2012年12月10日月曜日

白血球は基準レベル

 今日は大阪彩都での入院。
温熱治療の8回、1クールの治療の中で一度入院をしなければならない、となっている。
旅行やら、免疫治療や三重中央での治療スケジュールを考えて今週にした。と言うか今週しかなかった。

 天気予報では雪の予報が沢山出ている。でも朝からスタッドレスに変えている時間は無い。何とか大阪方面は大丈夫だろう、と4駆のアウトランダーで出かけた。
大阪北部の彩都では小雪が舞っているが、積雪は無い。今夜も冷えてはいるが明日も大丈夫だろう。

 ハワイ旅行から雄一は少し体調を落としている様だ。外出の度に点滴を外していたし、沢山歩いたり、帰りの飛行機も長いフライトで、トイレが持たず、途中で点滴も外した。
 家に帰ってからは、金曜からTS-1を再開している。2週間近く、抗がん治療はしていなかったからその反動が来ていると思う。

 昨夜は深夜2時過ぎに点滴ラインにエアが入ったのか、異常が出て全部交換した。ゲームを遅くまでしているし寝不足も有る様だ。
彩都の病院でも、いつもの様にテレビやゲームでは無く、休んでいる方が長い。入院なんだから本当はこれでいいと思うけど、元気が無いのは気になる。

 食事の量も少ない。TS-1の影響が大きいと思う。血液検査では白血球、好中球とも問題は無かった。
 今週の水曜は名古屋で免疫治療の点滴の1回目。彩都は明日、温熱の治療の後、一旦、自宅へ戻り、水曜に名古屋へ。そしてまた彩都へ。
 通常の化学療法だけなら三重中央で、出来るがそれ以外は遠方でも行くしかない。それがガン治療の現実だ。
今の医学のレベル。保険適用の範囲の化学療法でとてもガンを直せるとは思えない。
患者に合ったいろんな治療を選択して、どこまで共存できるか?辛い副作用の出来るだけ少ない治療で、何とかそうなるように願って行きたい。

 
 彩都の病院に最初に来たのは去年の12月16日。もう1年が経つ。また来年も、元気で入れる様に祈りたい。
この病院の中庭にはクリスマスのイルミネーションが飾られている。キレイだけど、本当は病院では見たくないね。


2012年12月7日金曜日

感動の。。。トリーのメール

やはり日本の朝は寒い。日の出前にモモと散歩に出かけたが、ダウンはもう必要だ。日が登る前だったので、団地の裏山に上って日の出を見よう。
裏山のバイパス工事も橋げた工事が進んでいる。完成するとちょっとうるさくなるかも知れない。
モモも元気です1


ハワイのイルカ中学の授業の模様を収録したDVDやCDRを持って帰ったので、今日、ゆっくり見てみると、さすがに上手く撮って有るね。お気に入りを何枚かFaceBookにもアップしました。ログイン出来る方は見てやって下さい。

 またWebからはこちら CINEVIE.TV→http://www.cinevie.tv/cgi-bin/mycinevieinhawaii.cgi?SF=jp&E=S&C=V&OrderID=WKCV01-3981&RandomNum=618687&a 
で画像は小さいですが、全部の画像が見れます。

 そして今日はそのイルカ中学の学級委員のトリーからメールをもらいました。
何でもないメールですが、たった半日ちょっとの授業で、大自然の中での沢山のイルカ先生との遭遇、生き生きと生きる彼女の姿から、読んだ瞬間にとってもピュアで感動してしまいました。
ちょっとそのメールを紹介します。。。

 メールありがとうございました。
もう日本へは戻られましたか?
こちらは次の日から海が落ち着いて来て、今日12月6日は湖のような静かな海でした。
あの日は本当にウソみたいに海が荒れていて、でもその変わり何だか皆で成し遂げた!というような授業だったので凄く感動が大きかったのを覚えています。

ひなたちゃんを始め上平さんご家族にあった時にとってもステキなご家族だなーって感じました。
まさかおじいちゃんだとは思わなかったですけど(笑)
息子さんの願いを叶え、皆でフォローしてハワイにいらしたのを聞き、ご家族の絆の強さを感じました。
ぜひとも気持ちを強く持って、闘病に勝ち、元気になってまたハワイにいらして下さい。
今回の旅が、このハワイの大自然と人の素晴らしさで皆さんの心にエネルギーがチャージで来た事と信じています。
またご家族でこのハワイにいらして下さい。さらに元気をもらいにね。

お元気で頑張って下さいね。
私も心から応援しています。

とりやま

 泣けてくるぐらいに嬉しかったです。本当にまた行きたい、と思います。
本当にありがとう!トリー!

