2012年10月31日水曜日

先進医療は何がいいのか?

 今日は彩都での温熱治療。
朝、9時過ぎに家を出て予定通り11時、15分前には着いた。いつもながら距離は130キロ以上あるが、東名阪から新名神、そして茨木までの名神は工事以外では混む事がなく1時間40分少々で到着出来る。ここは遠いようで近い。茨木から先はいつも混んでいるようだけどね。

 温熱の機械のベットに乗る時に、以前より少しやせた様な感じを受けた。ちょっと寒くなって来たし顔色も白い。血圧も今日は低かった。
温熱の途中で少し暑くなったのか、扇風機を回して、とリクエスト。僕としてはどんどん体温を上げて汗をかいて欲しいけどね。

 温熱が終わって、地下の食堂でランチを食べた。今日は日替わり定食を全部食べる。
この病院では別院で、保険外の治療ではあるけれど免疫療法の治療も行っていると、院長先生にお話しを聞いた。
 その話を雄一にすると、ここで出来るなら・・・と前向きな返事。
三重では中々その様な治療をする信頼出来るような所はないので、するなら大阪か名古屋か・・・と考えていた。
 まだ、どんな治療が出来るかも解らない。免疫療法にも沢山方法が有るけれど、それだけで大きな効果が有る訳でもない。大学病院などで先進医療として行っている所も有るが、保険適用になるにはもっともっと時間が掛るだろう。

 食事を終える頃に、気になっていたストーマから便が漏れて来てしまった。
でも、この病院はすぐにベッドの手配をしてくれる。有りがたい。

 良く相談して、本人の負担にならない様に出来るなら免疫治療も考えてみようと思っている。
 

2012年10月30日火曜日

26歳の誕生日

 今日は雄一の誕生日。まだ26回目だ。まだまだこれからなんだ。

 昨日はちょっと白血球が気がかりだったけど、午前中にジャズドリーム長島へ出かけた。お約束の高いジーンズを買いに。やせてしまっているから中々合いそうなサイズが無い。それでも細いサイズが入った、との情報も雄一はつかんでいる。

 点滴とストーマの袋を外して2時間近く、いつもの様に沢山のショップを見て回る。僕らには余り縁のないブランドばかりだ。
さすがに昨日は疲れた様だ。お目当てのジーンズを買って、お昼を食べにレストランに入ったが、半分ぐらいしか食べない。疲れて食欲が余りない様子。。。
 帰りの車の中は少しマンガを読んでいたが、すぐに眠っている。
ルームミラーに映る、ちょっと疲れた様子で眠る表情を見ていると、何とも。。。とてもやり切れない気持ちになってしまう。ずっと元気でいて欲しい。

 家に帰って暫らく休憩すると夕方には食欲も、もう戻っていた。
そして今日は26歳の誕生日だ。
ケーキも頼んで有る。
「ステーキが食べたい!」と2階から大きな声が聞こえる。
 母親は朝日屋へお肉を買いに。
ん・・千円のステーキ!
「ん・・・千円もしたわ。。。」と言いながら、買って来たステーキを広げる。確かにこれは美味そうだ。

 夕食時にはお姉ちゃんやひなたが、プレゼントを持って来てくれた。
皆で久し振りの楽しい夕食。雄一も「柔らかくて美味しい!」とステーキを食べる。崎陽軒のシュウマイも美味い。

 ひなたはママのお下がりのIphoneをもらって遊んでいるが、ウチのwiFiに合わせるとメールも電話も出来る。おもちゃではない、ちゃんとした携帯だ。雄一の使っていた専用ケースをもらって喜んでいた。

去年の誕生日は病室の中だった。病室の中でケーキを食べたけれど、病気の行く先も解らない状況での誕生日だった。

今も先は解らない。けれども今年は家で皆でケーキを食べれる。
周りのすべての人達に感謝を忘れない様にしよう。
また、来年も家で、皆で誕生日を祝える様に!

