牛丼とスパイシーチキン

　今日は三重中央での診療。血液検査での値が気に成るところ。。。
雄一はどうも昨夜、余り眠れなかったのか、夜更かしをしたのか、眠そうでダルそうだ。
そしてその結果は・・・やはり良く無かった。
　白血球も好中球もかなり下がっている。タキソテールやTS-1の影響だろう。
昨日に免疫療法の培養した点滴を入れているが、この値の低さでは効果に影響はないのか。。。

　通常ならTS-1をもう1週間の予定だが、この値なので1週間ストップ。
そして今日は白血球増加を促すノイトロシンを打つ。
雄一はとても嫌がるが、明日も、もう一度打つ事に成った。
病院も29日からは休みに成る。緊急は出来るけれど、免疫や白血球が下がっている時に心配なのは、この時期の風邪やそれからくる肺炎などだ。

　正月明け、10日に再チェックして順調ならその翌週に抗がん治療と成るかな。
取りあえず、2回ノイトロシンを打てば、抗がん剤もないしお正月は多分大丈夫だろう。
でも、治療の間を開ければ進行するかもしれない。無理にすれば免疫が低下して抵抗力が心配。。。そんなジレンマに成る。何か方法は無いのか。。。

　家に帰るとお昼を過ぎていたが、疲れてすぐに横に成って寝込んでいる。
3時過ぎに用事に出ていると携帯が鳴って、

　「吉野屋の牛丼が食べたい。ファミマのスパイシーチキンも」と言う。
一旦道路を戻って買って来た。
牛丼は少しだけ残して食べた。チキンも。

　夕食は少し遅らせて、ステーキをガスのグリルコンロを使って焼く。国産では無いけれど大きなステーキ。雄一が降りて来るまで待って焼き始めた。
台所はＩＨだし、普段は電気のホットプレート。でもやっぱりガスのグリルコンロで焼くお肉は何だか美味しそうに感じる。１Ｆのリビングの中は美味しい香りの煙が充満。換気扇を回しても空気清浄器は真っ赤なランプに成っている。
　最初は文句を言いながらも、お肉も野菜もニンニクもご飯も食べてくれた。早く食欲を戻して元気に成って欲しい。