昨日26日から大山、出雲へ行って来ました。
この8月の内に出来るだけ行っておきたかったので、直前の金曜に天気予報を色々チェックして、行くと決めて、いつもの三交旅行のお姉さんにホテルを頼んだ。
火曜は平日練習の予定だったけれど、今回は申し訳ない。
日曜の夜に準備して26日月曜の朝、4時過ぎに家を出発。ナビに出雲大社まで入れると400㌔を軽く超えている。経路は第二名神から中国、米子道から山陰道経由。今はほぼ全線、出雲大社の近くまで工事中の所も有るが、つながっている。この距離だと普通に走れば7~8時間ぐらいかな。
中国道を走るのは20年以上のご無沙汰かな。まだ若い頃に鳥取当りへ夏は良く泳ぎに行った。大山のスキー場にも行った事は有る。でも津に来てからは豊中より向こうは行っていない。その頃は米子道も山陰道も無かった。今は鳥取方面へも道路が出来ている様だ。
米子道へ入ると少し曇り空だが、予想通り雨の心配は無いようだ。月曜か、火曜のどちらかで大山に登ろうと思っていた。天気が行けそうなら月曜に登りたい。その後は出雲大社へ。それを逆にしてしまうと、山に登って降りてとても疲れて、帰りも辛いし遅くなりそうだ。
火曜は晴天に成ると確信していたが、月曜のお天気は高速道路から晴れ間も見えるし、大山も良く見える。それで、そのまま大山に登る事に決めた。
お昼のおにぎりや水分を買い込んでリュックに詰め込む。今回は運動不足のヨメも来ているので、多分水分は僕の3倍ぐらいはいるだろう。タオルや色々、リュックは重たく成った。
駐車場から歩き始めて夏山登山道に入る。案内には初心者も登りやすい、頂上まで約2時間半~3時間、とある。
確かに2合目辺りまでは規則正しい石段や丸太で石を囲んだ階段状の登りが続く。。。これが、ずっと続いて急に成って来たら、帰りは辛いだろうなあ。。。と感じていたが、結果は予想通りに成った。
ヨメも3合目ぐらいまでは汗をかきながらもまあまあ登る。でも段々急に成って来て足も上がらなくなってくる。慌てさせても、無理をしたら多分登れなくなるし、ゆっくりペースを後ろから合せながら、休憩も充分に取りながら登った。
5合目から8合目までが、このコースのポイント。ここまでは不規則で、高さもバラバラの階段場の登山道が続く。初心者でもこれは結構キツイと思うね。ここで無理をしたらダメ。
何とかそれを越えると少しなだらかに山の稜線に沿ったり、植物保護の為の木製の橋げたの様な登山道が続いたり、比較的足には負担が少なくなる。
9時50分に登山道に入り、3時間ちょっとかかって1時過ぎに頂上に着いた。ヨメの足で良く頑張った方だと思うね。
頂上はちょっとあっけなかった。木製の橋げたが4,5本並べて休憩して食事を取れるぐらいのスペースが有るだけ。でも100人も一度に来たら皆は座れない。国立公園だからそれより外には出ない様に柵がされているので、この橋げたの上でしか散策出来ない。でも、これも仕方の無い事かな。
標高で言えば1700mちょっと。富士山の5合目よりずっと低いけれど、吉田ルートの登山道と比べたら足、ヒザに来るキツサは大山の方が有るかも知れない。
この大山の頂上からすぐ先に見える剣ヶ峰へ続く稜線の所へ一つ、雄一の遺灰をまいてやった。頂上だし強い風が吹き抜けるだろうけどね。。
予想通り、このコースの下りは間違いなくヒザに来る。ただでさえヨメのヒザはガクガク。僕もこんなコースは苦手だ。これは僕でもヒザに来る。
登山では登り3分、下り7分と言われるが、足の疲労度で言えば、そのままのコースだ。