2012年10月27日土曜日

無心で信じる事

 今朝もいい天気だ。モモを連れて散歩も、肌寒くなって来たけど、とても気持ちがいい。
昨日はジャズドリームへ当初は行く予定だったが、白血球が上らなかったから暫らくは無理はしない。
それで、月に一度の五条へ出かけた。

 何度かモモを連れて行っていたが、今日は車はシビックで。セダンの後ろに乗せるのは、ちょっと。。。と思い昨日は連れて行かなかった。
でも、やっぱりいないと退屈だ。
 何故、シビックかと言うと、一応ハイブリッドなので、その燃費が距離を走る時は特に助かる。
大阪彩都へ行くのも最近はシビックで。
20㌔/1リットルぐらいは無理をしなければ伸びるので、満タンなら彩都へも2往復して、まだ片道は充分に走れる。でもアウトランダーでは1往復半とちょっと。この差は大きい。

 いつもの様に五条の、僕にとっては心の聖地でお参りをして祈願をお願いして来た。もう一年、こんな事を続けているが、お金はかかってもこれで、雄一も皆が一緒に暮らせれば安い物だ。
お百度を踏めば、気持ちも無心に成れる。
 不思議な物で、お百度を始める最初は気持ちの中に色んな雑念が有るんだろうね。すぐには集中出来ず、余計な事も頭に浮かぶ。
 でも、しばらく続けるとお腹の中で意識出来る様になる。
お正月には雄一達もここには何度か連れて来て、形だけのお参りはしていた。もう少し元気に成ったら、一緒にお礼に来たいと思う。

 信じる事。思い続ける事。これは何にでも大事な事だね。

2012年10月25日木曜日

白血球、上がらず。。。

 今日は三重中央での診療。血液検査をしてから、問題なければ、抗がん剤、タキソテールの点滴の予定だった。
先週木曜の検査では、白血球は低いものの抗がん剤投与の基準はクリアしていたし、念の為にノイトロシンを注射していたから今週は大丈夫だろう、と思っていた。

 ところが、検査の結果は予想以上に低く、抗がん剤投与の基準も下回っている。だからこれでは抗がん剤は点滴出来ない。先生もOKは出さない。
仕方なく、今日はもう一度ノイトロシンの注射。これだけで終わった。仕方が無い。
大阪彩都で打ってくれたグランは同じような、白血球増加を促進する薬だけど、こちらは劇的に効いて上限値もオーバーしていたぐらいだったけど、薬の種類によって効果も違うのかもしれない。。。

 心配なのは、こんな事を繰り返し続けていいのか?
10月初めに打ったグランであれだけ増えていた白血球が、これだけ下がってしまった。
これから寒く成るし、雄一の部屋ではエアコンの暖房も朝方は最近から入れている。風邪やインフルエンザも要注意だ。

 昨日は3週間振りに大阪彩都での温熱治療。胃の出血が治まってからも暫らく無理はしない方がいいと、大阪へは行かずキャンセルしていた。
本人は元気で、もう何でも食べる。お腹が空いたら夜でもカップ麺を食べる。
それでも、以前の様な食べっぷりではない。少し注意しながら一度に沢山食べない様に、出来るだけ良くかんで食べる様には気を付けている様だ。
 でも夜のカップ麺だけは出来るだけ止めておこう。寝る前のカップ麺は胃には一番良くない。

 今週のジャズドリームのバーゲンにも行きたい、とは言っていたが、この状態では人ごみの中へ連れて行く訳には行かない。
本人は文句を言ってるけれど、これは仕方が無い。しばらくガマンして欲しい。

2012年10月19日金曜日

来週はタキソテール

 昨日は三重中央での診療。
血液検査の結果は白血球は前回と横ばい。好中球は下がっている。
けれども抗がん剤投与の基準よりはクリアしている。

 抗がん剤投与は来週の予定なので、これからまだ一週間ある。余り白血球が増える事は期待できないので、念の為にノイトロジンを注射。好中球を増加促進する薬だけど、大阪の彩都で同じように処置してもらったのはグラン。名前は違うけど作用は同じ物だ、と思うがグランは白血球を増加させる、と有る。少し違うのかなあ。

 とにかく、白血球はこれで来週は大丈夫だろう。
便の色も良くなっている。けれど食事はまだ慎重に。。。柔らかい物中心だ。雄一もあまり無理には食べない様にしている。

 先週の検査では腫瘍マーカーが上ったので、FOL FOXは今回で一旦終了。次はタキソテールを週一回のペースで来週から行う予定だ。
タキソールは昨年12月からしばらく続けていたが、タキソテールは初めて。

 同じイチイの樹皮成分から作られたタキサン系の抗がん剤だが、ガンへの作用が違うらしい。価格もタキソテールの方が安いみたいだ。TS-1との併用で進める予定だが来週は様子を見ながら進める予定だ。

2012年10月15日月曜日

感謝の気持ちを!

