2012年7月2日月曜日

レット・イット・ビーから40年。。。

今朝の窓の外は真っ青な青空。早く起きない手は無い。
このところ下痢気味のモモは庭に寝かせているが、朝行くと凄い勢いと力で飛び付いてくる。まだ21.6㌔でこれだから30㌔、超えたらどうなるんだろう。。。と思う。今までの愛犬、シェパードやハスキーの喜び様の比ではないね。この朝の5分ぐらいは僕も体を準備して行かないと倒されてしまうぐらいの勢いだ。

田舎のお爺ちゃんのお見舞いに明日に行く予定だったが、昨日は雨で練習も午前で終えたので月曜の用事も済ませた。いい天気だし今日、行く事にしよう。
例によって僕が財布と車のキーを取ると、もうモモも出かけるつもりで立ち上がって僕の周りから離れない。いつもならお菓子でごまかして、その間に出かけるが、今日は長く寄るところも無いから連れて行こう。

モモはシッポとお尻を一杯振ってドアを開けると一気に飛び乗る。
普通のワンコ、今までのワンコもシッポは振るが、お尻は振らない。でもモモはお尻も左右に大きく降る。もちろんシッポも痛いぐらい。そんなモモの散歩セットと水分捕球のペットボトルだけ持って出かけた。

後ろのフロアでおとなしく寝転んでいるモモ
9時前に出て、吉野の養護老人ホームへ。モモはおとなしく車の後ろのフロアで、おとなしく乗っていた。そこは今年出来たばかりの施設で、案内されて個室の部屋に入るとお爺ちゃんはウトウトしていた。
「じいちゃん、来たぞ・・・元気か~」
うなずいて、首を振りながら返事をしてくれたが、会話が出来たのはそれぐらい。
2階の病室で窓から外を見ると、乗って来た車の後部座席からのぞくモモの顔が見える。
当たり前だけど、この病院の入り口では手洗い、除菌を求められる。僕はモモを連れて来ているし体中にモモはいつもくっついているから、この様な所では少し気になる。あまり出回らない方がいいし、長居もしない方がいいだろう。

1時前には家に帰って来た。今日は暑かったしモモもちょっとお疲れの様子だが、往復4時間近く、おとなしく乗っていた。でも庭に放すとすぐに元気になるね!

今日はその後、雄一のお風呂の準備。点滴を消毒して外して、お風呂から上がったらまた消毒しながら再セットする。FOL FOX療法を始めてから食欲が落ち込んで余り量も食べれていない。日曜には抗がん剤投与も終わって少し楽になるだろう、と期待してしていたが、今回は特に手ごわそうだ。
お風呂を上がると、珍しく自分から体重計に乗る。それは今日も減って48.2㌔。
まだ、食欲は戻らない様だが、この所は良くしゃべるし、モモにちょっかいを出しながら良く笑っている。これが救いだ。

この後、久し振りにサンスイのアンプのスイッチを入れて、ビートルズのリマスター盤CDを聞いていた。途中からあの「レット・イット・ビー」が流れてくる。なすがままに・・・と言う意味なのか。

その聞きなれている「レット・イット・ビー」を聞いていてたまらなくなってしまった。。。
あの頃は僕はまだ高校生。駅前にそのレコードジャケットの4人の大きなポスターが貼られていたのを今でも覚えている。あれからほぼもう40年、僕は本当に病気もせずに元気になすがままに生きて来れた。そう、あれからもう40年、丈夫に育ててくれた両親には本当に感謝。
 でも雄一まだ25歳だ。治療を続けるのも本当に辛いだろう。僕も辛いし申し訳がない。
早く食べれる様になって欲しい。僕に出来る事は何でもやろう。

0 件のコメント: