2013年10月30日水曜日

初めての素晴らしいハワイ島

 今日はハワイ時間、10月29日。夜10時を過ぎました。
やっとまともにWi-Fiがつながり、まとめてアップします。
27日の日曜。
練習を3時に抜けさせてもらってハワイへの準備。まずモモちゃん。
何も知らないモモは普段とは違う時間の散歩にも大喜びで、走ってくる。その後に車のゲートを開けると一目散に飛び乗る。。。
いつものペットホテルへ行って、帰るまでとてもブルーな悲しい気持ちだった。モモはホテルの施設から必死で帰ろうとするんだよね。。。ごめんねモモ。

セントレアは夜の910分発のデルタ航空。予約を入れた時はJALも使えたが、安かったのでデルタに。でもね、前回のJALのサービスにはとても満足していたので、暫くしてJALに代えて、と頼んだが、もう席は無かった。これはやっぱり大失敗だった。

デルタの機内、座席は一回り狭い気がする。音もうるさい。リクライニングも殆ど効かないし、ホノルルに着くまで殆ど眠れなかった。座席の前のモニターもJALの様に日本人向けでは無い。映画も日本語や字幕は殆ど無かった。ビジネスクラスでも大した事は無い。

ホノルルに着いてハワイ島へハワイアン航空に乗り換え。今は自分で航空券をモニターを操作して出すんだね。これもツーリストの案内が居てくれたから解ったけど、要領の解らない人はとっても苦労するだろう。
ここでの乗り継ぎに約3時間もかかる。その1時間前のコナ行の便に充分に間に合ったのに。これもデルタを使ってしまったからかな。JALなら1時間ぐらい後にホノルルに着いていたから丁度良かった。

外は暖かいが、空港内は冷房が効きすぎて、長そでを着ていてもとてもいられない。外人さんの思いっきり脂肪の着いた人達が本当に沢山いるけれど、彼らはTシャツ、半ズボン。1時間以上、外の通路のベンチで軽い昼食を取りながら休んでいた。
ハワイアン航空に乗って、疲れも寝不足も有る。離陸する時はすでに意識は無く、すっかり寝込んでしまった。

コナに着いて、ホテルまで送迎してもらう。高級リゾート地に有るフェアモンド・オーキット。さすがにとっても綺麗で部屋も広い。海もすぐそこにプライベートビーチ。綺麗なプールも有る。僕達のレベルなら何にも文句は無い。
翌日の早朝にも貸切状態のプールで、ビーチで本当に気持ち良く泳いだ。

ホテルに着いて予約していた、ダラーレンタカーへ。
そこには日本語を話せるスタッフはいない。ネットでの予約確認票を持って、借りるまで1時間近くかかってしまった。
ジープを借りて皆でドライブに出発。もう4時を過ぎていたからそんなに時間は無い。
ハワイ島の最北に向かって走ると日本語ナビが、
「もうすぐ、マウナビーチです」としゃべる。全米NO1ビーチに選ばれた事も有るビーチらしい。

でもね、そこへ行くととてもローカルな雰囲気で、日本の様なごちゃごちゃした物が無い。でもシャワーや施設はセンス良く整っている。近くにはリゾートホテルも有る。暫く波とたわむれ、ここに遺灰を少し。

 そこから最北端まで行くつもりで走って行くが、やっぱり遠い。夕日は落ちて来るが岬まではまだまだかかりそうだ。途中の小さなビーチで夕日を。
車を止めて写真を撮っていると、近くのおじさんが親切に声をかけてくれてシャッターを押してくれた。

 その後はコナに戻りワイコロアビレッジの中で食事と買い出し。どこも冷房が効きすぎ。ショッピングセンターの中には僕はとても居られない。
体調を崩してホテルへ帰って来た。

 2日目、現地では28日。早朝、暗い内から目が覚めてホテルビーチ内を散策。星空はとても綺麗だ。暫くまた眠ってから貸切状態のプールとビーチへ。プールの水温は暖かい。ビーチは少し冷たいが寒さは感じない。
こんなところでゆっくり時間を過ごせたら、病気なんてならないだろうね。
 昨夜にワイコロアで買って来た朝食を食べて、9時頃からママナウケア、キラウエアなどの火山、ブラックサンドビーチやアメリカの最南端に位置するハワイ島のサウスポイントの夕日まで。まる一日のロングツアー。
 
