2011年12月22日木曜日

良く食べる。。。無理はするな。

 今日は温熱治療を終えて一泊入院の後、お昼前には清算して病院を出た。
ここは新しく綺麗な病院だが、院長は大阪大学の名誉教授で今日の帰りに診察してくれたが、専門が放射線なので、温熱以外の事は余り聞けなかった。
難病に打ち勝つにはまず信頼出来る先生を見つける事だ。
今の三重中央では今の所、抗がん化学療法しかない。もっと色んな選択肢を探したい。

 
 お昼前に病院を出る事が出来たしこの機会に服部緑地にあるお墓に向った。
少しでも無理ならやめようと思っていたが、雄一も比較的元気だし最短の地図も頭に入れたからそんなに時間はかからないだろう。
行く途中にとんかつ屋さんが有って「帰りに食べようか?」と車の中で話していた。

 おばあちゃんのお墓をタワシで少し洗って線香を立てて、雄一を呼んで来た。
点滴やストーマの機器セットを持って歩かないと行けないので、病院以外では特に外に出るのを嫌がる。「病人丸解りやんか」と嫌がるが、何で現実を受け入れない?点滴セットを持って歩くのが何で恥ずかしい?
辛いのは解るけど、今を受け入れてそこから頑張るしかないんだよ。
 ぐずる雄一を引っ張りだしておばあちゃんのお墓の前まで行き、一緒に手を合わせ、今を感謝して「これからも守って下さい・・・」とお願いをした。雄一にも本当はそうするべき、とは解っているハズだ。ただ素直に成れないだけ。
素直に「ありがとう」と言えたらもっと気持ちは楽に成る。

 その帰りに途中に有ったとんかつ屋さんに寄ると、やはり店に入るのを嫌がるので、お弁当をお願いして駐車場の車の中で食べた。メニューは同じ物。少し雄一のはご飯を減らしてもらっただけ。それでも苦も無く全部食べてしまう。吐き気をもよおす事も無い。
2時間弱のドライブの後、家に帰って暫くして今度はインスタントのどんべえを食べる。ジュースも良く飲む。
7時頃食べた夕食の量も僕とほとんど変わらない。本当にステージ4以上の胃袋、十二指腸なのか?
それに比べて健康体だと自負している僕の食事の量はほとんど変わらないから返って自分が心配に成る。

 今月始めに先生が言っていた事とは大きく違ってうその様に食べれている。少し心配なぐらいに。これは治療の効果だろうか?
もう少し自制して、無理をせず体力を回復させて腸も元気にしてストーマをまず取ってあげたい。

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