 今日は三重中央での血液検査。
抗がん剤投与での副作用の白血球の減少を確認する。
10時前に病院に入ったが、月曜という事も有るが、とにかく人が多い。
これだけの人が居たら、どれだけ待たなければいけない。。。と考えてしまうが、今日は主治医の先生は外来の担当では無く、フリーで予約を入れてくれている。だから検査が出れば別枠で見てくれる予定だ。

 待つこと1時間近く。看護婦さんが呼んでくれた。
検査の結果は今のところ大丈夫。白血球の数値は基準値より低いが好中球は60%以上有る。
念の為に今週木曜の再検査も入れてくれた。
白血球の減少は抗がん剤投与から7~10日間ぐらいは続くようだから再検査は妥当だと思う。

 病院には来たくない雄一は、「また検査。。。」と文句を言うが、ここまで自宅で療養しながら過ごせているのは誰のお陰なんだろうね。。。
忙しい中でも色々対応してくれる先生も、お見舞いに来てくれた人達も、もちろん家族も、いろんなお世話に成っている人達に感謝することを忘れてはいけない。

 ストーマに出る便の色はもう黄色く、元の良い頃の色に戻っている。これなら安心。
でもまだ、無理は出来ないから刺激物や固い物は食べない。
雄一も用心しながら、薬もちゃんと飲んでいるし、食べれる様になっても以前の様に余り沢山は食べない様に気を付けている。

 今夜はカレーを食べたい、と言うので、最近に買った圧力なべで母親は食材を煮て柔らかくし辛さも少し抑えたカレーを作り、お皿一杯完食。普通ならお代りするけども今日は無理をせず、デザートも2時間ぐらい後で食べた。これぐらい用心してくれたら少し安心だ。
 本当に出血するまでは、どっちが病人か解らないぐらい僕よりも沢山食べていたんだから。

 来週はまたジャズドリームの買い物に行きたい、と言う。元気で白血球も問題無ければ行こう。

2012年10月13日土曜日

少し回復!

 今日の夕方6時すぎに抗がん剤の点滴は終わり、生理食塩水に切り替えた。
木曜の夜は3時、金曜は4時。。。今朝は5時に代えて試合も有るし今日も眠い。

 便の色は食欲が無くて食べない、飲まないと胃液だけが出て濃い緑色に成るが、少しは出血も混じっている様だ。木曜からそれが続き、中々収まらない。そのバックに溜まるドス黒い便を捨てるのはとても辛い、悲しい気持ちになる。こんな事がいつまで続くのか?
いつまで苦しませるのか。。。
 けれども抗がん剤のお蔭で、食欲は無いしそんなに食べてもいない。溜まる量もそんない多くは無い。

 出血の有る時は絶食が一番。
幸か不幸か抗がん剤のお蔭で、その食欲も出なかったのが幸いしたようだ。
 明日は大丈夫だろうか?今夜は大丈夫だろうか?
ずっと心配していたが、今朝から少し良くなり、今日帰って来ると、少し茶色くなって来ている。これなら出血の症状はないと思う。食事も少し食べれる様になり顔色も少し良くなった。やっと今晩、ちょっと一安心。今夜は点滴の交換時間も気にせず眠れる。

 明日も元気に過ごせる様に、もう寝よう。少しだけど回復に感謝!

2012年10月11日木曜日

安心立命 有為転変

 今日は三重中央での診療。
いつもの水曜の大阪、彩都での温熱治療は今週は、出血が有るしキャンセルした。
火曜の三重中央での診察以降もストーマに出てくる便の色は良く成ったり、悪く成ったり。。。をくりかえす。そんなに悪くは無いようだが。

 血液検査も火曜に済ましているので、今日はそれ程待ち時間も無く診察に呼ばれた。
腫瘍マーカーも上がっているので、先生も治療方には迷っている様だが、今日のところは前回同様にFOL FOX療法。
 もう化学療法も1年が過ぎ、良くここまで頑張ってくれたけど、これからどうするのが良いのか?
白血球の減少など副作用も出て来ている。化学療法を続ける限り、ずっと副作用との戦いになる。
先生はまた元の治療から選びながら繰り返す。。。その方法も有る。とは言われていたが、これも本人にとってはとても辛い事だろう。