下りは2時間半ぐらい。段差を一段ずつ降りるような本当にヒザの疲れるコースだ。
暫らく休憩してかき氷を食べて、皆生温泉のホテルに向った。ここ大山の登山道駐車場からだと皆生まで、30~40分ぐらいの距離。僕らは今日は泊って休めるけど、同じコースを登っていた京都から来たという、50代ぐらいの夫婦は、これからまた京都へ帰ると言う。
これだけ疲れて、また300㌔以上車で走るのは、これはとても辛いね。
その夜は皆生温泉のホテルへ。41年前は松江か宍道湖のユースホステルで泊った記憶が有る。当時はその少し前に大水害が有ってそのユースの1Fの柱の真ん中ぐらいまで水が来たんだよ、とオーナーが話してくれたのを覚えている。
皆生温泉のそのホテルは三交旅行のお姉さんが勧めてくれただけ有って、新しい整ったホテルでは無いけれど、サービスは◎。木製の露店風呂もとても気持ち良かったし、また来よう、と思わせてくれるホテルだった。
品沢山の美味しい朝食を完食して8時頃に出発。今日は出雲大社へ行くが、その前に境港へ続く弓ヶ浜を何か所か散策。
お天気は最高!東の山手には大山も見える。長く長く続く弓のような砂浜の海岸。
ここにも遺灰をまいてやった。遺灰をまいて眺めていると、もうたまらなくなる・・・。
「また、夏は砂浜でバーベキューでもやっているだろう・・・。」とヨメと話しながら。。。
すると砂からカニさんが、時々顔を出して様子見をする。ちょっと可愛くて気持ちをなごませてくれた。
ここから出雲大社までは2時間ぐらい。結構距離が有る。松江城や見たい所は沢山有るけれども帰りの時間を考えたらそうはいかない。モモも待っている。そのまま出雲に向った。
今年60年振りと言われる遷宮を終えた出雲大社はさすがに沢山の人が来ている。駐車場に入ると大きくたなびく日の丸が見える。
ここは日本。この様な場所で大きくたなびく日の丸を見ると、日本人で良かった!と思うし、今健康でいれる事にも感謝したい。
日本神話から続く歴史の重み。大国主神の大きな像も有る。
色々感慨するところは沢山有るけれども、僕の下手な説明はやめておこう。
本当に来て良かった!と思ったね。
大社を出て、ここにも伊勢に有るようなお土産やさんや小さな横丁がある。そこで美味しいかき氷を食べて、勾玉のお土産屋さんに立ち寄る。
勾玉(まがたま)。僕はそんな知識はないし装飾品にもあまり興味は無い。
でも、そのきれいな専門ショップの洒落た説明には・・・
月のかたち・・・、いのちのはじまりのかたち・・・ と有って次にこう書いて有った。
たましいのかたち、生あるものはじまり・おわりでもそれははじまり。どちらも同じで存在は不変。
日本民族のお守り。それがまがたま。
とある。どれも商品は高いし説明文に影響された訳では無いけれど、雄一に小さな、まがたまを買って来た。
帰りに近くの島根のワインのワイナリーへ。
大きな店内の中には沢山のワインの試食ブースが有る。
あれだけ足やひざがへばっていて大社でも苦労していたのに、こういう所だと、ヨメは何であんなに元気に成るんだろうね・・・。感心する。
お土産も買って、その後は一直線に津へ。
アウトランダーの雄一のパイオニアナビの案内は解りやすい。途中で経路を変えても純正ナビの様に元の経路にUターンまでして戻そうとは余りしない。
帰着予定時刻は19時半頃を示していたが、順調に飛ばして19時にはモモと散歩に行く事が出来た。
それでも出雲は遠い。休憩も入れて順調に飛ばしても6時間以上はかかる。
でも、疲れたけれどいい旅行だった。
出雲大社にはまた行きたいし、近くには沢山の見どころが有る。
