昨日は休みで天川村へ行こう、と決めて早朝お散歩終えてから準備。ハイエースのガソリンは半分も入っていないが、針インター出て入れればいいだろう。ユウとマーキュリーの水とおやつだけ持って出かける。天川は雪も有るだろうからダウンの上着と雪道も歩けるシューズを積んで出かけた。一番の目的は天川村の資料館へ行きたい。そこには戦時中の終戦間近の頃に大阪空襲で高射砲に被弾して、基地に帰ろうとしたB29が、大峰山中に墜落しそのエンジンを村人達が引き上げて展示しているらしい。
そのB29の乗組み員は数人が助かり、村人達が手当や食事を与えて世話をしたらしい。当時でいえば、鬼畜米英と言われた敵国の、大阪を空襲した憎い相手なのにね。。その後、終戦間近に大阪の収容所へ移され、全員射殺や毒殺をされてしまった。それも当時としては仕方ない。。けども射殺した上官達は戦争犯罪で処刑されている。。何ともいえないその状況。家族に取ってみればどれだけ悔しく残念だろうね。誰を恨めばいいのか。。
そんな事を調べたアメリカ人がいてその家族達をたどったドキュメンタリーが以前に放映されていた。その中で、そんな話を知った人達がB29の残骸のエンジンを大峰山中から担ぎ出し、その天川村の資料館に展示して有るらしい。近くにはその搭乗員達の慰霊碑もある様だ。そのドキュメントの内容は下記のHPで見れます。
8時前にやっと用意して家を出たがナビでルートを確認するとやっぱり針で降りて、と成る。行く道中も考えながら走る。方角から考えると多少遠回りでも名阪を郡山まで走って御所から下道を行く方が早いように感じる。。下道の高齢者風のとろい車の後ろを走りながら考えていた。
やっと天川村の交差点。ここまで2時間40分。。長かった。そこから洞川の天川村資料館へ。更に15分ほど走る。やっと着いたがどうも休館の様だ。ホームページでは休みの案内は出ていなかったが、玄関などの案内を見ると冬季は3月末まで休館。土日のみ営業と有った。仕方ないね。気を取りなおしてユウ達と雪道を歩く。見上げると長い吊り橋が見える。案内版には吊り橋を渡って遊歩道が結構続いている。せかっく来たからユウとマーキュリーを連れて歩く事にした。
ユウ達は雪で大はしゃぎ!雪を一杯食べるよ。駐車場から神社の境内を歩きながらその吊り橋、かりがね橋と言うらしいがそこを目指して山道を上がって行く。やがてその吊り橋が見えて、ユウ達とゆっくり歩く。2頭と1人だけだしそうは揺れないが、人が多いと揺れるだろう。両脇には頑丈なネットも有るし落ちる心配はない。十津川の吊り橋はそれが無いからワンコは危ない。とても行けないね。
ノンリードで歩く2人。 |
そこから展望台などを登り洞川の上の方まで遊歩道が続いている。雪道だし少し前の足跡が残っているが、鹿の足跡は沢山有った。あとはキツネかタヌキかな。。マーキュリー達はそんな獣達の匂いを嗅ぎながら歩く。
洞川へ来たら行きたかったお婆ちゃんのお店。今も元気にしているだろうか。。息子が旅立ってその年に初めて登った大峰山。その帰りに立ち寄ったお店にいたお婆ちゃん。まるで母親の様にとっても優しいお婆ちゃんだった。
お婆ちゃんのお店。黄色の看板が有る。 |
そのお婆ちゃんのお店へ洞川の村中の雪の凍った路面を歩きながらユウ達と行く。すぐにそこは解ったが、やはりこの時期の平日。閉まっている。ただ正面の扉は空いていた。戸を開けて呼んでもお留守の様だし諦めて車の方までお土産屋さんの通りを通りながら帰って来た。まだお婆ちゃんは元気だろうか。。また今度来よう。元気でいて欲しいね。
天川のマンホールには「てんかわ」の名前が有る。なんか凄いな。 |
ユウは2時間少々、雪道を歩いて登り、お疲れモードです。対してマーキュリーは10歳を超えても疲れ知らず。さすがシェパードだね。モモはお家でお留守番でしたが、最近の食欲は凄いの一言。足腰は弱ってはいますが、外トイレにちゃんと対応して出かけます。用が済んだらすぐUターンですが。まだまだ皆、元気でいてね。
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