しちりんの初デビュー

　先日は楽天で買ったしちりんをモモの部屋で初デビュー。届いてから10日以上になるが、やっとその時が来た。

　火曜の朝に無性にさんまが食べたくなって、朝の某スパーのチラシを見ていると95円で売り出し。これは買に行こうと、僕が11時頃に滅多に行かないスーパーへ行った。

　すると・・・何？これ？？
沢山の人が行列を作っている。最後尾は５０ｍは有りそうな相当向こうだ・・・。火曜市かなんかで、売り出しセールなのか。そんな事も知らない僕が悪いんだけど、とても95円のさんまの為に、並ぶ忍耐は無い。僕はさんまが食べたいだけなんだ。


　諦めてよそのスーパーで200円で買って来た。
それでも、しばらくその行列を見ていると、周りに人に注意されても全く動ぜず割り込む凄いオバサンが何人かいる。あんたらは中国人か！と、ホントに嘆かわしい。人間の質が問われるね。

　で、そのしちりんは中国製です・・・。本当はメイドインジャパンを探していたんだけど４～５倍はするね。まずはこれを使いこんだら、次に考えよう。
　モモの部屋、サンデッキでの夕食。
このしちりん、中々いいです。下に通気口も有るし炭もおこしやすいです。さんまもそのまま乗せれる大きさです。
有り合せのイカやひなた達のお肉もちょっと焼きました。
ビールも美味しい！
モモは網戸の外でガマン。おとなしくしていました。

　炭は雄一が色々、幹事とかをやっていたので残してくれていた物。また大事に使って行こう。

　いつも仏前の霊供全には母親が、ままごとの様にお供えをしてくれる。
ひなたもウチに来た時はちょこんと座って線香を上げて手を合わせてくれる。その姿を見ていたら、いい子に育ってくれるだろう、そう思う。
僕達が小さい頃は同じように、お婆ちゃんや母親が、ご先祖様にお供えをして手を合わせていて、それを自然に見ていた。
　世の中が核家族が多く成って、本当に一番大事な事を忘れていたようだ。

　

　昨日は名張へ用事で出かけた。名張に住んでいた同級生も昨年、ガンで亡くなった。
車の中はサラ・ブライトマンの歌声。自分の弱い、敏感な心の中に真っ直ぐに、やさしく、響いて入ってくる。
何度も色々思い・・・泣けてしまった。
　
　帰りには雄一のお墓にお花も買ってお供えに。池の周りのアジサイがとてもきれいです。

アリスとサラ・ブライトマン

　先日、サラ・ブライトマンの名古屋公演のチケットが届きました。
世界の歌姫の本物も声を聞いてみたい。
雄一にも聞かせてやりたい。
最近はIphoneやIpadで、仏前で良くサラを流しています。
とても楽しみです！

　そして懐かしいアリスの全国ツアー、三重公演のチケットも。若い頃からアリスは良く聞いていた。
谷村信司とは、30年ぐらい前に住んでいた大阪の東住吉のさんりん車という喫茶店で、日曜の朝のモーニングで何度か一緒になった。一緒になったと言っても同じ時間にそこにいてコーヒーを飲んでいた、と言うだけだけどね。

　あの意から頭は薄かったなあ・・・（失礼）。良くお婆ちゃんと一緒に来ていて、いつも下を向いて、何か考えている様だった。曲の事を考えていたんだろうね。
　一月ぐらい前にＮＨＫで、アリスの全国ツアーの紹介や売れなかった頃の昔話など、そんな番組が有って、すぐにチケットを申し込んだ。今回発売されたCDも買った。
アリスのメンバーは僕より、５，６歳上かな。
その辺りのアーティスト達が皆元気だね。永ちゃんも拓郎も。。。
　僕らも負けない様にと、いつも元気をもらえる。

　コンサートの日は平日の夜だし、子供達との野球にも影響ない。
サラはもう7月、アリスは10月。
どちらも、とっても楽しみです！！

40年の歳月

　今日の夕方、津に帰って来ました。

今朝は早朝に洞爺湖のホテルから湖畔の遊歩道を暫らく歩く。18の時にここへ来た。
40年前の記憶をたどりながら。。。けれども、間違いなく風景は変っている。
　
こんな遊歩道って、当時は無かったと思う。
もっとごちゃごちゃとしていて、夕方だったか湖畔にバイクを止めて、どこかのお土産屋さんに入ると色んな人達から声をかけられた。
　「どこから来たの？　奈良？？　へ～凄いなあ・・ずっと走って来たの？」良くしゃべるおじさんがいた。

