお昼時間も過ぎていたが、席は満席。少し待たされた。
メニューを見るとフグ料理の規制が緩くなったせいか、フグ料理が沢山載っている。
僕は全く興味は無いけれど、以前から「てっさやフグ料理を食べてみたい」と言っていた。
だから今日はそのてっさ。そしてフグの揚げ物。そして食べたかった天ぷらの盛り合わせ。
それにご飯とみそ汁。
 僕は和定食。それでも結構ボリュームが有るね。

 ここは和服を着た上品で綺麗な仲居さんが、全部対応してくれる。物腰が柔らかく袖のすそを気にしながら配膳する、そのしぐさを見ていて、久方忘れていた物を思い出した様な・・・「あ~日本人で良かった!」と実感した。やっぱり着物はいい。いい物はいい。いい物は高い。でもこれなら納得!

すぐに無くなった てっさ
雄一にとっては初めてのてっさ。食べてみて「イカに似てるなあ。。」これだったら、美味しいイカでもいいわ、と言う。フグの揚げ物は骨が多くてちょっと苦労。
最後の天ぷらは「あ~、これは美味いわ!」
 結局、重病人が全部完食した。
その食後の感想は。。
「ちょっと木曽路をなめとったわ。これならまた来てもいいなあ。」と。

 それだけ食べると、ストーマの袋は満杯。すぐにトイレへ行く。それでも今日は2回で済んだ。
木曽路を出ると、時間はもう2時を回っている。今日は4時から練習が有る。急いで帰らないと間に合わない。
 先週は伊勢道で、ちょっと危ないなあ。。。と予感したクラウンを追い越した。運転手を見ると、あれは多分お巡りさんと直感した。
 すぐにサイドを少しずつ引いてスピードを落として左にゆっくり入る。
暫らくすると、後ろから追い越してくる車。すこし間をおいてそのクラウンは後ろに入り、パトライトを着ける。 やっぱりね!予感通りや。

 いつも前も後ろも注意しながら今日も飛ばして帰って、やっと練習には間に合った。
食べたかった物も食べて満足そうに、後ろで眠る表情は少し柔らかく少し嬉しかった。


2012年11月12日月曜日

白血球、上がらず。。

 今日は三重中央での診療。とは言っても血液監査をして問題なければ何も無し。
けれど、やっぱり白血球はそれ程上がってはいなかった。
先週木曜にノイトロシンを打ったけれど、まだまだ下限にも届かない。ずっとTS-1も飲んでいるし、仕方が無いんだろうけどね。

 抗がん治療を続ける為に痛い注射を打つ。白血球が下がったら治療は出来ない。
これをくり返すのは体の為にも良くないだろうし、一番心配なのは抵抗力や免疫力が大きく下がってしまう事だ。今日もその注射を打った。普通なら上がってくるハズだ。
今週は診療の予定は無かったが、今度の木曜にもう一度検査をする。そこでも上がっていなければ、また注射をする事に成る。

 この8月まで行っていた丸山ワクチンはそれ自体に免疫力を上げる作用が有るようだ。丸山ワクチンは認可されていないが、同じメーカー(ゼリア薬品)の「アンサー皮下注」という薬は白血球減少の抑制剤として認可されていて、その成分は丸山ワクチンと同じで成分を濃くしたものだ。片方は認可されていて、同じ成分のワクチンは認可されない。
 おかしな事だ。これも色々調べると東大やその他のとても偉い先生方の策略が有るような感じを受ける。

 去年の治療からずっとデーターを調べると、丸山ワクチンを終えた8月以降から白血球は下がり続けている。6月以降のFOLFOX治療で副作用が強くなった、と言うのも有る。でも結果からみると丸山ワクチンの効果は少なくとも免疫力を維持するという意味では、充分に効果が有ったと思う。
やらなかったら、もっと早い時期に今の事象が出ていたのでは無いだろうか。

 でもね、とても痛い皮下注射を2日おきにするのはとても苦痛だ。それは良く解る。イヤイヤ病院へ引張って行くのも本人の為には成らない。
もっと楽に免疫を上げれる物が無いか。。。色々調べるが、情報は把握しきれない程有るが、どれが信用できる?
 一つ試しに、僕としては一番納得出来そうな、信用出来そうな飲み薬を買ってみたが、臨床工学士の立場の雄一は丸山ワクチンも含めて病院で処方される薬以外は信用していない。ほとんど飲みたがらない。