 出血などの不安も有って、この所あまり体も休めていない様だし、今日の治療の後もかなり辛そうだった。出血も治まってはいない。止血剤など、また沢山薬が増えた。。。
僕自身なら耐えれるだろうか?こんなに辛かったら、もういらん!と言うかも知れない。
 良く調べて良く勉強して相談したい。

 野球の大会の要綱など、もう急を要する事もやらなければならないので、待合室でパソコンを開けたが、迷いごと、不安などが有ると本当に集中出来ないね。。。
書籍やパンフレットの棚を見ると、新しいがん患者さんの自叙伝みたいな本が置いてある。

 60歳を超えて肺がん、手術から復帰したものの、今度は前立腺がん、その後は直腸がんなど、転移では無いがんを次々に経験しながら、70歳を超えたいまも治療を続けながら元気に過ごしている経験を綴った内容だ。
 その表紙には


「安心立命」 そして 「有為転変」 と有る。

 その意味は
「安心立命」
天命に身を任せて、心を安らかに保ち、つまらぬ事に動じない事。
がんの転移や再発を心配する事は、つまらぬ事では無いかも知れないが、
いつ出現するか解らない事に恐々とする事はやっぱりつまらぬ事だ。

「有為転変」
万事が常に変化してやまない事。
がんと知ったら、これからどうなるのか、と悩み、
手術や治療がうまく行くだろうか、と不安をつのらせ、それが終わっても転移や
再発を怖れる。
結局、誰も知る事の無い先の事に心が引っ張れれているだけ。
今、悩んだってしようが無い。
何かあったら、その時に悩めばいい。

 まさに同感!!
2,3時間、ちょこちょこっと、飛ばしながらその本を読んでいた。
難しい事は勉強はしていないが、僕もずっとこのような心構えを大事にして来た。
でも、このところはちょっと忘れていたかもしれない。
いつも前向きに明るく信じて生きよう! でも心配だ。。。

2012年10月9日火曜日

急遽、胃カメラ

 今日は急遽、胃カメラ。

 先週金曜の夜の出血から、状態は良くなっていて便の色も問題は無かった。
ところが、日曜の夜、夕食を食べてからしばらく自分の部屋にいたが、お腹が空いたのか下に降りて来て物色する。そこでシュークリームをパクリと食べる。
 まだ安心出来ないし、ご飯はおかゆ。おかずも柔らかい流動食に近い物だ。シュークリームなら大丈夫だろう、と思っていた。

 ところが、すぐに便の色が黒ずんでくる。。。先週よりもひどくは無いようだが、出血は多分しているだろう。すぐに薬を飲むが、そんな簡単には変わらない。
 翌、月曜に成ってもそれ程変わらない。このまま放ってもおけない。
主治医の先生に電話をつないでもらうと、
「木曜まで持つようなら、その時に検査などしましょう。心配なら明日にでも予約を入れる様にするので、何か有れば連絡下さい」

 雄一は、「今度出血したら入院」と言われているし、とにかく病院や検査を嫌がる。とても心配だけど、もう一晩様子を見て、火曜の朝も変わらなかったら、先生に電話して検査を頼もう、と思っていた。先生は月曜の夜は当直だし、いつでも電話して下さい、と言われていたが、夜や朝の8時半に電話しても交換は「先生には取次ぎ出来ませんので。。」と断られ、訳の分からない看護師さんが、散々待たされた後に「どうされました?」と聞いて来る。
 火曜の朝も変わらず、このままもう放っては置けない。何とか検査に連れて行きたい。

 雄一は「絶対イヤだ。それならもう食べない!」と朝ご飯も食べずにふてくされて自分の部屋で寝ている。病院に電話しても話が出来ないので、病院へ直接出かけた。
先生は患者の対応で手が離せず、来られなかったが、検査の予約をすぐに入れてくれた。
 それにしても昨日の5時前から当直で、もう9時半を回っているのにいつまで仕事をするんだろうね。

 今日は検査だけだから、とだましだまし雄一をなだめて病院へ。今朝、ふてくされて食事をしなかったのが、逆に功を相して胃カメラの検査が、すぐに行えた。
さんざん文句を言っていた割には、元気そうな表情で車いすに乗せられて病室を出て来る。まだ麻酔が効いている。

