2016年11月2日水曜日

偲。つのる想い。

 昨日はね、3日に開催する大会の準備や郵便局への用事が有って、早めに仕事を終えて帰った。その用事を全部終えて、もう3時は過ぎていただろうか、お墓へ寄ってみた。
イチローの言うルーティーンと一緒でやっておかないと不安になる。日々の習慣はお散歩から始まりそんなに変わらないが、雄一のお墓へは花を代えたり水を代えたり、、週に1回は行かないと落ち着かない。

 するとね、僕達がここに建てたすぐ後に出来たお墓が有っていつもお花も綺麗に供えられているお墓が有るが、そこに60前ぐらいだろうかお母さんがお花を添えに来ていた。

 僕達は僕らもいずれそこに入るんだから、と
大空と大地と太陽と・・ そして大きく夢と刻んだ。

 そこのお墓には好きだったんだろうね、星座のしるしと・偲・と彫られている。
以前から同じぐらいの息子さんを亡くしたのだろう、それぐらいは解っていた。何度かここでお会いして挨拶ぐらいはした事も有る。

 雄一のお花の水を変えながらそのお母さんは・・・
お花を一輪ずつ、語り掛けながら話すように飾っている。何度も何度も・・・。
その姿を見て泣きそうになったよ。。
とても良く解る同じ想い。このお母さんも雄一のお墓も見て知っている。

 帰り際にまだお花を飾っていたお母さんに声をかけたよ。
「いつも綺麗にされてますね。。。息子さんですか。。)
「はい、もう3年半になります。。」
「ウチと同じですね。。残念ですね。。)

 言葉が続かない。

少し話して
「お母さんもお身体大事に。。」
と別れた。

 車に乗って・・我慢していた涙腺が一気に切れてしまったよ。。
目が潤んで家に帰り、ヨメにもそんな話をしたよ。
想いはどこも同じ。
残された者には物語を続ける役目が有るんだ、と。改めて思った。

 少し早く帰れてモモ達のお散歩も早く終われたので、その夜は食べたかった博多ラーメン。
雄一とも何度か行った。いつも行列が出来るお店。スープが無くなったら終わり。
この日も6時オープンの15分前に着いたがもう数人並んでいた。
やっぱり今日も美味しかった。こんな時間を持てる僕らは幸せだね。

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