2013年1月22日火曜日

自家医療での点滴

 今日は予定外の三重中央での診療。先週の輸血からの変化を確認する採血も有る。
週末から特に頭痛やその度の嘔吐、胃の出血などが続き、心配で早く検査を受けたかった。
今朝も朝方から一度吐いて、缶詰のみかんしか食べていない。頭痛薬を飲んで、少し楽に成るまで待って、やっと11時過ぎに出かけた。

 採血をしていつもの外来の受付に行き、症状を説明して待っていると、看護師さんが、ベットへ案内してくれる。すでに待合のソファーで横に成っていたので、ベットを頼もうか・・・と思っていたら先に声をかけてくれた。有り難いね。本当にありがとう。

 血液検査の結果はヘモグロビン値は低いけれど、輸血する程でも無い値だった。白血球、好中球も大丈夫。頭痛の点滴を流したらすぐに抗がん剤を入れても良いよ、と先生が言う。
 先週の胃カメラの時に、胃の内壁のガン細胞と思われる検体を何か所か取ってHER2検査をやってもらった。これが陽性なら分子標的薬のハーセプチンが効果有るかも知れない。

 もう1年前から先生にはそんな話をしていた。検査をしないと判断出来ないので、前回の胃カメラの時もチャレンジしてもらった様だが、検体が取れなかったのか、結果は出ていなかった。
今回はやや陽性と先生は言う。何だか中途半端な気はするが、この際、少しでも効果が出てくれたらいい。
 それで、少しでも早い時期に先生はやりたい、と言う。僕も同じ様にやりたい。幸い、ハーセプチンは副作用も少ない。乳がんでは早くから適用され効果も出ている様で、胃がんにも、ごく最近に適用されたような記憶が有るが、そんな事は先生に任せよう。

 今日は火曜。そして予定では明日、水曜は名古屋での5種免疫療法の点滴と成っている。そのまま先生の言う様に行けば、その翌日の木曜に抗がん剤と成ってしまう。
少しでも早く5種免疫の点滴をやりたい。そこですぐに名古屋の病院に電話した。

 培養された点滴液は今日の4時までには届くらしい。これは読み通り。それで、今日すぐに取りに行くから、と了解をもらって、3時過ぎに家に帰ってから、冷蔵保存用のバックを持って僕だけですぐに名古屋へ向かった。
点滴は今使っている、リザーバーのラインを外してそこに繋げばいい。雄一は臨床検査技師だし、僕も点滴は毎日交換しているし、ラインも交換している。
 5種免疫治療はどっちみち保険適用では無いし、自己責任で行う治療だ。自分達で問題無く出来るハズ。

免疫療法の点滴
名古屋の病院で、一応説明を聞いて、6時過ぎには家に帰って来た。点滴は自然落下だから上から吊るさないといけない。上着のハンガー立てで代用出来るかな?と思っていたが、やはり高さが足りない。すぐに天井とドアの上にフックを着けてそこにワイヤーを張り、そこから点滴袋を吊るした。
 慎重に慎重に殺菌をしながらつなぐ。やはり自然落下だと、時間がかかる。途中から全開にしても圧が足らないのか、ゆっくりとしか入って行かない。約200ml、1時間以上かかった。

 これで、木曜の午後から抗がん剤を入れるとすると41時間以上は間が空く事に成る。本当は2日は空けたいけれど、水曜に点滴をして、もし木曜に抗がん剤が出来なかったら、また1週間延びてしまう。早く治療を進めたいし今回はこれが限界。良しとしたい。

 点滴の頭痛薬は暫らくは効くようだが、もう夕方には頭を抱えて食欲も無く吐きそう、だとも言う。
お昼も夕食もまだ食べていない。早く調子が戻って欲しい。

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