9回目の命日。

 　昨日は雄一の9回目の命日。今年は12日が土曜日に成った。例年は11日の建国記念日の祝日にお寺さんにもお願いして七回忌までは法要も行っていたが、この数年は家族だけで同じ時間を過ごす。今週末は仕事も3連休に成ってしまうので、11日の祝日は仕事へ。玄関に日の丸を掲揚しユウ達の3便目お散歩を終えて出勤する。

11日の朝。日の丸を掲揚して出勤。

　そして昨日は午前はお墓へお参り。庭に有る槙の伸びて来た枝を少し切ってお花と一緒に供えてもらう。ついでに大好きだったイチゴも買って来た。スタバのコーヒーと一緒にお供え。もう9年が過ぎると言うのに、良く思い考える。辛かっただろうなあ。。若いのに身体の自由が無くなって行く現実。短い期間にそんな事が自分自身に起こって来たらどんな思いに成るだろう。。見た目には意識が薄れて来ている様でも話す声は聞こえるだろう。伝えられない辛さはどれ程のものか、想像もつかない。

　そろそろ色んな物の整理もと考える。部屋に有る物。漫画の連載本やゲーム攻略法の本すら捨てれない。押し入れの中には大学時代に勉強した本が沢山有る。身に着けていた小物も。使い古した古い携帯も。大学が有る駅から少し使っていた自転車やゴルフ用品。塗装がはがれて来たスケボも、捨てようと一旦は出したが捨てれない。玄関に有るシューズも履ける物は僕が履くが大抵洗って残っている。結局殆どそのまま片付けて残っている。押し入れの中を片付けていると、大学の臨床工学技士の学位証書が出て来た。医学や電気、工学、理数系の沢山の本。少し開いてもさっぱり解からない。確かなのは僕よりはずっと頭は良かったという事だ。

　12日はお天気も良くて小さな庭の陽だまりではモモ達が日向ぼっこ。モモが家に来たのは2012年の5月。雄一とは半年ちょっとしか一緒の時間は無かったが、大阪彩都の病院を退院した帰りに、すぐ近くのホームセンターのペットショップにいたモモをヨメは助手席で抱きかかえてそのまま連れて帰って来た。後ろの席で笑っていた雄一を思い出す。彩都の病院を探さなかったらウチに来る事は無かったモモ。それから沢山のお友達が出来てマーキュリーやユウが家族にも成った。今は娘の様な存在のChieママとも知り合った。

2012年5月　⇒　ハナ？サクラ？そしてモモ！

　夕方には娘夫婦も一緒に来てくれて久し振りに焼肉。美味しかったな。いつもありがとう。ひなたは大学でまだ帰って来れないが、これからもみんな元気でいられる様に。10歳超えたモモも9歳超えたマーキュリーも、とにかく可愛い4歳ユウ王子もずっと元気でいて欲しいね。お天気も良くて家族だけのいい一日を過ごせた。みんなありがとう。これからも元気でいよう。