2012年1月21日土曜日

ひなたのおみやげ。

今日の夕食は大好きなカレー。カツも乗っているし、僕と変わらない量を食べた。
その後はしばらく休んでシャワーの準備。

まずお風呂のフタを半分ぐらい空けて追い炊きをする。湯船には浸かれないので、湯気を沢山出して浴室自体を暖めておく。洗面所には電気ストーブを持ち込んで暖める。
赤ん坊の時よりも至れり尽くせりだ。
雄一は余り乗り気ではないが、先週の火曜に入ったきりだ。
病院で点滴のラインをリザーバーの先で外して止めるアダプターラインも貰って来ている。全部、保険の点数に入れてもらった。

リザーバーの途中のロックを止めて、ラインを外し消毒してアダプターを取り付ける。その前にペパリンロックと呼ばれる注射器でエアを抜いて取り付け、リザーバーの詰まり防止用の生物液を注入する。そしてラインをロックし、テープで止めれば、これでシャワーは出来る。
初めてやったが、一つずつ確認しながら出来た。要所では必ず消毒綿で消毒しているが、素人ではその辺が心配だ。

雄一は15分もしない内に出てくる。ストーマが有るので、湯船に浸かれないのが可哀そう。
その後は、ロックを外し、再びラインをつないで点滴も交換して全部終了。まずまずスムーズに出来た。リザーバーの針を抜いて交換する事も無いので、これならそんなに雄一にも負担は少ない。

しばらくしてから今度は小腸のストーマの交換。これは母親が手慣れて来た。今回も先の小腸へ入れるカテーテルを通した僕の特製品。前回は少し外れかかったので、接着面は2重構造にして張り合わせた。体温の熱もはがれ易い要因になる。今回は大丈夫と思う。予備の次のストーマ用のカテーテルも作ってある。

貼り付けが終わって、今度は注射器にポカリを入れて少しずつ小腸の先へカテーテルから注入していく。ゆっくり時間をかけて100cc入れた。5分ぐらいすると大腸のストーマには少し透明の液が出て来たが、これがポカリかどうかは解らない。ほんの少しずつ出てくるが30分しても100ccはとても流れて来ていない。腸が動いてなければすぐに出てくる。すぐに出て来ないと言う事は動いている、腸が運動しているという事かな。
11月末頃に病院で少し流した時はすぐに出て来たそうだ。僕は見ていないが。。。

また、明日もこれぐらいの量を2~3回やりながら様子を見る。少しずつ目覚めて動いて欲しい。
今夜はひなたが、鈴鹿サーキットへ行って、雄一におみやげを買って来た、と言うので渡しに来てくれた。小さなケーキの様なお菓子だったけど、ひなたには「ありがとう!」と雄一は優しそうな表情で言う。いつもこんな素直な気持ち、表情でいて欲しいなあ。

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