 今の状況を一番解っていないのは本人の様に思う。
今日はパスポートいをもらって来たけど、このままでは旅行なんて行けない。無理を頼んでも白血球が上らなかったら先生もOKとは言わないだろう。
また脊髄にムチを打つ、注射しか方法は無いのだろうか。

2012年11月8日木曜日

白血球、免疫が心配

 今日は三重中央での診療。
TS-1+タキソテールを初めてから1週間が過ぎた。今日はその後の白血球の変化を確認するのが一番の目的。

 結果は。。。予想はしていたが、今までで一番少ない。。。
免疫機能への副作用が、かなり強く出ている様だ。この数値では当然、旅行も行けない。外出も控えて、生物などは食べない様に。。。そんな注意をされる。
前回と同じようにノイトロジンを皮下注射する。10月にも同じ様に注射したが、翌週にも上がらず、再度注射した。
 そして今回も念の為に来週月曜にも再検査をして、ダメならば再度注射をする事に成った。本当にこんな事をくり返していていいのだろうか?
本人はハワイの予約が取れなかったらグアムでも良いけど・・・なんてのんきに構えているが、そんな数値では外出も出来ないんだけどね。。。

 昨日は大阪彩都での温熱治療。先週のここの主治医の先生との話で、この病院の別院では免疫療法を行っていると言う話を聞いた。
それで、昨日はアポは取っていなかったが、温熱をしている間に話を聞きたい、とお願いしたら時間を取ってくれて、パンフレットや簡単な説明を受けた。
概要は患者の血液から白血球などを取りだし、2週間程かけて、ガンを攻撃する免疫細胞を培養し、再び患者の体内に戻す、と言うもの。その種類も沢山有る。どれがいいのかもまだ良く解らない。
 当然、保険外の治療なので、全て実費。ビックリするような金額だ。

 ガン患者の免疫は大体抗がん剤などで弱っているので、適合する身内の血液から白血球などを取りだしそれを培養して患者に治療する事も有るそうだ。僕の血液なら健康その物だから大丈夫だとは思うが。

 TS-1もガマンしながら飲んでくれている。でも本人の免疫を何とかしないと抗がん治療も続けられない。

2012年11月6日火曜日

お爺ちゃん

 今日はお爺ちゃんのお見舞いに吉野へ。
前回に行ったのはあじさいが沢山咲くころ。その特別養護老人ホームへ行く近くの道路の両側には沢山のきれいなあじさいの花が咲いていた。

 津から下を走ると今日は2時間20分程かかった。
お爺ちゃんは良く寝ている。表情は元気だ。
眠っているし、起こしても解らないし、しばらく部屋の廻りを歩いていたらお昼近くに成って看護師さん達が昼食の用意をしながら入って来た。

 胃から直接栄養を入れる胃ろうの状態で、その食事と言うのか、栄養補給と言うのか、どんな事をするのか、暫らく見ていた。
愛想のいい看護師さんで、色々声をかけながらチューブにつないで栄養剤を入れて行く。レトルト食品の様なチューブに入ったゼリー状の物だ。
約15分近く、ゆっくりと入れて行く。それが終わると湯ざましだろう、お茶碗8分目ぐらいを大きな注射器に何度も入れ替えて入れて行く。
 
 気管支に入ったら大変な事になるからと口からは何も入れない、と言う。仕方ないんだろうね、これは。元気でいて、と願うしかない。

 このホームは色んな症状の人が居るようで、エレベーターも降りる時は暗証番号を押さないと動かない。下りる階段も見当たらない。非常階段はどこかに有るんだろうけど。
だから面会に来た人でも、エレベーターで降りるには職員の人にお願いしないと降りれないようだ。
 1Fの外に出る扉も受付に言わないと、中からは開かない。
この様なホームはこれが普通なんだろう。

 帰りは名阪を針から乗って伊賀から長野峠経由で帰ったが、結構飛ばして2時間だった。
今度は五条へ行った帰りに寄ってみようか。

2012年11月5日月曜日

やっぱりきついTS-1

 昨日は野球の遠征と宿泊、天候、気温も低くいつも以上に体は疲れたけど、帰って来たらモモは離れない。この可愛さは疲れも飛ばしてくれる。

 TS-1を今回は顆粒で飲んでいるので、飲むときはそれ程辛くもないようだが、やはりその副作用はかなり強そうだ。食事の量も摂取する水分の量も大きく減っている。
味覚もおかしく成っているようで、好きな物でも食べる気がしない様だ。

