2023年11月24日金曜日

マーキュリー11歳の誕生日

  昨日はマーキュリーの11歳の誕生日。家族でお祝いしたよ。いつもヨメが用意してくれているルタオのケーキ。この日は経が峰の登山の後だけどね、11歳に成っても疲れのみじんも無い。今年の春前には乳がんの手術もした。その予後が悪くてお腹の手術後が良く成るまで2か月ぐらいかかったね。その後は今の所、本当に問題なく元気に過ごしてくれているが、もう11歳だし、何が有ってもおかしくない。今度、血液検査だけでもしてもらおうか、と思っている。


 横浜のChieから預かったマーキュリー。とても優秀な警察犬だよ。あれからもう9年と半年近くに成る。Chieは「男の人には吠えるねん。。」と言っていたが、初対面からなついてくれて、帰りの車でもとてもお利口さんだった。それでもウチの子に成って良かったかな。。と考える時が有る。マーキュリーなら警察犬としてもっと活躍してくれただろう。でもChieの身体の事を考えるとウチに来たのは正解だったよね?と。。自分にも何度も問う。北海道から九州、四国、沖縄にもモモと一緒に回ったマーキュリー。日本中回ったワンコはそうはいないよ。沢山の登山にもお供してもらった。山へ行くと本当に頼りに成るんだよ。何度も登った経が峰の登山で、一度美里の方から登った事が有ったが、その帰りに道が解らなくなってしまった。。何度か戻って確認して下りるが、それでも解らない。もう人のいる方向へ行くしか無いと思い、スマフォのGPSで確認しながら道路の有る方向へ山の中を突き進んでやっと下りて来た。でもそこは登る時に車を止めた場所とは二山以上、違っていたけどね。そんな時でもマーキュリーがいてくれると心強い。これからも元気でいてね、マーちゃん。

2023年11月23日木曜日

再度の経が峰登山。良く頑張ったユウ。

  昨日はマーキュリーとユウを連れて経が峰登山へ。朝7時半過ぎには家を出て安濃の登山口を目指す。経が峰は色んなルートが有るが、今日は2コースの登山口が有る平尾登山口を目指す。2年程前は山崩れが有ってその登山口までは行けず、2キロ以上下の神社の入口から歩いたが、当時にいたユウの兄弟ヴィヴィとユウはその平尾登山口までの2キロほどで歩くのを止めてへたり込んでしまい、登山を諦めた事が有った。今回はその山崩れも整備され平尾の登山口まで行く事が出来た。

 スタートしたのは8時10分程過ぎ。マーキュリーもユウもルンルンで歩いて行く。登りはメインの平尾ルートでは無く、少し長い高座原ルートというのか、ユウにはその方が良いと思って登って行く。最初に登頂した時もこのコースだった。ところがね。。序盤の少し急な段差で何度か立ち止まってしまう。都度、何度も前足を上げ、お尻を押し上げる。前半で何度押し上げただろう。以前はここまではしなかったと思いながら。。それでも前半を過ぎて何とか1時間近く登って休憩する。ペットボトルには3本水を用意して来ている。1本は一気に飲んで後少しだけ2人には上げた。残りは頂上までがまんだよ。

やっと平坦に成って来た。待たんかいマーキュリー。


もうすぐだよ。

 それからは段差を出来るだけ避けながら登って行く。23日には11歳に成るマーキュリーは快調そのものでどんどん前を行く。今日はロングリードの2,5mぐらいを持って来たが、これぐらいが丁度いいね。大抵はフリーで登らせたが、時折登山者もいるし、リードをつないだよ。ユウは大抵僕の後ろを着いてくる。頂上近く成って、この先下がって、また上がりが有ってそれは階段上に成っているのは解っていたので、山腹を横切ってショートカットして歩いた。草木が自然そのままに茂る所を歩いたが、ユウは僕の後ろをずっと着いてくる。何とかその登りの階段をカットして山道に合流する事が出来たよ。もう頂上はすぐそこ。ユウ、よく頑張ったね。ユウ王子も3度目の登頂だよ!マーキュリーはもう5回は来ているだろう。

ユウ王子も3度目の登頂だよ!

タイマーで撮ったが。。


 山頂のお天気も素晴らしく、見渡せる山々を一望できる。伊勢湾は少しかすんでいたが、とても気持ちのいい展望だった。今日は古いカメラで何とかタイマーで僕も一緒に撮りたかったので、小さな三脚も持って来た。10秒のタイマーだが、ユウはそれが待てない。マーキュリーとモモだったら、OKというまでずっとそのまま待っていてくれたが、ユウはそれが出来ない。そのタイミングを図るのもちょっと大変だったよ。でも記念写真も撮れたよ。

気持ちいいね!