 雄一はハワイでも外出時や飛行機の中以外の移動時間は点滴を外しているし、1日目の飛行機の疲れやサンセットクルーズでの船の揺れなどで、体調を落としてしまって余り食べれず、やっと3日目には元気に成って来ました。本当に美味しかった田中オブ東京のステーキコースも良く食べました。
 帰りの飛行時間も長くて疲れたようだったけど、機内食も2食食べました。

 家に帰ってからモモにもちょっかい出して、今日も元気に食べています。
今夜からまた辛いTS-1を再開。来週には1回目の免疫療法の治療を行います。
もっと元気になって、また連れて行ってやりたい。

2012年12月6日木曜日

JALに感謝!


 やっぱり日本は冬。寒い。
今夜5時前にセントレアに着きました。出かける時に薄手の小さく成るダウンを持って行ったが、飛行機を降りてすぐに着た。

 ハワイ行きは約8時間弱。でも帰りはハワイ時間11時25分に出て、セントレアには日本時間の午後4時20分頃。時差がが5時間有るから10時間弱かかっている。
帰りは映画を4本も見てしまった。
 気象条件などで変化はするだろうが、何で帰りは1時間以上も多くかかるのか?地球の自転が有るから、その空気の流れ、気流の関係か?
 僕には確かな事が良く解らない。ひなたにも良く説明出来なかった。

 それにしてもアメリカの出国検査はやっぱり厳しかったです。
日本人には信頼のおける(?)JALに沢山のややこしい医療機器の持ち込みなど、診断書や書類を全部用意してJALには了解をもらっていた。それでも検査はその国の基準だからJALの了解は関係ない。
 特に点滴のキットは日本でもしつこく説明を求められた。そしてアメリカでは隅々まで細く痩せた体をボデイチェックする。点滴用の埋め込まれたリザーバーポートもお腹の2つのストーマもチェックする。
本人は見られたくない隅々までチェックされて可哀相だったけど、これは仕方が無い。でも実際はあの体を見たら誰も文句は言わない。

 でも、JALは日本を出る時も、そしてアメリカを出る時も通訳の出来る係員が出国検査には全部付いてくれて、説明してくれた。受付に行くとちゃんと解るように手配されていた。
 帰りは英語での説明を求められるかも?と言う三交旅行さんの話だったので、僕に出来る範囲で用意はしていったが、チェックはとても厳しかったけれど、その必要も無かった。フォローが無かったらもっと大変だっただろうと思うけどね。

 また行き帰りとも空席が有ったので、荷物置き場や休ませる為に間に空席も用意してくれた。お蔭で点滴のセットにも助かった。搭乗手続きも優先扱いで、先導してくれる。
 今回はJALにして大正解だったし、別に特別料金を取られる訳でもない。
行きも帰りも機内のスチュワーデスにも全部連絡が行っていて、挨拶にチーフが来て気を使ってくれている。
 僕から見ればたかがエコノミークラスに200点ぐらいのサービス。本当に有り難かった。
もし、また行く事が有ったら迷わずJALにしよう。

 家に帰ってすぐにモモをペットホテルにお迎えに。
予想通りモモの興奮振りは手に余るぐらい。淋しかったんだろうね。一気に車に飛び乗る。
1
 
 楽しみにしていた旅行も無事に終わったけれど、自分自身にも、とっても大きなご褒美に成った。
真っ青な海に泳ぐイルカ達の群れは何もかも忘れて子供心に戻る、とっても貴重な一瞬。あれだけでも価値は有ったかな。また行きたいね!!

2012年12月5日水曜日

みそ汁、漬物、そうめん。。。食べたい!!

 今朝は4時半に起きて5時半にシェラトンのバスターミナルを出発。 
ダイヤモンドヘッドの遊歩道のスタート地点には6時頃に到着。まだ辺りは暗い。
通常は30~40分ぐらい片道かかるらしいが、バスの出発は7時15分だと、大きなお姉さんのドライバーが言う。

 あんまり時間が無い。それに日の出時間は7時頃だし、頂上で日の出を見れるだろうか?
しばらく歩いて行くと、少しずつ勾配もきつくなってくる。そして細くなって、頂上が近づくと急な階段も続く。この30~40分は健康な人向けだろう。
ダイヤモンドヘッドを下山して
本当に狭い展望台に着くとワイキキビーチやホノルルの町が一望できる。まだ6時半頃だし、辺りはうっすらとしているが、町の光がとてもキレイだった。

 日の出時間は近づいてくるが、もうそろそろ下山しないといけない。それに東の山にだけ、大きく雲が覆い、日の出はちょっと難しそうだ。それでも下山しながら雲の間から少しだけ朝日がのぞいた。ハウツーラナイの朝食がコースに含まれているので、そちらの時間優先でコースを組んでいるようで、ダイヤモンドヘッドの日の出時間には合っていない様だ。