こんな早朝でも、中国人が沢山しゃべりながら歩いているね。。。暫らく歩いたけど、記憶が一致するようなところは無かった。

　8時過ぎにホテルを出て昭和新山へ。
40年前にここへ来た時は、まだ新山は石ころだらけで中腹近くまで登って、帰りは石の上を滑りながら降りて来た記憶が有る。
　それから40年。すっかり風景は変って木々は大きく成り草木もうっそうと茂っている。
今はそんな状態だし落石も有るようで、登れなくなっていた。

　40年経っているんだから、当たり前か。。。と思いながら戻って来ると、愛知県から来たと言う、僕と同年代ぐらいのおじさんがロードバイク（自転車）を停めて話しかけてくる。

　「登り口はここですか？」
　僕の昔の話も少しした。だから彼もほとんど同じ年代と言うのが解る。リタイヤして自分のしたい事、旅をしているようだ。それにしても自転車とはね。フェリーで来たとは言っていたが。
僕も、以前は定年になったら、もう一度バイクで日本一周しよう。そうずっと思っていた。
雄一の事で、しばらく忘れていた。

　彼と話していて、その夢がまた頭をもたげてきた。いつか必ずもう一度行こう！！
夢を忘れないように！　忘れ物をしないように。

　その後は休憩を取りながら千歳空港へ向かう。
あまり時間の余裕のない旅行だったけど、来て良かったと思う。
雄一の遺灰もまいてやる事も出来た。
喜んでくれているかは解らない。けど、してやろう、と思った事が少し出来たから良いと思う。
　また次はどこへまいてやろうか。
　

層雲峡から洞爺湖

 17日から北海道へきている。
その早朝に雄一のお墓に寄ってから津なぎさ街から高速船に乗った。飛行機はJALの国内線だし、搭乗検査もベルトを外す事もなかった。

  千歳空港について、ここでツアーメンバーが集合。そこからバスに乗ってまず層雲峡を目指す。行程表も殆んど確認していなかったが、安いツアーだけによく見ると、これは結構ハードな行程だ。千歳を出たのは2時を回っていたが、高速を飛ばしても200キロはあるような。。。

  途中休憩も取りながら層雲峡に着いたのは5時を過ぎていた。ツアーのメンバーは平日だし、おじいさん、おばさんが多い。この行程はお年寄りにはキツイだろう、と思う。
それにしても、こんな所にも本当に中国人が多いなあ。。
　この後の観光地でもホテルの中も日本人より多いのでは？？と思うぐらい。


　層雲峡は、僕が18の時にバイクで北海道へ来た時は大体海岸沿いを走ったので、良い所とは聞いていたが、寄らなかった。だから初めてだ。
 バスから降りるとすぐに高い落差の銀河の滝がある。すこしはなれて流星の滝が有る。その滝が流れ出る所は石狩川が雪解け水をのせて勢い良く流れている。
 どこに遺灰をまこう、とは決めていなかったが、この風景を見て
「まず、ここにまいてやろう」そう思って、少し遊歩道から外れて石狩川に近ずき、そこに流してやる。
「元気に海まで行って来いよ」


　ホテルに入ったのは6時を過ぎていた。この近くには黒岳に登るロープウェイも有るし、今度はもっと時間を取って来たい、と思う。大雪のホテルの温泉もとてもいいお風呂だった。

 そして18日の早朝。やっぱり僕には珍しく何度も目が覚めて中々眠れなかった。
「モモはおとなしくしてるかな。。」と思いながら5時過ぎにホテルを出て散歩に出かけた。

　外は少し霧雨と言うか、雨が少し頭を打つ。しばらく歩くと黒岳へもロープウェイ乗り場がある。ホテルの7階に有る露天風呂から、5時前は残雪を残した大雪連峰が霧の合間に見えていたが、もう全く見えない。
「まさか、この時間にロープウェイは動いてないよな。。。」と思って見ているとゴンドラが動き出している。
 すぐにチケット売り場に行くと10分間隔で動いていて、最短で20分ちょっとで戻って来れるらしい。
 それなら朝食時間にも集合時間にも間に合いそうだ。

 すぐにホテルに戻って、上着や用意をして母親と一緒に乗った。
10分ぐらいで5号目に着く。さすがに寒い。残雪も沢山ある。多分夏でもある程度は残るんではないだろうか。

    ここからさらに歩いてその先に歩行リフトが有ってまだ先まで登れるようだが、さすがにこの霧雨と道を塞ぐ残雪と時間の余裕もないので、諦めて遊歩道の高見台へ向かった。そこに着くと、霧が少し途切れて白山連峰が少し見えてくる。
　
　何だか雄一が、ここへ呼んでくれたような気がして、ここにも遺灰をまいてやる。