 コンビニで買ったおにぎりを白米の所をユウとマーキュリーに分けてあげる。おやつを持って来るのを忘れたので大好きなロールパンも買って来たので2人には上げた。他人には理解できないかも知れないが、僕にとってはワンコと言えども家族そのものなんだよ。


しばし休憩中。。

 帰りは平尾ルートを下りて行く。もう15年以上前に当時のチームの6年生達と初めて登ったが、あの頃と比べてもこの平尾ルートもルートが削られて来ている、と感じる所が髄所に有るね。35年程前に登った葛城山。そこはまだ年少の雄一も登ったんだよ。小学生の娘もいとこの子も一緒に。ヨメも一緒だった。あの登山の後、あの頃の写真を探した。出て来たよ。年少の子でも登った葛城山。今はその登山道は長い年月の風雨で削り込まれ、大人でさえ大変苦労する。もうあの山へは行けないね。

 マーキュリーは今日11歳に成った。まだまだ元気だがこれからもユウ王子の乳母さんのごとく、元気で見守っていて欲しい。何よりマーキュリーは一番頼りに成るワンコなんだ。

2023年11月9日木曜日

ユウ達との30数年振りの葛城山登山。

  以前に葛城山へ登った事はある。確か有紀子を連れて登った。まだ小学校の低学年か年長ぐらいの時に。大阪のいとこ達を連れて登った記憶もかすかに。。あの時は雄一はいたのかな。。記憶は定かではない。ただ登山ルートは奈良県側のロープウィのある所から登った。コースは今で言う北尾根ルートだと思う。コースは木々が切られた登山道が有ってそこは木の丸太もコンクリートの階段も無かったと記憶する。おそらく地面をそのままに斜面を登って行くルートだった。昔の写真を探してみても解らない。雄一と行ったかも知れない。もう一度行ってみたい。。

 昨日の6時半頃に大騒ぎするユウとマーキュリーをハイエースに乗せて家を出る。名阪から葛城山登山口を目指す。途中渋滞も無く、8時半頃には着いて一番上の駐車場まで行き、出て来たおばちゃんに千円を払う。高いね。でも仕方ない。考えて見ると30年前でもそうは変わっていないのでは無いかな。ロープウェイ乗り場の横を登って行き、登山道へ入ると右側に登ると北尾根ルートの看板が有った。こんなの有ったかなあ。。細い階段上で、とても急で高い。見ただけでユウは登れないと思った。これは無理やな。。やめとこ。。と、くじらの滝コースを行こう、と思って歩き始めたが、こっちは距離が短い分、多分階段が多い。思い直して引き返し、その狭い急坂をユウの前足、お尻を押し上げながら登った。昔のかすかに残るイメージでは山の斜面を歩ける様に整備された登山道が残っている。そんなイメージだった。

ここから北尾根コース?マジか?最初からユウを押し上げた。。
まだ最初の頃の岩場。それでもユウには登れない岩場だ。
マーキュリーも動けなくなった岩場。もう無理だなと思って迂回する。。

 今、思うとあれから30年以上だよ。。おそらくその少し広い斜面は長年の風雨で流され、谷が出来て更に流され岩が多く出て来た。。その後は人が通れないような所も出て来て、う回路などが出来て来ている。。そういう今の状況では無いかな。これから続く大きな岩や段差も大きく、登るのも大変な道。マーキュリーさえ動けなくなる急坂と人さえ登れない段差。。とても4本足では登れない。苦労する僕達を追い越して行った老夫婦もその先の崩れた坂で立ち往生している。。僕はそれを見て、ああ、これは無理だ。諦めようと戻りかけたが、その斜面の右側に迂回出来そうな小道が有ってそこを登って、通常の山肌に出ると簡単に通り抜ける事が出来た。大抵の岩肌の多い崩れた登山道は無理やりでも、横にずれて山肌を登って行くと抜ける事が出来た。登山道はもう整備し直す必要があるね。そう思う。