ハウツーラナイの朝食
ダイヤモンドヘッドを出てハウツーラナイの朝食へ。ここはホノルル動物園などが有る近くの浜辺沿いに有り、そこまで波が来ている。そこで朝食。
早朝から体も動かしているし、体調も戻っているし、睡眠不足も今日は大丈夫。ハワイで初めて完食した。めちゃくちゃ美味しいと言う訳でもない。気分はそのシュチュエーションだ。近くの道路沿いではこの週末に行われるホノルルマラソンの参加者だろうか、沢山のランナーがランニングしていた。

 僕は2011年のホノルルマラソンのTシャツを着ていたので、行くところで、
「今年も走るのか?」と沢山の人が聞いてくる。その度に覚えたアロハサインを出しながら
「Yes!!」と言っていた。本当にいつかは走りたい。

 そしてホテルへは9時前に帰る。まだまだ)時間は有る。
お昼は皆で、有名なショッピングセンター、アラモアナへ。とにかくここは広い。ジャズドリームを5倍以上は大きくしたような有名なブランド店が並ぶショッピングセンターだ。
僕はほとんど興味が無い。雄一や娘達は案内図を見ながらお目当てのお店へハシゴが始まる。。。 
 着いて回るのは勘弁したいので、1時に集合時間だけ決めて適当なお店を見ながらブラブラしていた。来た道とバスストップだけ確認して戻ってくると、雄一達はもう戻って来ている。
点滴も外しているし、外出の為に余り食事もしていない。雄一も疲れた様で、
「ホテルに帰って食べたい。。」と言う。

 心配だし、ここでもう時間を使う訳には行かない。すぐにバスに乗りホテルへ戻った。
疲れた時はやっぱり日本食。
シェラトンのローソンには日本と同じ様におでんも有る。これは事前にリサーチしておいた。おでんはさすがにこの周辺では他には無かった。
 僕も1日目のスターオブ、ホノルル号のサンセットクルーズのディナーの時から
「みそ汁。。。漬物。。。お茶着け。。。そうめん。。。 」そんなのが食べたい!とずっと思っていた。
ハワイの食事はボリュームは充分過ぎるけど、味は僕には合わない。食べた気がしない。

 シェラトンのローソンで買ったおでん、漬物、おにぎり、焼きそば、オムライス、そして日本茶は雄一もひなた達も一気にたいらげた。やっぱり日本人はこれでいい。アメリカ人のマネする必要なんてないよね。雄一も沢山食べたし、ホッと一息。それにしてもびっくりするぐらいの体格の人が男も女の人も多い。食事のせいだと思うけれど、これは絶対に体には良くない、と思うね!

色んなパフォーマンスをやりながら焼いてくれるシェフ
そしてハワイの最後のディナーは田中オブ東京のステーキコース。最初は高いかな?と思ったが、最後の夜だし、5人で予約したけれど日本円にすれば決して高くは無い。ハワイには3店舗あるらしいが、とても人気の様だ。 今夜も希望の時間には取れなかった。
それぞれにシェフが付き、英語も日本語もしゃべる。イケメンのウエイターも同じで愛想が良い。アメリカはチップの国だけど、そのイケメンのウエイターにはチップを挙げたくなって5ドルを渡した。
 家族皆に良くしてくれたし何度かチップは渡したが、始めてチップっていいもんだなあ・・と思ったね。

 お肉もロブスターも貝柱も野菜も、それにみそ汁も漬物も。久し振りにバドワイザーも飲んで、本当に満足!!ここでもひなたや雄一が食べきれない分まで全部完食した。久し振りに満足!満足!

 今日はワイキキのビーチでも泳いだ。少し寒いけど海に入れば問題なし!
ハワイでは雄一はやはり1日目から疲れていた様で、昨日までは食事も充分には取っていない。外出の時は点滴を外しているから疲れやすいだろうし、心配で気になっていたが、今夜の田中オブ東京での食事を見たらちょっと一安心。
 今度来る時は、もっと体調も戻して連れて来てやりたい。

 日本時間の木曜の夜には戻る予定です。モモちゃんにもお土産を買いました!
早く迎えに行ってやりたい。

2012年12月4日火曜日

山と太陽と海!とイルカ達!

 今日はハワイ時間12月3日の夜10時を回った。日本時間だと日付が変わった4日の早朝5時過ぎかな。もう少ししたらそろそろモモとの散歩に起きる頃だ。モモは元気にしてるかな?

