2013年9月19日木曜日

大峰山へ登山

 今日は中秋の名月だね。モモの部屋のルーフにも明るく輝くお月さんが見える。でも本当に朝晩、涼しくなった。もう半袖では肌寒い。

 もう10月の足音が聞こえる。山に行くのも、もうそんなに時間は無い。
今日は台風一過でお天気は申し分無し。
大峰山登山にチャレンジ。

 早朝から家を出たので、そんなには時間はかからないだろうと思っていたが、ナビを設定すると到着予想時間は10時半頃に成っている。。。
「何で、そんなにかかるんや。。。」と見てみると、このホンダの純正ナビはバカだね。大峰山の登山口の洞川へ行くのに何で第二名神を選択する??帰りも同じだった。なんで70㌔以上も遠周りをする?
以前から思っていたが、これは信用出来ない。

 先日の台風で通行止めを避けようと安濃の山道に入ってしまって、未だに行方不明の親子がいるけれども、あんな天候の時にそんな所へ行くのも悪いが、ナビの指示を見て入ってしまったのではないか?名古屋の人だから知らない土地だろうし、僕はその可能性がとても高いと思う。
最近はナビが先導役で地図を見なくなった。だから道も覚えない。地図を見ていたら危ない山道だと言うのは解る。
行く手を濁流にさえぎられても、ナビは「直進です」といい続けていたのでは無いか?そう思う。電子機器やツールは便利でも、判断は自分がしないといけない。本当に悲しい事だ。

 頭の中に入れた経路で、結構飛ばして8時半には洞川の大峰山の登山口に着いた。途中の165号線はまだ通行止めで迂回路に成っている。洞川に着くまでも、沢山の所で工事や迂回が有った。洞川への道は昔に比べればとても良く成っている。それでもきついカーブや坂は沢山有る。

 着替えて、リュックに荷物を今日も多めに詰めた。長袖と上着とカッパ。食糧もおにぎりを多めに。山は何が起るか解らない。8時50分頃に出発。

 登山道に入るとすぐに女人禁制と大きく書かれた門をくぐる。
登山道は整備もされていて歩きやすい。夏に登った大山よりはずっと楽だ。

ただ、頂上に近づくにつれ、坂は急に成り、岩場を手を着いて登ったり、急な岩場を垂らされたチェーンにつかまって登ったり、段々きつくは成るが、これぐらいないと登山も面白くない。

途中には休憩茶屋が3箇所、中腹には水飲み場もあり、大体それに合わせて休憩を取れば、普通なら大丈夫だろう。


頂上まで57,800mって書いて有ったかな。普通に行けば登りだし、3時間以上はかかると思う。
途中鐘掛岩やその修行場。
そして絶壁の岩肌から逆さに吊らされて修行をする、西の覗。山頂の大峰山寺に着いたの11時20分頃。速いペースで歩いたし、大体見込み通りの時間だった。
 

 
さすがにその絶壁はマジで怖い。こんなとこに立っていて地震でも来たら間違いなく終わり。
逆さ吊りの修行はお寺に頼みに行かないと、出て来てくれないらしいね。ここも人手不足の様だ。



それにしてもこんな山頂に、大きな石碑は山道の両側にずっと続いているし、大きなお寺も、修行者用の大きな宿泊旅館も有る。



あんな急な細い山道しか無いのに、昔の人はどうやって、こんな山頂にお寺を建てたのか?大きな石碑を運んだのか?山頂で休憩していてずっと考えていた。



 大峰山寺から少し歩くと山上ヶ岳の山頂があり、その先はお花畑とは成っているが、この季節にはお花は見当たらない。低い背丈の竹(だと思う)が、その山頂を覆っている。
少し持って来た雄一の遺灰はそこにまいて上げた。花が咲けば綺麗だろうし、大峰の山々も見渡せる。また来よう。
 
 帰りに東の覗を見に行こうと、地図を見ても解らないので、宿の人に聞いたら
「東の覗はもうかなり前から閉鎖されて立ち入り禁止に成っている。とても解りにくいところで危ないし、どうしても行く時は案内人が着いていかないとダメと成っています。」

 それでは仕方無いね。そんな危険をおかして迷惑をかける訳には行かない。下山する事にした。
「お参り、ご苦労さまです。お気を着けて!」と送り出してくれた。その言葉を背に受けてとても嬉しい気持ちになった。


 下山のコースは一部の登りの急な岩場とは違い、下りやすい山道が整備されている。
  
今回は下りの足の負担を軽くしようと、トレッキング用のストックを持ち込んで使ってみた。ストックを使うと肩や手が足に合わせて動くので、バランスが良くなるのか軽く歩けるし下りのバランスも良く成るようで、いつもより下山の足の疲れは無かった。

 下山は2時間弱。3時頃には駐車場を出たけれども、洞川の旅館や土産物屋が並ぶところのお店で、とっても嬉しく、感動した事が有りました。
また、別ページで書いて見ます。とても感激でした。

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