 ホテルに帰ったのは夜の8時過ぎ。地図で見ると7割ぐらいの面積を走ったが、ハワイ島は広い。駆け足だったので、火山周辺を長くは散策出来なかったが、もし、また来れる事が有ればもっとゆっくり見てみたい。

 ハワイ島。ここは人も少ない。高級リゾートもまだまだ少ない。ビーチもワイキキよりはずっとローカルっぽい。火山の迫力や雄大さもスケールが違う。
 このツアーで案内してくれたガイドは横浜に4年程いたというガイドで運転しながらずっと、説明を続けてくれる。毎年、ガイドのテストが有ってそれに合格しないとこの仕事も出来ないらしい。
 日本の歴史にも、星座にも、もちろん八ワイの事にも、とても詳しく良く知っている。冗談を交えながら色んな事を説明してくれた。
ブラックサンドビーチはその名の通り砂が黒い。幸運なら海ガメが見られると聞いていたが、この日は数頭の海ガメがひなたぼっこをしていた。

 夕刻にサウスポイントに着いた時に、彼はミクロネシアの出身らしいけど、その祖先達が、800年前にハワイ島へ来た時に、カヌーを係留する為にロープを止める穴を海岸の大きな石に空けた跡が沢山残っていて、「これが、800年前の物。それがここには残っている」と説明してくれた。
 また、その頃の王様が、朝日を見て今と同じサンセットを見る為に座っていた石のイスも沢山の石を積み上げられた遺跡の中に残っている。

 本当にローカルなところで、そんな説明表示も無い。彼が居てくれなかったらそんな事は解らない。彼はこのツアーでは、これを説明したいんだ、と言っていた。
何だか名残惜しい場所。神聖な場所でもある。パワースポットでもある。
夕日が沈む前にここにも遺灰を。
夕日は雲に少し隠れたけれど、印象深いサンセットだった。

 ハワイ島では流れた溶岩の中に道路が有って、その両脇の溶岩の山にはサンゴで並べた石文字が道路を走ると沢山見える。
日本ガンバレ!の文字も目に着いた。
 このサウスポイントにもサンゴの白い殻は沢山転がっている。
遺灰をまいてやったところの近くにYUICHIのサンゴの文字を皆で並べた。
見てくれているかな・・・雄一。

 そして今日、29日は名残惜しいハワイ島を後にしてオアフ島、ワイキキへ。
このコナ空港の出発検査は一番厳しかった。日本やホノルルを出る時に通って来た物が全部調べられる。国内線とは言え、安全の為には仕方のない事かもしれない。
ホノルルからシェラトン・ワイキキへ。
ここも素晴らしい、オーシャンビューのホテルだけど、部屋はハワイ島のフェアモンド・オーッキッドの方がずっと良いね。ただここはWI-FIが自由に使える。やっとこれでネットにもつなげるし、携帯もWI-FIでつなぐ事が出来る。ハワイ島でもWI-FIは整備されているが、全部有料でサインインしないとダメだった。

 これからレンタカーを借りて、オアフ島の北側、ノース・ショアへドライブしてきます。

2013年10月25日金曜日

嬉しい出来事

 今日も雨。台風の影響で、今週は殆ど雨だ。明日は順延された東員の大会が有るが、出来るだろうか?何とか早く回復して出来る事を祈ろう。

 昨日は一つ嬉しい事が有りました。
昨年の12月に家族で行ったハワイ。そこでの田中オブ東京のステーキハウスの一時。
旅行で疲れていた雄一も少し元気になって良く食べていた。

 今年はネットから予約を入れたら、昨日に返信が来て10月30日の雄一の誕生日に予約が取れた。

 もっとやりたい事も行きたい所も有るが、そろそろひと区切りをつけないと。。。そう思っていた。
夏前にたまたまこの時期のハワイツアーに申し込んでいて、15日にやっと行程表がもらえて、田中オブ東京の予約も取れた。
おまけにケーキも用意してくれるそうだ。
お姉ちゃんは2日遅れの11月1日だし、一緒にお祝いしよう。