 日曜の夜の出発は予定通り。でもやっぱり手荷物や通関で医療機器の手続きも説明も大変だった。準備も全部してJALにも連絡は入れて了解ももらっていたが、やっぱりそう簡単には行かない。でも出国準備が終わってやっと一息。
 少し遅れたがホノルル到着後、入国手続きの検査官は片言の英語でも、とってもフレンドリーですんなりパス。沢山の人で時間は掛ったけど、問題は出国の時だろう。医療機器を持ち出すのにそう簡単に行くとは思えない。

 飛行機は予想より揺れたしエコノミーだから足元も狭く、揺れも多くて余り眠れない。時差が有るから夜10時にセントレアを出発しても日本時間での到着なら朝の5時頃。普通ならまだ寝ている時間。でもハワイは日付は一日戻るが、もう朝の10時だ。徹夜をした朝の様な気分だった。

 ホテルにチェックインし、ホテルの近くで昼食を取り、その夜はスターオブホノルルでのサンセットクルーズ。でも空は曇り。期待のサンセットは無かったけど、ディナーショーは、それはそれはハワイらしい演出で楽しんだ。

 感心したのは、このウエイターやウエイトレス達がそのショーにも参加するし、帰る時の各コースの案内もするし、交通整理までしている。まさにオールマイティーだ。

 けれどもその夜は寝不足、気疲れで頭は痛いし体調はかなり辛い。食事も美味しく感じない。これは雄一も同じ様で、かなり疲れている様子。点滴は飛行中は行ったが、ホテルから外出する時はいつも外している。夜風も寒く、心配な夜だった。
野生のイルカ。マイクが撮ってくれてメールで送ってくれました。

 僕も出来るだけ早く寝たけれど、まだ元には戻らない。雄一もすぐにホテルで点滴を着けて休ませたが、余り食べていない。
 翌日は有名ホテルの早朝ランチに行くと言っていたが、、母親と二人沢山歩いて、また疲れて帰って来た様だ。

 そして僕はひなた達を連れて早朝から念願のイルカ中学へ入校。今日もお天気は余り良くないが、自然のイルカと会えるだろうか?

 イルカ中学の先生は去年の8月にこちらに移住してこの仕事を続けている。
お父さんから「好きな事をやりなさい。」と言われてこのハワイに、このイルカ達との仕事に飛び込んで来た、と話していた。

 彼女はとっても元気で、凄くイキイキしている。説明もとても解りやすい。気持ちが入っているからだろうね。彼女を見ているだけでも沢山の元気を貰う事が出来た。

 けれど、今日は外海は波も高い。昨日は見れなかったらしい。
ハワイで最速の高速ボートで1時間近くイルカスポット付近を飛ばす。凄い揺れと水しぶき!ウェットスーツを着ていなかったら耐えれないぐらいだ。酔いだす人も出てくる。
 でもそのスチュエーションは。。。

 東の山手にはゴットハンドと呼ばれるパワースポットが大きく見える。雲の間からは太陽の光が帯の様にさし、外洋の空は真っ青だ。波は高いが、しばらくローリングしてイルカを皆で探していると、遠くにイルカがジャンプする!
 皆の歓声が上がって、キャプテンがゆっくりとポイントへ移動し、皆でダイブ!

イルカ中学の卒業生のみんな!

 いました!海の底に眠りながらゆっくりと泳ぐ沢山のイルカ達! 
一度目は上手く海の中を見れなかったひなたにも2度目はイルカ先生も沢山手助けしてくれて、沢山のイルカ達を見れました。
 全くの野生だから一緒には泳いでくれないが、子供のイルカは近くでジャンプもしている。
 疲れは完全に吹き飛んで、もう大丈夫!

 でもね、今まで車酔いなどした事が無い僕も、ひなたのママもこのボートの揺れ、海の大きなうねりはマジで気持ち悪かった。入校した生徒達の何人かは2回目はダウンしていた。

でも、イルカに会えればそれ以上の物!このツアーはとてもワイルドだけど、また来たい!とそう思わせてくれた。
イルカ中学の先生の彼女もキャプテンパパも沢山の写真を水中でも撮ってくれたマイクも、イケメンの若いイルカと話す?マイケルも、とってもフレンドリーで楽しい人達でした。
 港の近くのスポットではウミガメにも会えました。
 雄一ももっと元気に成ってまた一緒に来たいと思う。

向こうに見えるダイヤモンドヘッド。明日に登ります!
午後から少し休んで体調を戻し、高いので泊まってはいないけれど、近くのシェラトンのビーチの散策。
 明日はその先に見えるダイヤモンドヘッドに早朝ハイクして日の出を見れたら嬉しいなあ。。と思ってる。

 そして夕食を食べて、ハワイのスーパー、ドンキホーテで買い物。
ここは全く日本と変わらない。日本人が行っても何も不自由しない。日本にある物は殆どここにも有る。そんな感じで、日本人がハワイに移住して来ても買い物は全く心配はないね。

 その後はタンタラスの丘にも登ってとってもキレイなホノルルの夜景も見て来ました!
明日はダイヤモンドヘッドに早朝ハイクに行き、ハワイの日の出を見て、沢山の元気を貰って来ます!
タンタラスの丘からのホノルルの夜景(日付は日本時間)