2013年3月15日金曜日

生きている事。

 今日は大阪へ。
2011年の12月中旬に一旦退院してから、それから毎週、茨木の彩都の病院に通った。
すがる思いで退院して、外来治療を続けながら、毎週彩都に通う。そんな日々が1年続いたが、今年に入ってからは、とても動ける状態では無かったので行けていない。
今年も3月までは予約を入れて有ったけどね。。。
 
 去年の春が過ぎる頃には54㌔ぐらいまで、体重が戻ったんだから、無理矢理退院して自宅療養しながら外来治療を続けたのは間違ってなかったと思う。
でも1年間通ったが、いつも動けなくなったらどうしたら良いのか?そんな不安を抱えていた。
その病院での定期の入院も5回程。去年の12月が最後だった。

 その度にお世話になった茨木の母親の姉夫婦の所へ、お礼と今後の法要のお願いも。
もう彩都の病院にはもう何も用はないし寄らなかったが、ガンの専門病院で良く整備されたきれいな病院だった。
その近くのホームセンターのペットショップに居たのが、モモ。
シェパードのリーが星に成ってから、そのショップのモモを見て、その場で車に乗せて連れて帰って来た。

 雄一の点滴のラインを引っ掛けてしまって、怒られて最初は怖がっていたが、すぐになついていた。
シェパードのリーも、その前のハスキーのロクも、その母親のナナも雄一は文句を言いながらも世話をしてくれていた。
お墓の休み石の辺りにワンコでも飾ってやろうかな・・・なんて思っている。闘病している間は散歩には行けないから、ネコを部屋で飼いたい、と言ってたけどね。

 茨木に行く前にお世話に成った、亀山のお寺、不動院さんへ寄ってみた。
たまたま今日は3月15日。旧暦では2月15日でお釈迦さまが無くなった日らしい。それで今日はそのねはんの絵をかけて地元の人達が集まって、その若い住職さんと色々と話をしている。
 
 本堂の中はとても由緒のあるお寺だと思う雰囲気が有る。
聞くと、空海(弘法大師)が796年に伊勢神宮への参拝途中に、この地に不動明王をお刻みに成ったのが、始りとある。だから1200年以上の歴史。今の本堂は200年以上前に建て替えられたものらしい。
 祈願寺として地元では慕われている様で、僕もお願いを三つの札に書いてお願いして来た。
健康と、そして雄一が未来で元気でいられる様に、子供達もいい試合が出来る様に。
突然寄ってみただけだけど、お供え物のお土産や、雄一に本堂で般若心経も唱えてくれた。

 その本堂の中にかけられた書き物には

生きているから喜び。
生きているから悲しみ。

 怒ったり、文句を言ったり、自分の事しか考えなかったり、それは生きているから出来る事。
 生きたくても生きれない人達が沢山いる。
 生きている事に感謝出来たら、もっと廻りの事に、皆の為にと思えるね。
僕もそうありたいと思う。忘れないでおこう。

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