　本当にたまらない気持ち。雄一も来たかっただろう。。。生きたかっただろう。。
　
「好きなだけボードもスキーもやっとけよ。。」

帰るのは残念だけど、降りるロープウェイに乗りながら
　「来て良かった。。。」そう思った。

 8時半にホテルを出て洞爺湖を目指す。これも距離が相当ある。300キロ以上は有ると思う。途中に何度か立ち寄りながらの行程だし。

　途中にパッチワークの丘、新栄の丘などに立ち寄る。
本当に北海道らしい田園風景が続く。
沢山のコマーシャルや映画に使われた木々や場所がある。
 その新栄の丘にも少し遺灰をまいた。
 その後は白樺街道を抜けて新しいスポットの青池へ。
火山成分の地下水が流れて来ているようで、本当に水面が青い。とても神秘的な池だ。もちろん魚はいないだろうけど。

その後は富田ファームという花農園。ラベンダーで有名な農園でNHKのドロマの舞台にもなっているようだ。まだ、時期が少し早いようで、外のお花畑の沢山のラベンダーには花は咲いていなかった。

  そして、6時すぎにやっと洞爺湖のホテルに着いた。洞爺湖には40年前に来ているが、今日は大きなホテルなので、昔の記憶とは大分違う。洞爺湖の水もきれいになっているように思う。
 ホテルの回りを散策して湖のほとりに少し遺灰をまいてやった。
 明日も早朝に散歩してみよう。

  明日は近くの昭和新山に寄って空港へむかう予定。
写真などは津に帰ってからアップします。
モモは大人しくしているかな。。

サラ・ブライトマンのチケット

　先週に夕食の時、母親が
「こんど名古屋である歌手のコンサートはめっちゃ高いらしい。。」
と話す。
「それは誰？」
「何か・・・有名な歌姫の・・・」

　そう、それはサラ・ブライトマン。
ネットで調べると出て来た。
世界の歌姫！You　Ｔｕｂｅ　も観た。

（You　Ｔｕｂｅ　Sarah Brightman Symphony in Vienna ）

去年、まだ雄一が元気な頃、WOWOWを見ていたら、どこかの大聖堂をコンサート会場にして凄い奇麗な透る歌声の大迫力で、歌っている映像を流している。それはウイーンの大聖堂だった。
　ずっと見入っていた。鳥肌が立つぐらい見入っていた。
オペラとクラシックとポップが融合したようなサウンドと歌声。彼女は凄いなあ！そう思っていたのが、世界の歌姫と言われるサラ・ブライトマン。その時は初めて見たし、それまで全く知らなかったけどね。

　最近のＮＨＫのニュースでは、彼女がロシアで訓練を受けて宇宙ステーションへ旅行する、と言うニュースも有った。
その彼女のコンサートが日本で、そして名古屋でも大阪でも有る。
すぐにチェックすると、7月の名古屋のＡ席が2つ取れた。
お金も払った。来週にはチケットがくるだろうか。
雄一にも本物を聞かせてやりたい。

　雄一も良く東京や横浜やコンサートに出かけていた。何度か夜行バスで行ったり、安い新幹線チケットを探したりして。
あれからCDも借りて来て、雄一のIphoneにもIpadにも僕のスマフォにも全部入れた。
いつも好きだった曲を流してやっているが、今週はサラのもIpadで流している。

　今夜の夕食前から、僕の自慢のコンポ、サンスイ＆JBLで流していた。
今日、衣替えをしていて、まだ小学校へ入る前に鈴鹿のＦ１を見に行って、雄一とお揃いで買ったジャンバーを片付けていて思い出した。
「あの揃いの雄一のジャンバーはどこへ行った？？」　もう捨てたかもしれない。写真では一緒に映ったのが、数枚残っていた。

　サラ・ブライトマンのその歌声を聞きながら、そんな話や、あの頃のハスキーのナナ、ロクを良く散歩してくれた事や・・・歌声が心に響き、たまらなく成って来る。
最後の入院の時、輸血が終わって少し元気になって、先生に
「もう、帰っていい？」と何度か聞いていた。

あの時、辛くても、連れて帰れば良かった・・・
治療は最善だっただろうか・・・免疫療法は良かったのか・・・本当にベストは尽くせたのか・・・
新しいガン治療のニュースが流れる度に、考えてしまう。
その歌声のせいも有るが、今夜は本当にたまらなく心が折れてしまう。どうする事も出来ないけれども。