 雄一が飛んだ同じところにスカイダイビングも申し込んで、思いっきり飛んで来る予定です。
行きたいと言っていた、ハワイ島の火山にも行く予定です。天国の海にも。

 モモちゃんは可哀相だけど日曜から、1週間の長いペットホテル暮らし。
取りあえず、今回のハワイで区切りとして、また仕事も始めながら頑張って行きます。
チームの皆さんには少し迷惑をかけますが、よろしくお願いします。

2013年10月20日日曜日

魂は山々に。。南伊勢の絶景

 先日の17日。南伊勢まで出かけた。
お天気は雨の合間のとってもいいお天気だ。
南伊勢に抜ける山あいの道路。道路の両側には緑の山々が続く。。

 何故か、お坊さんが言っていた、魂は山々に、川に、木々に、花に宿る。そんな言葉を思い出していた。日本人の昔からの山岳信仰はそんなところから来ているのだろう。
山の頂には魂が集まる、とも言っていた。
雄一の魂もどこかの山に登っているかもしれないなあ。。

 そしてまだ新しいトンネルを抜けたら、素晴らしい南伊勢の景色が飛び込んで来た。

思わず車を端に停めて暫らく眺めていた。
空は一面のスカイブルー。海はおだやかなグリーン。山々は少し紅葉も見えるが濃いグリーン。
釣りをする人は良くこの辺には来るのかな。
この日は平日だし、車も人も本当に少ない。

 帰りは伊勢から高速を使わずに帰って来たが、普通に走っても2時間ぐらい。思ったよりそんなに遠くは無いね。また時間が有れば、ゆっくり訪れてみたい。

2013年10月15日火曜日

同級生との一時

 昨日は橿原で、同級生達との、本当に何年振りだろう・・・ミニ同窓会。
いつも参加出来ないけれど、僕や雄一の事をブログで知った友人が一席をもうけてくれた。
野球の子供達には申し訳なかったけれど、練習を3時に切り上げさせてもらって一気に家に帰って電車に飛び乗った。

 ところが・・・近鉄の特急は大阪方面はほぼ満席。伊勢の遷宮での参拝の手土産を持った人達が一杯いる。
「喫煙車の1つしか空いていません。」
仕方なくそれに乗ったが、車内は少数の人以外は僕とおなじ境遇だろう。幸いに数人がタバコをふかすだけで、何とか八木まで我慢出来た。
 以前に名古屋から何故か間違えて喫煙車の指定を買ってしまい、発車まで座っていたが、もう5分で我慢出来なくなって席を変えてもらうように車掌に頼んだ事が有る。

 橿原に5時過ぎに着くと駅まで迎えに来てくれていた。
近くのちょっと小粋な居酒屋で、久し振りに語り合い美味しいお酒を飲ませてもらった。
皆はもう来年に60に成るんだよね。
そんなに生きて来たのか。
皆、それぞれ苦楽をしながら生きて来ている。共感するところは沢山有る。
 
 以前の会で、この場にいた子は去年に亡くなっている。雄一の事も有ったし、お葬式にも行けなかった。そんな心残りが有る。
今度はその子のお墓参りに行こう、そんな事も皆で話した。

 辛い事も少し忘れて、数時間の本当に楽しい一時だった。
また気持ちを新たにして、しっかり生きて行きたい。

2013年10月8日火曜日

伊勢神宮のお参り

 今日は野球の疲れも取れて、伊勢神宮へ。
式年遷宮も先週に内宮は2日に、外宮は確か5日に正宮の神様のお屋敷の引っ越しが終わり、新しい正宮に参拝出来るようになった。

 まず今日は、5,6年は行っていない外宮へ。
10時過ぎに着いたが、外宮の近くの駐車場はほぼ満車の状態だった。でもここは無料なんだよね。
 外宮の正面に入る頃には小雨がパラパラっと降ってくる。
このすぐ左手にせんぐう館という新しい施設が出来ていて、池の周りにきれいな休憩所も出来ている。入場料は300円要るけれども早速入ってみた。

 館内の展示は神宮の歴史から遷宮にまつわる沢山の見入るような展示品が、とても綺麗に本当にセンス良く展示されている。ここの入場料の300円は超破格と思えるぐらいに値打ちが有ると思う。
 1300以上続けられている遷宮。その展示は日本人で有る事の誇りを思い起こさせてくれる。是非皆さんも行ってみて下さい!

