2016年1月26日火曜日

待ち焦がれたモモ達との再会。また次の夢へ!!

 ヘルシンキから中部空港までは10時間弱。行きは10時間10分とは言っていた。地球の気流の影響だね。時差は7時間有る。
昨晩17時15分の出発予定だったが少し遅れた。中部に着いたのは日本時間午前10時を回っていた。

 機内から見える景色は日本列島を横切る頃には雲も切れ下界まできれいに見える。
日本は快晴だ!敦賀辺りから本州を横切りホンダ鈴鹿やサーキットの真上を飛ぶんだね。
セントレア着陸前

 中部空港に降りて入国も荷物の引き取りも全てスムーズ。10時半には空港を出て高速船乗り場に向かった。
外は快晴。一週間振りの青空だ!空気も澄んでいてとっても気持ちがいい。昨日まで寒波だったみたいだけど寒さも全く感じない。何だか別次元の世界にようだ。確かにそうかも知れない。

 家に戻り早くモモ達を迎えに行きたいが、病院兼、ペットホテルの営業時間は4時からの時間に成っているのでそれまでに全部片付けを済ませて、遅めの昼食をして雄一のお墓にも報告して来た。
 無事に帰って来たよ。ありがとう。また行くからね。。。と。
 そして少しでも早く会いたいモモとマーキュリー。
まだ4時前だったが駐車場に入ると、可愛い担当のお姉さんが出て来てくれた。
ゲージのハウスの中に入ると、もう2人は大騒ぎ。戸を開けるとジャンプして飛びかかって来る。
モモはまだマシだがマーちゃんは凄い!痛いぐらい。前足の爪も立つ。
 リードを付け替えると一目散に車へ飛び乗る。
 暫く落ち着かせようと近くのサイエンスシティの公園へ連れて行ったが、その間もマーちゃんは興奮状態。モモはもう座り込んで落ち着いている。
暫く公園で遊んで再び車に乗るとやっとマーちゃんも落ち着いて来た。どこかえ連れて行かれる、と言う不安が有るのかな。


 預けた時はモモがとても抵抗して心配だったけど、実際はマーキュリーの方が神経質で馴染めなかったようだね。担当のお姉さんもその様に言っていた。
シェパード、特に警察犬は主人の言う事しか聞かないように育てられている。僕と出会った時はその場ですぐに馴染んでくれたけど、やっぱり寂しいんだね。何度か預けられているし違うところへ入れられるのは不安だろうな。旅行は行きたいけど出来るだけ連れて行こうと思う。

 アイスランドは素晴らしかった!
家に帰って色々調べて見るとあのアイスランドの草木のない大平原はかつての住民が木々を伐採したり放牧によって草もなくなってしまった、と有る。今では森林面積は国土の1%ぐらいだそうだ。
レイキャビクやセルフォスの街で少し見かけたぐらい。あのモアイ像で有名なイースター島と一緒だね。あの島も住民がモアイ像を造ったりする為に木々を伐採しすぎたんだよね。

 それでもこの国の人達は国を愛し、家族をとっても大切にする。
23日のセルフォスのホテルでの夕食の時、ガイドのヘルガーが説明する。
今日はアイスランド人にとってとても大事な日なんだと。
それはあのバレンタインのように女性が男性に対して感謝や気持ちを伝え一緒に過ごす日なんだと。そして一緒に食事をしていいですか?と聞く。
ヘルガーのご主人も来て一緒にハグをして握手して、みんなと一緒に食事をした。彼は国立公園の職員で牧師さんでもある。ドライバーは自分の奥さんと一緒に食事をしに出かけている。
このホテルのレストランでもその様なカップルが沢山いた。

 そんなアイスランドの人達。全てがいい人ばかりでは無い。けれどいつかはこの平原にも木々が育つだろうね。
本当に親切で優しそうななガイドのヘルガーやドライバーさん。また世話好きな添乗員さんと一緒に旅が出来た事も今までにない思い出に成った。

 今回のアイスランド旅行で服装で特に買ったりした物はヨメの手袋と防寒シューズ。僕もシューズだけ。雄一のジーンズとお気に入りだったビームスのパーカー。それに20年以上前の迷彩のウエア、これで出かけた。これは唯一、雄一が小さい時にペアで買った物だ。だから捨てれない。
 それと30年以上前に大阪で買った赤いイタリアのダウン。これもずっと使っている。ヨメは雄一のボードのウエアを着ていた。もちろん雄一の写真も持って。
 これで充分だったよ。雄一も喜んでくれているかな。
 
 一番の目標だったオーロラ。機内からしか見ることは出来なかったし、絶対撮りたいと思ってChieママから預かったD7000で準備して練習もしていた。一眼レフではオーロラを撮る機会も無く残念だったけど。それ以上に素晴らしい家族旅行に成った。また次に来い!と言う事だろう。
 こんな風景の中にオーロラを入れて撮ってみたい。次の宿題だ!



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