 1時間ぐらい休んで、また待たされて今日は主治医の先生とは違うが診察にやっと呼ばれる。
以前から丁寧だと、評判の先生だが、今日もカメラの結果を丁寧に順を追って説明してくれる。
見た所、大きな出血箇所は無い。赤く染まっているところは有る。十二指腸の近くには潰瘍もあるが、大きな出血の跡は無かった。確かに食べなかったらこすれないから出血はそんなに無いのだろう。

 それよりも去年にカメラを撮った時は十二指腸の付近は細くなっていて、一時は食事が取れるようにステントの抽入も先生と相談していた。今はカメラが入って行くぐらいだからその必要も無い。
最近、良く食べれているのは、その影響で食の通りが良くなったからだろう。
 先生は気を使って悪い所は見せなかったかもしれないが、僕が見る限りそんなに荒れた感じはしない。
 気に成ったのは、血液検査での腫瘍マーカーの値が、今度は上がった事。これはまた心配事だ。今回の出血もこの値も次からの治療に影響するかもしれない。

 今日の先生も入院は進めるが、意思は固く、今日は約束どおり検査だけで帰って来た。
家に帰っても良く食べる。入院したらこうは行かない。心配だけど次の木曜の主治医の先生との診療で、良く相談しよう。出来るだけやりたい様にやらしてやりたい。

2012年10月6日土曜日

出血。。。夜半の緊急外来

 昨夜はちょっと大変だった。。。
彩都から帰っても良く食べている。そして昨日の夕食。一緒にカツドンを食べ始めた。僕はご飯にかけてカツドンにしてしまうとしつこく成るので、いつもお皿にカツを盛ってもらっておかずで食べる。

 雄一はモグモグ。。。食べ始めるとすぐに小腸のストーマからは便が出て来る。いつもは便の黄色い色だが、しばらくするとなんだか黒ずんでくる。
「あれ。。。何で。。。」 僕も雄一もイヤな感じがした。
 段々それが、ハヤシライスの様な赤黒い色に成り、これは出血だとすぐに理解した。

 それでもカツドンもお味噌汁もデザートも全部食べて、ベットで休ませたが、出て来る便は変わらない。仕方無くすぐに三重中央へ連絡を入れて緊急で見てもらう様にお願いした。
雄一はとてもイヤがっている。出血は間違いないだろうし、場合によってはまた入院と成るだろう。それをとてもイヤがる。でもこれは放ってはおけない。

 雄一も諦めて緊急で入ると、主治医の先生がまだおられてすぐに診てくれた。
本当に、病院の先生は休めているのだろうか?本当に良く働いている。
先生も
「これは出血。本来ならすぐに入院だけど。。。イヤだろうなあ。。。」
「じゃ、今夜これから止血の点滴をして帰ってもらう。止血や胃膜を保護する薬も出す。そんなに長引かないとは思うが、もし明日も止まらなかったらすぐに入院。いいね?」
来週には早い内に胃カメラも撮ろうとも言う。これもとてもイヤがるけれど、この状態なら早く確かめた方がいい。

 これには雄一も従うしかないだろう。それでも絶対入院はしたく無い、と強がりながら点滴を受けていた。薬も効いてきたのだろうか?夕食の後はもちろん食べていないし、水分も余り取っていないが、便の色の赤味が少し薄くなってくる。でも安心は出来ない。
入院なら三分がゆがせいぜいだろう。自宅でも良くておかゆ、ぞうすい。流動食に、と指示もされた .

  夜半に家に帰る頃には便の色も大分良くなっている。
今朝には大体いつもの様な色に戻っていた。
 
 けれど夕方、家に帰ると便の色はまだ少し?あまり良く無い様だ。
母親に聞くとお昼まで、良かったので、薬を飲むのはイヤだし、先生も完全に止まったら飲まなくてもいい、と言われてたので、朝からもう飲んでいない。
 ところが、お昼を食べるとまた色が変わって来たので、お昼からすぐに薬を飲みだしたようだ。それからは良くなっている様だが、その便の色が夕方まで残っている。

 夕食でも便の色は問題無かった。もちろん薬も飲んでいる。おかゆやスープや食べ応えの無い物ばかりで、早くちゃんと食べたい!と文句を言うけれど今はダメだ。母親も悩みながらメニューを考えている。これも大変。
 食べさせてあげたいけど、今はガマンして欲しい。

2012年10月4日木曜日

白血球の回復! たこ焼き食べたい!