 それから外宮の正宮へ。
新しい正宮は今までの正宮より奥に有るので、両方を見る事が出来る。20年前に建てられた今までの正宮とすぐ隣に真新しい正宮が有る。ここは内宮よりも警備はちょっと緩いのかな。写真撮影は出来ない奥の新しい社殿も良く見る事が出来た。



外宮の他のお宮もお参りして、それから内宮へ。
雨も少し強く成って来たが、おはらい町には本当に沢山の人達が来ている。
宇治橋の前の鳥居の前で、手を合わせてお礼をして入る。どこでもそうだけど、出る時は同じように手を合わせて感謝してお礼をする。これは日本人の原点のような気がする。
 今、こういうところが忘れられているのではないか?そんな事を思っていた。

 内宮の正宮は以前の正宮の手前に成ったので、もう見る事は出来ない。お参りする階段も以前の半分ぐらいの長さに成ったかな。
雨のこの日にこれだけの人出だったら、お正月はどうなるんだろうね。
式年遷宮は20年ごとだけど、次の遷宮はこの目で見られるかな??そんな事も思った。

出雲大社も凄く良かったが、やっぱり伊勢神宮はちょっと違う。
心と言うよりお腹、魂に入ってくるようなそんな感じが、僕はする。
日本人で有って良かった。本当にそう思う。

2013年10月2日水曜日

熟年パワーとアリスの津公演

 今日は早めにモモの散歩も食事も済ませて、アリスの全国ツアー、三重公演へ。
半年ぐらい前にチケットを買ってとても楽しみにしていたライブだ。
会場は三重県文化会館大ホール。
家からも近いし、雄一のお墓からは5分ぐらいのところに有る。
今、その反対側には県立の新しい博物館の工事が進んでいてこれもまた楽しみ。

 アリスのメンバー3人はもう皆、60歳半ば近い年齢。
1971年デビューと言うから、今から42年も前。僕はまだ大阪へ出て来た頃だ。車に乗る様になってあの頃はカセットテープで良く聞いていた。
今夜の会場に来る人は、30代ぐらいの人もいる様だが、大体は僕と同じような年代の夫婦が多い。殆どが体型も崩れて、お腹も出て、頭は白い。ちょっと残念な光景だったけれど、公演が始まると皆、30~40年前にタイムスリップしてとっても元気がいい。

 6時半に公演が始まると、いきなりオープニングから前の席の人達が立ったと思うと、一気に総立ち!
何だ、このノリは!! 30年経っても変わらない!
まさか、オープニングから総立ちとはね!!

 アリスのメンバーは5月から全国ツアーを初めて、この三重が56公演目。そして明日が岐阜で最後らしい。そしてこの後、10月末の武道館まで、大阪から名古屋と追加公演が続く。
あの年齢で3人とも凄いパワーだ。

 殆どは頭の中に有る曲。今年発売されたCDも聞いている。谷村信司の大阪人のノリはとても波長が合う。東住吉にいた頃は、さんりん車と言う喫茶店で、時々同じ時間にモーニングコーヒーを飲んでいた事も有る。
あの頃、お姉ちゃんはもう居たが、雄一はまだ生れていなかった。

 あれからアリスは1981年に活動を休止し、今また全国ツアーをしているけれども、その間しか雄一は生きる事が出来なかった。
僕が生きていた、と言うより生かせてもらった年数の半分も無い。
そんな事を思いながら、思い出深いライブを聞いていると、悲しくて、可哀想で仕方なく、何度か泣いてしまった。

 でも、本当に素晴らしいコンサートだった。最初から手拍子は止まない。殆どは同じ世代を生きて来た人達。中には親子もいる。
ひなたを連れて来ても良かったなあ、と思ったし、追加公演も行きたく成って来た。