また機会が有れば、ゆっくり行こう。
この8月の内に出来るだけ行っておきたかったので、直前の金曜に天気予報を色々チェックして、行くと決めて、いつもの三交旅行のお姉さんにホテルを頼んだ。
火曜は平日練習の予定だったけれど、今回は申し訳ない。
日曜の夜に準備して26日月曜の朝、4時過ぎに家を出発。ナビに出雲大社まで入れると400㌔を軽く超えている。経路は第二名神から中国、米子道から山陰道経由。今はほぼ全線、出雲大社の近くまで工事中の所も有るが、つながっている。この距離だと普通に走れば7~8時間ぐらいかな。
中国道を走るのは20年以上のご無沙汰かな。まだ若い頃に鳥取当りへ夏は良く泳ぎに行った。大山のスキー場にも行った事は有る。でも津に来てからは豊中より向こうは行っていない。その頃は米子道も山陰道も無かった。今は鳥取方面へも道路が出来ている様だ。
米子道へ入ると少し曇り空だが、予想通り雨の心配は無いようだ。月曜か、火曜のどちらかで大山に登ろうと思っていた。天気が行けそうなら月曜に登りたい。その後は出雲大社へ。それを逆にしてしまうと、山に登って降りてとても疲れて、帰りも辛いし遅くなりそうだ。
火曜は晴天に成ると確信していたが、月曜のお天気は高速道路から晴れ間も見えるし、大山も良く見える。それで、そのまま大山に登る事に決めた。
お昼のおにぎりや水分を買い込んでリュックに詰め込む。今回は運動不足のヨメも来ているので、多分水分は僕の3倍ぐらいはいるだろう。タオルや色々、リュックは重たく成った。
駐車場から歩き始めて夏山登山道に入る。案内には初心者も登りやすい、頂上まで約2時間半~3時間、とある。
確かに2合目辺りまでは規則正しい石段や丸太で石を囲んだ階段状の登りが続く。。。これが、ずっと続いて急に成って来たら、帰りは辛いだろうなあ。。。と感じていたが、結果は予想通りに成った。
ヨメも3合目ぐらいまでは汗をかきながらもまあまあ登る。でも段々急に成って来て足も上がらなくなってくる。慌てさせても、無理をしたら多分登れなくなるし、ゆっくりペースを後ろから合せながら、休憩も充分に取りながら登った。
5合目から8合目までが、このコースのポイント。ここまでは不規則で、高さもバラバラの階段場の登山道が続く。初心者でもこれは結構キツイと思うね。ここで無理をしたらダメ。
何とかそれを越えると少しなだらかに山の稜線に沿ったり、植物保護の為の木製の橋げたの様な登山道が続いたり、比較的足には負担が少なくなる。
9時50分に登山道に入り、3時間ちょっとかかって1時過ぎに頂上に着いた。ヨメの足で良く頑張った方だと思うね。
頂上はちょっとあっけなかった。木製の橋げたが4,5本並べて休憩して食事を取れるぐらいのスペースが有るだけ。でも100人も一度に来たら皆は座れない。国立公園だからそれより外には出ない様に柵がされているので、この橋げたの上でしか散策出来ない。でも、これも仕方の無い事かな。
標高で言えば1700mちょっと。富士山の5合目よりずっと低いけれど、吉田ルートの登山道と比べたら足、ヒザに来るキツサは大山の方が有るかも知れない。
この大山の頂上からすぐ先に見える剣ヶ峰へ続く稜線の所へ一つ、雄一の遺灰をまいてやった。頂上だし強い風が吹き抜けるだろうけどね。。
予想通り、このコースの下りは間違いなくヒザに来る。ただでさえヨメのヒザはガクガク。僕もこんなコースは苦手だ。これは僕でもヒザに来る。
登山では登り3分、下り7分と言われるが、足の疲労度で言えば、そのままのコースだ。
下りは2時間半ぐらい。段差を一段ずつ降りるような本当にヒザの疲れるコースだ。