こんな道は少しだけ。。
綺麗な紅葉だね。

ロープウェイへの道路へ出て山頂はもう少し。

 そのような崩れたコースをやっと抜けて山頂への分岐点がある。直進は階段の多いトレイルコール。左は山頂へは距離は長いが階段が少ないコース。迷わず左を選んで進む。このコースは紅葉も見れてとても気持ちのいいコースだった。ロープウェイの広い通りにやっと抜けて山頂へ。次第にススキが見えて来てやっと山頂に着いた。見覚えのある山頂の大きな丸太のモニュメントというのか。僕の記憶では丸太そのままだったと思うが、それは黒く塗られていて山頂の表示が有る。昔、まだ小さい娘と登った時に、娘はこの上を歩いていた様に思うなあ。

山頂だよ!右手の赤いのは郵便ポスト。

 この日はお天気も良かったので、日陰でユウ達を休ませて、2人はペットボトル2本の水を一気に飲む。まだまだ飲みたそうだったが、帰り用に1本は残しておかないとね。今日は4本リュックに詰めて来たんだよ。道行く人達が声をかけてくれる。イヌ好きな人達がユウ達をなでてくれたよ。登って来た事にビックリしていた。山頂付近には小型犬を引く人達も見かけたが、おそらくロープウェイで来たんだろうね。
木陰で休んでいると多くの人が声をかけてくれたね。

 帰りにはあの老夫婦も見かけ、帰りはクジラコースを帰ろうと話していた。僕達も一足早くそのコースを帰る。いや、ここもひどかったね。。登りがこのコースだったらユウは絶対無理だね。急な階段が多く、見ただけで戻ってしまうだろう。それに所々、コースが風雨で分断され迂回コースも大変解り辛い。どちらに行けば良いのか。。何度か迷う所が有った。今までの登山コースは北尾根ルートと同じで更に大きく削られ、それも深く人も登れない程に成っている。とてもワンコでは登って来れない。そんな中に、1人リードを外して先に行かせたマーキュリーは入り込み、出れなく成ってキュンキュン言っている。。ユウを木につないで何とか登れる所まで行き、押し上げて登らせた。本当に大変だった。
階段の多いクジラの滝コース。滝は見えないけれど。。

マーキュリーはスケルトンの橋が苦手。。

 道に迷わない様に注意しながら急な階段も降りてやっと戻って来た。30数年前とは大きく違った葛城山。おそらく変わっていないのはロープウェイの通りから山頂だけだね。大阪側から登るコースも有るが、もうチャレンジする気は起らないなあ。。ワンコがいなければ、さほど問題も無いかも知れないが、両コースともあの谷深くえぐれた山道は無いよ。。考えて欲しいと願う。

 帰りはお疲れのユウ王子。静かでした。でも帰ると元気を取り戻す。夕方お散歩も元気に済ませたよ。また近場の山コースを一緒に歩こう。大変だったけどとても楽しかった。

2023年11月8日水曜日

阪神の38年振りの優勝報告。。

  阪神優勝したね。日本シリーズは後半は遅くなるので、途中でユウ達と一緒に寝たが、最終戦の第7戦だけは最後まで見たよ。阪神は大きくリードしていたし優勝は間違いない状況だったしね。大阪ドームでは満員の観衆。甲子園ではグランドには誰もいないのに内野席はほぼ満員。パブリックで応援している。。流石に凄いね阪神ファンは。。この後の道頓堀も大変な騒ぎに成るだろうなあ。。と思って優勝の瞬間を見ていた。

 38年振り?そんなに長かったかのか?まだ雄一は生まれてもいないよ。今年の阪神は30代以下の選手達の活躍が素晴らしい。1番の近本、中野、いずれも足が速い。3番はルーキーだよ。この日も4タコの背番号8以外はすべて得点に絡んで来ている。特に下位打線、8番、9番が上位へつなぐ。こういう光景をこのシリーズで何度も見た。3,4番がメインではない強さ。おそらく今後もしばらくは阪神の優位は続くだろうね。

 雄一はアンチ巨人で元気な頃も巨人以外を応援していた。主に阪神ファンだった様に思う。そんな事も有って、ヨメにはお墓へ行って報告しよう、と話したよ。阪神の優勝をね。生まれてから一度も見た事が無い阪神の優勝。それも見ずに月日は経ったが報告してやろうと思った。

 10月30日の誕生日前に来たお墓。まだ少し前のお花も綺麗に残っていた。ヨメが買って来たお花と一緒に生けてくれたよ。スタバのコーヒーも今日は買って来てお供え。コーヒーはお墓の前に垂らしてあげる。。淋しいね。でも前を向いて行こう。これからも見ていて欲しい。