2013年1月4日金曜日

決め手の無い抗がん治療

 2013年おめでとうございます。
2011年の9月から闘病は続いているけれど、ここまで本当に良く頑張ってくれている。
ハワイから帰ってからの年末の抗がん剤の治療から、白血球が下がったり副作用などで、一時は食べる量もかなり限られて辛かったようだけど、ノイトロジンも2回打って、お正月には少し食欲も戻って来ている。
 田舎から持って来てもらったイチゴはミルクも無しにとても美味しがって食べた。焼肉はいつもはホットプレートだけど、ガスコンロと焼肉用のプレートを使って焼くと美味しそうに食べる。

 今日は小雪も舞うとても寒い一日。午前中の練習を終えて家に戻り、雄一はちょっとしんどそうだけど食事をして、三重中央へ3時頃に出かけた。
 お正月に少し血尿が有ったから、と言うので、今日は血液検査だけの予定だが、尿検査も電話して入れてもらった。

 検査の結果は尿検査では問題無し。白血球値は通常レベルに回復して来た。それでも今日の検査では腫瘍マーカーはまた上がって来ている。
タキソテール、免疫治療、TS-1・・・、本当に決め手が無い。
 一度は効果の有った治療も耐性が出来て来て効かなくなる。
この進んだ化学、医学の中で、患者の負担の少ない治療法は本当に無いのか?何故無いのか?

 本人も数字を見ているし、僕よりもはるかに詳しいんだから誰よりも辛いだろうね。。。
今日は検査の後、リザーバーの針を交換してもらった。
前々回は3週間程、交換しなかったので、皮膚が針の廻りを覆って来て、外す時はとても痛がった。
 それ以来、2週間以内には交換する様にしているが、今日は家で抜いて、点滴を外して病院へ行った。今日も針を抜くのはとても痛がったけどね。
 
 ペンセルテープと言うのが有って、これを貼ると皮膚の廻りに麻酔が効いて注射などの痛みを和らげると言う物だ。今日も針を抜いた後、それを貼って病院へ行った。待たされている間に麻酔が効いて来て丁度いい。が、それでもリザーバーに刺す時はやっぱり痛がる。
 可哀相だけど仕方が無い。
治療は今日から一週間TS-1再開。そして来週は名古屋での免疫治療。その翌週は三重中央での抗がん治療の予定だ。

 帰って来たらもう5時。
「ご飯、何しよう・・・」 何とか食べさせてやりたいから母親も悩む。
それでも、今日はシチューや、食べたいと言っていたジャガイモのバター蒸しやなすび、明太、焼きギョーザと小龍包も。。。
 食事前まで、疲れたのだろう、ベットで寝ていたが、今夜はご飯も一杯。おかずも大体文句も言わず食べてくれた。
 
 最近は火を止めても、そのナベに入れとけば調理が出来る優れもののナベも有る。ジューサーや小さな鍋や、小龍包などの蒸すセイロも今必要な物は探し回って買って来た。
メニューは大変だし、作っても食べれない時も多い。
 少しでも小出しでも食べれる様にして行きたい。
 

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