今年の医療費の集計も全部終わった。
沢山医療費も払っているが、改めて日本の健康保険制度は本当に素晴らしいと思う。
まず病気や怪我で仕事が出来なくなったら傷病手当が有る。それは雄一の場合はもらっていた給料の7割ぐらいを支給してくれる。それが1年と6か月まで。
雄一は11月から支給してもらってこの4月までがMAXの支給月数だった。
そして高額医療制度。最初の3か月間は83400円以上の医療費を支払ったらそれ以上は請求すれば戻ってくる。4か月後に。
そして3か月を過ぎると44400円が上限になり、それ以上は申請して戻してもらえる。
もちろん、保険外の治療は対象外だが、この返金額だけでも、この1年半でかなりの金額に成る。
これにはちょっとミソが有って、1か所の病院では44400円だが、同じ月に他の病院で21000円以上外来か、入院で払えば戻るが、月をまたいだり、20000円以下だと何も戻らない。
だから他の病院で治療や入院する時は同じ月の間にする方が得に成る。
この1年半の医療費全部と傷病手当と高額医療制度の戻って来た金額とを合わせた額とで比べると10万程、医療費が多いだけだった。
もちろん生活費は別に必要だけど、医療費についてはほぼ健康保険制度のお蔭でまかなえた事に成る。
今まで病気など、入院などもした事が無いから傷病手当や高額医療制度なんかも最初は何も知らなかった。本当に日本の健康保険制度は優れていると思う。
普通の人なら大きな生命保険なんてまず必要が無い。入院での個室を頼んだり、保険外の先進医療の附帯を着ける保険だけで充分だと思う。
医療費のまとめも全部終わって、今日は最後まで使っていた某○五銀行の雄一の口座も移し替えが終わった。銀行の課長と二人で家に来てからすぐに手続きが済んだ。
一つずつ、片付いて行く。。。
送られてきたその通帳を見ていると、その傷病手当や高額医療費の還付金の記録が全部載っている。勤務先の病院へ毎月送金した金額も。。。
色んな書類も整理した。
毎月、五条のお寺さんに祈願をお願いしていたが、その最後の日付が1月11日から2月11日まで、だった。その次が命日に成ってしまった。もっと早く行っておけば。。。そんな事を思うともうたまらなくなって、気持ちが折れてしまう。
臨床工学技師の業務上での保険が有ってずっと入っているが、それも退会して保険も解約した。これで、全国の臨床工学技師の名簿からも雄一の名前は無くなる事に成る。
今日は12日。もう二月が経つ。
今日は雄一の大好きなカレーを母親が作って供える。イチゴとスイーツも。調子の悪い時でも母親のカレーの時は
「もうちょっとだけ」と言いながら少しずつ何度かお代わりしていた。
二人で夕食のカレーを食べながら、母親も同じ事を言い出す。
もうこれ以上しゃべれない。
後からひなた達もケンタッキーを買って来てお供えに持って来てくれた。
雄一も喜んでくれているだろう。
来週からはお墓の工事も始まる予定だ。
後は、そのお墓と百か日が5月21日。その法要で納骨もする予定でお寺さんにもお願いしている。
そこで、やっと一段落かな。また淋しくなる。
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