2012年6月8日金曜日

半端ではない副作用。。。

昨日は2週間振りの三重中央での検査と治療。8時半からのCT検査が有る。
いつもながら、解っているのに子供の様に文句ばかり言う。。。
食事もとにかく好きな物、食べたい時しか食べない。量も少ない。

ミニストップの・・・が欲しい、ケンタッキーの・・・が欲しい、スターバックスの・・・・が飲みたい、ローソンの・・・・が欲しい。。。まあ、好き勝手な事を言う。
先日も昨日も病院での待ち時間にも、ガマンして出来る事は夜でも出かけて気持ちをかなえている。
一番辛いのは本人なんだから、出来るだけやってあげようと2人で話しているが全部は出来ない。
昨夜も今日は大阪での温熱治療なので、時間をつぶす本が欲しいと、夜に走った。

今日はその温熱治療に茨木まで、140キロぐらいある。高速を飛ばしても2時間は見ておきたいが、朝が中々起きてこないし、10時の予約なのに家を出たのは8時20分を過ぎていた。雄一は辛いだろうが、周りの者も強く怒る訳にも行かない。
「やりたくなかったら止めてもいいぞ。でも、もうダメなら入院しか無いぞ 」 そんな言葉が出てしまう。辛い副作用の治療を続けるのは確かに僕らが想像する以上に辛いだろう。でも温熱や丸山ワクチンは副作用が無いんだから、これぐらいは続けて欲しい。

昨日の検査の結果では腫瘍マーカーも前月より下がっている。まだ相当高いけれど。でもTS-1もタキソールも2週間止めての検査だから、その間は何を続けていた?
温熱と丸山ワクチンしかしていない。確かにTS-1もタキソールも長く体内に残っている様だからそれらの効果は一番大きいだろう。
確かなのは、今行っている治療は少なくとも間違ってはいない、と言う事だろう。

茨木には10時にやっと到着、かなり飛ばしたけどね、何とか間に合った。その帰りにそんな治療の話をしていた。
脂肪肝の影響も血液検査の結果ではかなり良くなって来ている。
なので、今日から2週間TS-1を少し量を減らして続ける予定。

けれどもそのTS-1、今晩、イカめしが食べたい、と母親にリクエストしてせっかく作ってくれたけれど、副作用が強くて食べる気に成れない様だ。特に味覚が、もう全然変わってしまって食べると気持ち悪い・・・、そんな状態。
そんな状態で、無理に食べろ、とも言えない。食べれる時に食べろ、と言うだけだ。僕たちは何も出来ない。

医学知識のある雄一は「亜鉛でも処方してくれるように頼んで欲しい。。。」と言う。
「亜鉛?」
副作用から色々調べて見ると、味覚障害も毛髪の抜けも、爪の割れや変化も全部副作用に有ってそんな事は理解していたが、どうもその原因は亜鉛らしい。
亜鉛は普段の食生活から摂取されるミネラルで、その含まれる食品は殆どは雄一が嫌いで食べない物だ。TS-1にも亜鉛を流してしまう副作用が有るのだろう。それが、ここに来て特に強く出て来たようだ。

まだ時間は9時過ぎ、すぐに薬局に走ってそれらのサプリメントを買って来て飲ませた。TS-1の味覚障害などの対策はTS-1を止める事だけ。抑えたり改善する保険適用の薬もないらしい。
なので、今晩からTS-1は止めさせた。亜鉛のサプリメントを飲んだところで当分は改善されないと思うが、食べれなかったら何の治療なのか意味が無い。

これからはもっと注意して勉強して考えて行かないといけない。
副作用が解っていて、その処方も無い。爪の間からは膿や血が出て来ている。それを皮膚科の専門に見てもらっても何も出来ない。軟膏を塗るだけだ。
抗がん剤の化学療法なんて、本当のところは一時しのぎだけで、何も確かなところは確立されていないと感じる。

月曜日には先生にも相談してみるつもりだ。



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