暫らく休憩してかき氷を食べて、皆生温泉のホテルに向った。ここ大山の登山道駐車場からだと皆生まで、30~40分ぐらいの距離。僕らは今日は泊って休めるけど、同じコースを登っていた京都から来たという、50代ぐらいの夫婦は、これからまた京都へ帰ると言う。
これだけ疲れて、また300㌔以上車で走るのは、これはとても辛いね。
その夜は皆生温泉のホテルへ。41年前は松江か宍道湖のユースホステルで泊った記憶が有る。当時はその少し前に大水害が有ってそのユースの1Fの柱の真ん中ぐらいまで水が来たんだよ、とオーナーが話してくれたのを覚えている。
皆生温泉のそのホテルは三交旅行のお姉さんが勧めてくれただけ有って、新しい整ったホテルでは無いけれど、サービスは◎。木製の露店風呂もとても気持ち良かったし、また来よう、と思わせてくれるホテルだった。
品沢山の美味しい朝食を完食して8時頃に出発。今日は出雲大社へ行くが、その前に境港へ続く弓ヶ浜を何か所か散策。
お天気は最高!東の山手には大山も見える。長く長く続く弓のような砂浜の海岸。
ここにも遺灰をまいてやった。遺灰をまいて眺めていると、もうたまらなくなる・・・。
「また、夏は砂浜でバーベキューでもやっているだろう・・・。」とヨメと話しながら。。。
すると砂からカニさんが、時々顔を出して様子見をする。ちょっと可愛くて気持ちをなごませてくれた。
ここから出雲大社までは2時間ぐらい。結構距離が有る。松江城や見たい所は沢山有るけれども帰りの時間を考えたらそうはいかない。モモも待っている。そのまま出雲に向った。
今年60年振りと言われる遷宮を終えた出雲大社はさすがに沢山の人が来ている。駐車場に入ると大きくたなびく日の丸が見える。
ここは日本。この様な場所で大きくたなびく日の丸を見ると、日本人で良かった!と思うし、今健康でいれる事にも感謝したい。
日本神話から続く歴史の重み。大国主神の大きな像も有る。
色々感慨するところは沢山有るけれども、僕の下手な説明はやめておこう。
本当に来て良かった!と思ったね。
大社を出て、ここにも伊勢に有るようなお土産やさんや小さな横丁がある。そこで美味しいかき氷を食べて、勾玉のお土産屋さんに立ち寄る。
勾玉(まがたま)。僕はそんな知識はないし装飾品にもあまり興味は無い。
でも、そのきれいな専門ショップの洒落た説明には・・・
月のかたち・・・、いのちのはじまりのかたち・・・ と有って次にこう書いて有った。
たましいのかたち、生あるものはじまり・おわりでもそれははじまり。どちらも同じで存在は不変。
日本民族のお守り。それがまがたま。
とある。どれも商品は高いし説明文に影響された訳では無いけれど、雄一に小さな、まがたまを買って来た。
帰りに近くの島根のワインのワイナリーへ。
大きな店内の中には沢山のワインの試食ブースが有る。
あれだけ足やひざがへばっていて大社でも苦労していたのに、こういう所だと、ヨメは何であんなに元気に成るんだろうね・・・。感心する。
お土産も買って、その後は一直線に津へ。
アウトランダーの雄一のパイオニアナビの案内は解りやすい。途中で経路を変えても純正ナビの様に元の経路にUターンまでして戻そうとは余りしない。
帰着予定時刻は19時半頃を示していたが、順調に飛ばして19時にはモモと散歩に行く事が出来た。
それでも出雲は遠い。休憩も入れて順調に飛ばしても6時間以上はかかる。
でも、疲れたけれどいい旅行だった。
出雲大社にはまた行きたいし、近くには沢山の見どころが有る。
また機会が有れば、ゆっくり行こう。