 遠征に行く前も、昨夜も「TS-1は辛かったら、飲まんでもいいよ。自分で調整しながら飲めれば、飲んだらいいやろ」と言った。
それでも、暫らく時間をおいてから、きちんと飲み続けている。ガンの細胞に効いてくれたとしても正常な新しい細胞も殺してしまう。体にとっては良い訳がない。
 出来る事なら、こんな薬は飲ませたくない。

 けれども今は、日本で、保険で出来る治療のガイドラインだ。

 先週にパスポートの申請用紙をもらって来て、謄本を取って、今日は写真を用意して申請しに行った。
 3年程前に本籍を移したが、雄一のパスポートには旧のままなので、その変更申請もわざわざ旅券センターまで、行って書類をもらい、記入する箇所を鉛筆で書いてもらって説明してもらい、本人に記入する所を書かせて再び申請に行った。

 ところが、説明不足か、僕も確認もれも有るけれど、説明を受けた所以外の所で本人の署名が必要です、と言う。
「午前中にわざわざ説明まで聞きに来て、指摘の通りに書いて来たのに。。。。代筆ではダメなのか?」 けれどもここはお役所と一緒。自分達の説明ミスなど関係なく、融通も効かない。
ほとんど、頭は切れていたけれど、マニュアル通りにしないといけない相手の立場も解る。
 仕方なく、また家まで戻って、出直して来た。

 腹立たしい申請だったけど、ここは文句を言っても仕方無いね。大人に成ろう。
来来週にはパスポートも揃う。ツアーも検討している。JALのサポートディスクに相談して点滴や輸液、機材の持ち込みなどを確認した。先生の渡航用の診断書は要るが、点滴したままでも搭乗できそうだ。離発着の時は止めないとダメらしいが。
 後は日程と行先。来年でもいい、とは言っているが、色々と相談しているところだ。
少しでも楽しみを持って明るくいて欲しいね!

2012年11月1日木曜日

今日からタキソテールとTS-1

 今日は三重中央での診療。白血球は先週にノイトロジンを注射しているし、今日の検査結果では正常値に戻っていた。
それで、今日は予定通りタキソテールの点滴治療。それとTS-1を服用する。
 タキソテールは3週に1度。TS-1は今回から顆粒の消化しやすいタイプに変更して2週間続けて1週の休み。

 先週の日曜の夜に、先生が当直だったので、無理を言って色々相談してきた。まだ若いこの先生は色々と融通を利かしてくれる。
前回の胃カメラの評価やこれからの進め方など、お互いに本音の立場で話をした。明るい話は無いけれど、少しでも日々の生活が良くなるように。。。今はこれが共通の目的だ。

 ・・今朝の病院での待ち時間での雄一との会話

「いつ死ぬか解らんから、元気な内にグアムとは言わず、ハワイにでも行こうか!」
「うん、ええけども片道8時間はかかるから点滴をどうするかやな。。。」

「どうせならビジネスクラスで、ヒルトンへ行こうか!」
「アホ!庶民はエコノミークラスでええわ!」

 今までは禁句だった事も、雄一から自然と出てくる。
一応、医療のその道のプロだし、僕よりもはるかに詳しいし、色々調べてもいるようだ。

 ・・診療での先生との会話

「ハンプってどうなの?」
 先生はちょっと間をおいて理解した様だ。
先日、ニュースで心不全の治療に使われるその薬が、ガンの転移を抑える効果が有ると、某大学の研究チームが発表していた。
 
 何故か、昔から心臓にだけはガンが無い。末期の患者でも心臓には転移しない。これは確か。
どこかの研究者か解説者が、ガン細胞が心臓に転移してしまったら人はすぐに死んでしまう。ガンは細胞を増やすのが目的なので、人が早く死んでしまったら増やす事が出来ない。だから転移しない。。。なんて訳の解らない事を言っていた。でも自然の道理とすれば、それは正解かもしれない。

 そのハンプと言う薬は心不全には処方出来るが、当然ガンについては、まだ臨床もされていないし保険適用も無い。
先生もそんな臨床には相当な時間がかかるし。。。と色々と話をしてくれる。
 
 そんな転移の話も自分から相談していた。
今日、体重を測ると、ジーンズや服を着て45.8キロ。心配していたほど、先月よりは減ってはいない。
 辛い治療は続くが、気持ちが明るくなった事が今日は嬉しかった。

 僕はまだ海外旅行にも行った事が無い。そろそろパスポートの準備をしよう。