 昨日の温熱治療も1500WのMAXまで、上がった。雄一も汗をかいていた。
透析技師でも有る雄一はこの温熱治療器、サーモトロンにこの頃興味を示し、色々担当の人に聞いている。ここでも機器を操作する人は医師では無く、放射線技師や特定の説明を受けた人が交代しながら行っている。医師でなくても誰でも出来る。

 温熱が終わってから、白血球を上げるグランの注射。これで月曜から3回目。木曜の朝には血液検査をして、結果を確認してから帰る予定だ。
 そしてその結果は
白血球は上限値98を上回り、好中球も上限値72%を超えた。月曜の血液検査の結果ではかなり下がっていたので、正直、これほど良く効くとは思っていなかった。三重中央の先生にも連絡したが、これなら次回の化学療法も続ける事が出来る。
 雄一もそのデーターを見て納得していた。
「これなら、ボーン・レガシーも見に行けるな!」 うん、確かに行ってもいい。

 食事も良く食べる。
温熱の終わった後に運ばれて来た病院の昼食を見て「・・・食べに行こう」と誘う。それは母親が食べて、2人で地下の食堂へ。
 その日の定食はトンカツのあんかけと山菜ご飯。ここのご飯は自分で入れるので、雄一のは少し多めに入れた。そして同じ物を食べたが、雄一は完食。僕は少し残した。僕の胃袋ではカツは最後にしつこくなる。普段は食べない野菜もトマトも食べる。

 その後の夕食は病院食を味が無い。。。と言いながら完食。野菜も。しばらくしてコンビニのから揚げ棒のリクエスト。これも2つ食べた。一気には食べれないが、食べている量で比べたら僕よりも多いだろう。自分なりに嫌いな野菜も食べようとしてくれている。
 
 病院からの帰り、車の中で「たこ焼き食べたい」と言うので、土山のサービスエリヤへ。
でもここにはたこ焼きでは無く、近江牛の牛たこしか無かった。
「やっぱりたこ焼きはタコやな」と言いながら、嫌いなネギたこも食べる。
 
 時間を見てボーンレガシーでも見に行こう!

2012年10月1日月曜日

退屈すぎる病院

 今日は大阪彩都での入院治療。昨日は台風が過ぎてから本やDVDを借りに行った。昨日の台風は夕方から特に雨が強く、団地内の橋の下の道路はくぼんでいるのでかん水してしまって通れなく成っていた様だ。黒ネコのドライバーから「近くなんですけど、かん水していて通れないので・・・」と電話がかかる。でも9時頃には完全にひいていたね。

 病院はとにかく退屈。僕はネットブック持ち込み。
雄一本人はと言うと・・・。
ゲームのDS、Ipad、もちろんIphone5も。そしてDVDモニターテレビ。借りて来たDVDを今は見ている。温熱の治療中に読むレンタルブック。それでも退屈になる。

 今日は白血球や好中球の値が心配なので、病院にお願いして血液検査。先週木曜からこの日曜の朝まで、抗がん剤の点滴は続けていたし、やはり値はかなり下がっていた。
それで、温熱治療の前にグランと言う皮下注射。これを明日もその次も行う。白血球や好中球の働きを促す薬だ。
 現在の化学療法を続けるにはこの副作用とのバランスがとても大事になる。白血球が上がらなかったら治療は続けられない。

 この所、雄一は良くしゃべる。医療や治療の事も透析の技師なんだからはるかに詳しい。今までは余り治療の事も話はしなかったが、今回の治療も自分で検査データーを見て説明していた。だから治療については納得している。前回のTS-1の治療よりも合っている様だし、行動も言動も積極的になった。
 先週、土曜は勤務先の病院の上司が家までお見舞いに来てくれた。雄一は今度はこちらからから、ご挨拶に行きます、とも言っている。
 白血球がこの状態なのに、鈴鹿のF1に行きたい、とか、映画のボーンシリーズを見に行こう、とか海外旅行もだけど色々言ってくる。

 でも今はダメだよ。生ものも食べない様に、と言われてるのに人ごみの中に連れていく訳には行かない。映画に行くなら来週の検査を見て良かったら行こう。
日曜に抗がん剤は終わった所だが、今夜の病院の夕食は完食。お昼は半分ぐらいで止めて、地下の食堂へ行き、うどんと山菜ごはんをそれぞれ半分ぐらい。良く食べている。
 とても元気だけど、白血球は早く戻って欲しい。