今日はひょんな事から知り合いに成った、ワンコ友達のそのお友達のソプラノ歌手、下垣さん。フェイスブックの中でその価値観や人生観に沢山共感するところが有り、東日本大震災の日によせてコンサートを開かれる。あれから幾度と開催されているようで機会が有れば行ってみたいと思っていた。
そしてそれが今年も3月11日、名古屋で開催される。野球のチームの皆さんには申し訳無かったけど11日の練習試合が始まる前に試合を任せてグランドに失礼してヨメと一緒に出掛けて来ました。もちろん偕楽霊園の雄一のところにもちゃんと報告して電車に乗ったよ。
コンサートは14時から。それでもモモやマーキュリー達は多分帰りは遅くなるだろうから、と長めのお散歩も済ませてから出かけたので名古屋にはもう13時前。地下鉄の立ち食いうどん屋さんでお腹に少し入れて会場には13時半前。すぐに開場が始まったがもちろんまず知っている人は居ない。高齢の方も多い。そんな中で来場してくる人の中に1人だけ、見覚えの有る人がいた。
多分、3年前に春日井の大きな公園でバーニーズの飼い主さんの友達と1，2時間遊んだ時に一緒に来てくれた明翠さんという方。マラソンランナーでも有り身体ぐらいの大きさの筆で書道パフォーマンスもやる。走る書道家と呼ばれる方だ。
思い切って声をかけたらやっぱりそうだった。モモとマーキュリーの話をしたら覚えていてくれていた。この会場での唯一の知り合い。彼女は後の打ち上げ会まで田舎者の僕達と一緒にいてくれたよ。ありがとう。
コンサート会場に入るとピアノとチェロだけ置いて有る。そしてソプラノ歌手の下垣さん、国際的なチェロストの諸岡さん、ピアニストの北川さんが入場されてコンサートが始まる。ピアノとチェロと下垣さんの歌声だけ。下垣さんが語る時はマイクを使うがそれだけ。それ以外はマイクも音響効果も何もない。こんなコンサートも初めて。
でもね、ビックリしたよ。僕達は4、500人ぐらいのコンサートホールだろうか。その後ろから3列ぐらいの席だったがスピーカーやマイクが無くてここまで声が通るのか、気持ちが伝わるのか、と。
僕達もグランドでは大声を出すがそれでもほんの少しの間だ。それが休憩挟んで2時間以上続く。失礼だが僕達よりはずっと若いが、もうそれ程若くも無い。それでもあの通る、伝わる声もそのスタミナも素晴らしいと感じる。
知り合うきっかけを作ってくれた友達からも「タオル要るよ」と言われていた。今日、合った明翠さんも「タオル持って来ました？」と聞く。
いつもの様にハンドタオルをポケットに入れて、そして始まってしばらくしてタオルを手に持って聞いていた。
震災復興への色んな活動もされている。今までニュースなどで聞いていた大川小学校の語り人の話や肉親を亡くした人達の話。痛いほど解る。話される事は僕の頭の中に記憶の有る事が殆どで理解し共感しまた泣けてくる。
諸岡さんが奏でるチェロの音色も素晴らしい。これだけの音色に成るとそれだけでも聞いていたいと思うね。
ラストの
「ともに生きる」そして大好きな「アメイジング・グレイス」そして「一本のえんぴつ」
素晴らしかったです！
普段は不愛想なヨメも感動していました。また来年、来ようと決めました。
そんな中で今夜に仙台へ帰る、というテーブルの前に座った青年。30代を少し超えたようなその青年は津波で流されて民家の屋根に掴まって助かったと言う彼。二回目の津波が来ると放送が聞こえて死を覚悟したらしいが幸運にも彼だけが助かりご両親は流されたそうだ。。それでも強く生きようとする彼。彼らの様な人を支援する人達もこの中に沢山おられた。そんな人達との語らい。とっても素晴らしい貴重な時間でした。
そして下垣さんが主な人達を紹介していく。お偉方さんや元国会議員さんまでいる中で、まさか僕までね。
「シェパードとバーニーズを飼っていらっしゃるウエヒラさんです。」とマイクを向けるので少しだけ話したよ。
打ち上げ会を出て速足で名古屋駅へ着いたのは8時前。モモ達が待っている。大急ぎで特急に飛び乗ったよ。9時半前に家に車が入る前からモモもマーキュリーもご近所迷惑顧みず大騒ぎ。お散歩行って夕食食べてやっと落ち着いたよ。
今日はとっても貴重な一日でした。色んな人との出会い。絆を本当に大事にして行きたい。そして残された者は物語を続けて行く事。今日の一日に感謝！
※このページの写真掲載に当たりアーティストの方々には大変快く了解を頂きました。
ピアニストの北川さんは伊賀出身で津にも良く通われていたそうです。
皆さま、素晴らしい時間をありがとうございました。
そしてそれが今年も3月11日、名古屋で開催される。野球のチームの皆さんには申し訳無かったけど11日の練習試合が始まる前に試合を任せてグランドに失礼してヨメと一緒に出掛けて来ました。もちろん偕楽霊園の雄一のところにもちゃんと報告して電車に乗ったよ。
コンサートは14時から。それでもモモやマーキュリー達は多分帰りは遅くなるだろうから、と長めのお散歩も済ませてから出かけたので名古屋にはもう13時前。地下鉄の立ち食いうどん屋さんでお腹に少し入れて会場には13時半前。すぐに開場が始まったがもちろんまず知っている人は居ない。高齢の方も多い。そんな中で来場してくる人の中に1人だけ、見覚えの有る人がいた。
多分、3年前に春日井の大きな公園でバーニーズの飼い主さんの友達と1，2時間遊んだ時に一緒に来てくれた明翠さんという方。マラソンランナーでも有り身体ぐらいの大きさの筆で書道パフォーマンスもやる。走る書道家と呼ばれる方だ。
思い切って声をかけたらやっぱりそうだった。モモとマーキュリーの話をしたら覚えていてくれていた。この会場での唯一の知り合い。彼女は後の打ち上げ会まで田舎者の僕達と一緒にいてくれたよ。ありがとう。
コンサート会場に入るとピアノとチェロだけ置いて有る。そしてソプラノ歌手の下垣さん、国際的なチェロストの諸岡さん、ピアニストの北川さんが入場されてコンサートが始まる。ピアノとチェロと下垣さんの歌声だけ。下垣さんが語る時はマイクを使うがそれだけ。それ以外はマイクも音響効果も何もない。こんなコンサートも初めて。
でもね、ビックリしたよ。僕達は4、500人ぐらいのコンサートホールだろうか。その後ろから3列ぐらいの席だったがスピーカーやマイクが無くてここまで声が通るのか、気持ちが伝わるのか、と。
僕達もグランドでは大声を出すがそれでもほんの少しの間だ。それが休憩挟んで2時間以上続く。失礼だが僕達よりはずっと若いが、もうそれ程若くも無い。それでもあの通る、伝わる声もそのスタミナも素晴らしいと感じる。
知り合うきっかけを作ってくれた友達からも「タオル要るよ」と言われていた。今日、合った明翠さんも「タオル持って来ました？」と聞く。
いつもの様にハンドタオルをポケットに入れて、そして始まってしばらくしてタオルを手に持って聞いていた。
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| コンサートの後にCDにサインして頂いた。 |
諸岡さんが奏でるチェロの音色も素晴らしい。これだけの音色に成るとそれだけでも聞いていたいと思うね。
ラストの
「ともに生きる」そして大好きな「アメイジング・グレイス」そして「一本のえんぴつ」
素晴らしかったです！
普段は不愛想なヨメも感動していました。また来年、来ようと決めました。
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ピアニストの北川さん、そして下垣さん
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コンサートの後、会場を移して80人以上が打ち上げ会へ。僕のような者まで声をかけてくれてそれも感謝。もちろん下垣さんも来られて。その中で知らない人が殆どなのに同じ価値観を持つ人が多いからなのか色々話もはずむ。津から来られた人も7，8人は居たようです。
そんな中で今夜に仙台へ帰る、というテーブルの前に座った青年。30代を少し超えたようなその青年は津波で流されて民家の屋根に掴まって助かったと言う彼。二回目の津波が来ると放送が聞こえて死を覚悟したらしいが幸運にも彼だけが助かりご両親は流されたそうだ。。それでも強く生きようとする彼。彼らの様な人を支援する人達もこの中に沢山おられた。そんな人達との語らい。とっても素晴らしい貴重な時間でした。
そして下垣さんが主な人達を紹介していく。お偉方さんや元国会議員さんまでいる中で、まさか僕までね。
「シェパードとバーニーズを飼っていらっしゃるウエヒラさんです。」とマイクを向けるので少しだけ話したよ。
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| 下垣さん、北川さん、明翠さんも一緒に |
今日はとっても貴重な一日でした。色んな人との出会い。絆を本当に大事にして行きたい。そして残された者は物語を続けて行く事。今日の一日に感謝！
※このページの写真掲載に当たりアーティストの方々には大変快く了解を頂きました。
ピアニストの北川さんは伊賀出身で津にも良く通われていたそうです。
皆さま、素晴らしい時間をありがとうございました。
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