　来週は母親の行くスーパーの申込みで、優待された北海道の安ツアーに行く。層雲峡と洞爺湖と昭和新山を廻る様だ。
雄一の遺灰を持って、少しずつまいてやるつもりだ。
　中学生の頃に一緒に登った乗鞍岳にも、もう一度行ってみたい。

夢

　今日は12日。雄一が旅立ってから4か月が経つ。
月日は本当に早く流れる。
雄一のお墓に行く度に
「あと何年かしたら、僕らもここに入る。。」と思う。
そう思うと、今までの概念が崩れて
「終着駅はここだから、残りの人生を。。。」と考えてしまう。

　でも、それではしっかりした目標を持てないよね。
先日、80歳を超えてエベレストに登頂した三浦雄一郎。本当に凄い人だと思う。
そのバイタリティーはとんでもない目標を当たり前の様にやろうとする明確な夢への強い気持ちが、苦労を苦労と思わない日々の行動力へとかきたている。

　ＮＨＫのドキュメントで彼の脳を検査したら、何といったか、ヤル気につながる脳の部分は特に若くて５０代の人と変わらないらしい。
彼の足もとにも及ばないが、僕もささいな事だが、やりたい事は沢山有る。
終着駅の事は置いといて、少しずつ負けない様に頑張っていかないと！と思う。

　そして今日は娘が少し早い父の日のお祝いにと焼肉をごちそうしてくれました。
去年の８月に雄一も一緒に来た百福の焼肉。
あの時も雄一は良く食べた。

　悲しみと喜び。頑張らないと！

モモとヨットハーバー

　この金曜日のお昼にモモを連れて津のヨットハーバーへ。
お天気もいい。気温はまだ初夏の日差しだ。30度ぐらいだが、まだそれ程でもない。
黒い毛皮を着ているモモにとっては、強い日差しは辛いところだけど、これぐらいなら大丈夫だろう。

　ヨットハーバーに車を停めて海岸へ。
平日だし、人影は少ないが、何組かのカップルは浪打際でたわむれている。。。羨ましい。

　モモは川も去年の夏に五条の田舎で少し入っただけで、海は初めて。
中々、連れて来てやる事も出来なかった。
最初は押し寄せる波をさけながら、波打ち際を走る。

しばらくすると波にもなれて少しずつ海に入ってくる。

　ずっとリードは外していたが、波も結構高いし、海の方に入って行ってしまったら戻すのも大変だからリードを着けて海の中へ。

　家に帰ってモモをシャンプーして、その写真を見ていて思う。
この海は太平洋へ続く。ハワイへもアラスカも西海岸も。
ここにまず遺灰をまいてやろう。

お花を育てよう。

　昨日は早朝にモモとの散歩を終えてから雄一のお墓へ。
お花は前日に母親が用意してくれていた。
お墓セットのバックの中には線香からろうそく、ライター、磨き用ぞうきんなど全部入っている。
行く前に、前回はコーヒーを持って行くのを忘れたので、コンビニに寄ってスターバックスのコーヒーを買って来た。
　大好きなキャラメルマキアートでは無いけれど。。。

　お墓を拭いてやってお花を代えて、コーヒーをお供えして・・・あ～今日はお菓子を忘れた。
から揚げかお菓子を買ってくれば良かった、と後悔する。
お花の値段も色々だが、やっぱり安いのはそれなりに痛みが早い。
普通は、ホームセンターで買っても一束350円少々は大体する。
普段の買い物なら350円ぐらい気にもしないけど、少しの生花でこの値段は高い、と感じる。

植えた花の種から目が出て来た

それで、自分で作ってみよう、と先週に花の種を買って来て植えていたら、この日曜に目が出て来た。コスモスと百日草は大体目を出した。ききょうはまだ出て来ない。

　けれど、ふと思った。

お花の2，3本の束が350円としても、よく考えたらこれは決して高くはない。
去年にビオラや色々、種から植えて咲いたけれど、その手間は積み重ねたら、相当な手間がかかっている。大量生産しているからこの値段で出来ている、そう感じるね。

　イチゴは大体収穫も終わり。そんなにいい形では無かったけれど、日当たりや水、肥料などをしかり管理すれば、今度はもっと出来るかな。雨が続いた時の外の果実はナメクジに大体やられてしまっていた。

　霊苑の入り口にある池の周りにはアジサイが奇麗に咲いていた。これから暫らく楽しませてくれるだろう。
　植えた花の苗はいつごろ大きく成るだろう。この初盆の時には間に合うだろうか。
仏前やお墓に作った花を飾る事が出来たら嬉しい。

霊苑入り口のアジサイ