2019年3月11日月曜日

3.11 星たちとともに

 昨日は午前から雨。。予報ではそんなに降らないだろうと思っていたが予想以上に雨は続き、小降りには成っても止みそうにもない。
 練習は午後から体育館での野球教室と成って僕には時間が出来た。

 先週にNHKのニュースで紹介されていた仙台天文台が作成した「星たちとともに」というプラネタリウム。あの大震災の夜。灯りが消えた仙台の町の夜空には降り注ぐような星たちが見えたそうな。。
 被災して凍るような寒さに耐えながら星降る星空を眺めて生き延びた人達の朗読をプラネタリウムに合わせて流すドキュメンタリー。それが全国のプラネタリウムで放映されるらしい。調べてみると三重は鈴鹿のプラネタリウム。時間有れば見ておきたかった。雨が時間を作ってくれた。

 早々に昼食を食べてヨメと出かけた。
道路は混んでいたが1時過ぎには鈴鹿文化会館の駐車場に着いた。プラネタリウムの上映は1時30分開場。館内の喫茶店でコーヒーを飲んでプラネタリウムへ入る。

 そしてプラネタリウムが始まる。
プロローグが流れて来る。
3月11日午後2時46分、あの大震災が発生し大津波が押し寄せて来る。。。
夕刻、太陽は地表の大惨事など気にも止めずに西の空へ沈んで行く。そして灯りの消えた仙台の夜空には星降るばかりの星空が見えた・・・。風なオープニングで最初から泣きそうだった。

 あの夜から凍り付くような寒さの中でまばゆいばかりの星たちを見ながら生きる希望を失わず生き抜いた人達の朗読が続く。。

 あのまばゆい星たち、沢山の流れ星は天国へ登る人達が迷わない為の道しるべなんだと。。

 色々思い出す。
どうしても仙台を見ておきたくて震災から一月ぐらい経った4月に仙台へ走った。津波被害が無かった仙台の街中は殆どが復興していたが、少し海岸沿いへ行くとそこは。。
僕達はここは来てはいけない所だ、と思った。カメラも持って行ったがシャッターを押す勇気も萎えた。
 2011/3月18日 ⇒ 忘れられない一週間
    4月22日 ⇒ 仙台
    4月23日 ⇒ 繁栄と現実のギャップ
 そしてその夏が終わる頃、雄一の辛い辛い闘病が始まったんだよ。。
 2011年9月18日 ⇒ どろんこのユニフォーム
この前日17日はチームの30周年記念行事で青少年活動センターを借りてのお楽しみ会にはOBの子達も集まってくれてとても嬉しかった。でもこの日は雄一はもう入院していて本当は傍にいてやりたかった。でも子供達が待っていてくれるからね。この日はお酒も飲まず皆さんが盛り上がる最中に誰にも言わず失礼した。。

 忘れられない1年。2011年。生きたくても生きれない人達がいる。僕達は生かされている。それは間違いがない。
 しっかり生きて行きたい。

0 件のコメント: