2016年7月21日木曜日

3年振りの登頂!素晴らしい富士山!

 真っ暗な山小屋の雑魚寝の寝床。1mぐらい上には2段目の床が有る。真っ直ぐ起き上がる事も出来ない。そんな中でスマフォの目覚ましのバイブが鳴る。すぐに起きた。
昨夜、カレーをお代わりして6時過ぎにはすぐに寝て途中何度か目は覚めたが1時半までしっかり寝た。すぐに外のお天気を見に出る。

 夜空にはお月さんが明るくポッカリ浮かんでいる。お月さんが明るくて回りの星は余り見えないが下界は一面の雲海。でもこの8合目以上はいいお天気の様だ!!
神様がプレゼントしてくれた!そう思ってとても嬉しく成った。

 静かにリュックの中に荷物を積め、ダウンも着込んだ。前回もマジで寒かったからね。
登山道を照らす電燈も頭に着けた。手持ちの電燈も持っている。
2時頃、さあ山頂へ向かって出かけよう。

しばらく歩くと少し汗ばんでくるがそのままダウンも脱がずにファスナーだけ開けて頂上まで。2度程休憩しながら4時前にやっと御殿場ルート最終の鳥居を手を合わせてくぐった。そこから頂上の浅間大社の方へ向かう。ここには御殿場ルート以外のルートからの沢山の登山者達が登って来る。人が多くて渋滞しているのも解るね。
浅間大社の方はまだ4時前だと言うのに本当に沢山の人達。山頂のお土産を買って反対側のご来光を眺めれる更に小高いところへ。

 ここには以前には大きな鳥居が有ってその前に賽銭箱も置かれていた。今回行くとその鳥居は倒れていて寝かされたまま動かない様に置かれている。3年間にこの鳥居の前に遺灰をまいたんだ。その時の写真も持って来たが少し岩の配置も違っている様で全く同じところは解らない。鳥居が倒れるぐらいの自然の力。相当な風も想像出来る。
代わりにだろうかその奥の端の方に小さな鳥居が建てられて古い賽銭箱も置かれていた。
ふもとから持って来たスタバのキャラメル・ラテ。その前や倒れた鳥居の前にまいて上げたよ。。
キャラメル・マキアートが好きで良くスタバに買いに行ったよ。。飲んでくれたかな。





 ご来光を待っていると小さなお酒の小瓶を持った僕よりはずっと若い人が同じようにそれを回りにまく。同じ想いが有るんだろうね。。
富士山頂の回りは一面雲海。その雲は前回のご来光の時よりも高く感じる。またその上にも薄く雲が出たり切れたりつながったり。


 前回の様な素晴らしいご来光では無かったがここに立ててこの雲海に上がる朝陽を見れただけでも大満足だ。素晴らしい富士山。また来よう。必ず。

剣が峰へ登る登山道
1時間近くそこにいて雲海や朝陽を眺めて次は山頂の剣が峰へ。ここが3776m地点。プロトレックの高度計はそれより50mぐらいは低かったなあ。
剣が峰の山頂。プロトレックの高度計は3725m


その登り口に有る浅間大社奥宮にも参拝して下山した。


御殿場口ルートの最終地点。鳥居をくぐると山頂から一気に下る。

 山小屋から山頂まで約2時間かかって登った。今度は下り。標高差約470m。6時前に下りて40分足らず。山小屋へ再び入って朝食を頂く。簡単なお弁当だけど、暖かい美味しいお味噌汁もお代わりしたよ。
美味しい味噌汁。この高地3300mの山小屋でカレー食べ放題で7500円は安い。
少し休憩してダウンも脱いでアンダーシャツと上シャツ、グラコンだけにして7時半過ぎに出発。
靴下も野球用のアンダーソックス。登山には野球用のウエアが丁度いい。高価な物なんて揃える
必要ないよ。
山小屋から下山開始。さあ一気に下ろう!!



 山小屋からしばらく下りると御殿場ルートの一番の魅力、大砂走ルートに入る。それまでも駆け足程度で小走りに下りて来たが、もうここからは誰も着いて来ない。ランニング以上のスピードで走る。腕も振りながら。高度計は一気に下がって行く。気圧変化で耳が痛くなるぐらいのスピードだった。
たなびく日の丸がいい!!

ここから大砂走りルート。
御殿場ルートはこれが有るからまた来れる。
普通登山は登り3分、下り7分と言うぐらい下りで足腰が疲れいう事を効かなくなる。でもここは登り8分で下りは2分ぐらいだ。もちろん走っての事。歩いて下りたらもっともっと疲れると思うね。


 高度1000mを30分弱で下りるぐらいのスピード。
頂上まで登り時間9時間半ぐらいから下りは山頂から朝食も食べて2時間40分で駐車場上の休憩所まで下りて来た。時間はまだ8時45分。
登山口の鳥居をくぐり手を合わせてお礼。最後に向かいの登山案内小屋の人にスマフォのシャッターを押してもらった。登る時に挨拶した人だったからちゃんと覚えていてくれて「お帰りなさい」と声をかけてくれたよ。

 身体も足の疲れもそんなには無い。むしろ登りで使った筋肉や筋の方が疲れが残っているぐらいだ。 むしろ達成感の方がずっと大きい。下界は霧雨から小雨。そして身体をダウンしながら着替えていると雨は強く成って来る。
しばらく休憩してから帰路に着いた。

 新東名に入ると右手には富士山が見えるはずだけど雲に覆われて全く見えない。
つい先ほどまであの山頂にいたんだ。なんだか不思議な感覚だよ。まだ山頂から4時間ぐらいしか経っていないのにもう高速を走っているんだ。

 帰りも全く順調。眠気は有るが休憩しながら昼食も取って3時前には偕楽霊園のお墓に着いた。
富士山登頂を報告して水を入れて家に帰って来た。
モモ達は大騒ぎ!!しばらく遊んでやっと落ち着いて片づけをしたよ。
また行きたい富士山。来年も登ろう!!

0 件のコメント: