今日は週明けの月曜。先週から天気予報は今日まで大丈夫な予報だった。職場には申し訳ないけどお休みをもらって世界遺産大峰山へ。
4年前の同じ9月。19日だったが初めて登っている。2013年、雄一が旅立ってから富士山、乗鞍、大台ケ原、そして大峰山と登って遺灰を少しずつ撒いた。それが良いかどうかは解らない。でもそうしたかったからね。お寺さんにも相談した。是非そうしてあげて下さい、とも言われた。 その4年前のブログです。→
大峰山へ登山
5時にはマーキュリーと起きてお散歩。モモも済ませて朝ご飯。準備して7時前に家を出た。いつもながら部屋でバッグやリュックを用意してると外からでもモモ達には解るんだね。もう大騒ぎに成る。ゴメンね。今日は一緒に行けないよ。女人禁制だし。
名阪を針で下りて吉野から洞川を目指す。そしてその洞川の旅館街を過ぎた先に登山道が有る。駐車場は一日1000円。今日は少なくてもこんな山奥で10台で1万。休日などにはかなり来るだろう。結構な現金日銭になるなあ、と思いながら準備をし、女人禁制の門をくぐった。
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ここから女人禁制。 |
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神様の使い。。動かない。微動だにしない。。 |
暫く行くと・・階段の先に何か・・足を止めた。どうやら神様のお使いらしい。動かないので合掌して回り道。
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お助け水の祠。4年前には銅像は有ったが。。 |
休憩小屋を過ぎ、さらに歩いてお助けの水まで。山の冷たい水が湧き出ている。
すぐ傍に小さな祠が有るがその中の仏像が盗まれて困っていると張り紙がしてある。登山口の少し上がった所の祠のも盗まれているそうだ。そんなヤツは許せないね。中国人かな・・。
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修行の山だからね。こういう所も有る。 |
ここまで1時間ちょっと。少し休んですぐ出発。出来るだけ早く帰りたい。モモ達が待っているからね。それから立ち止まるぐらいで休憩も無しに登り続けた。
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修行場所の西の覗 |
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鎖につながれてこの絶壁から吊るされる。。 |
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下は見えない。見たくない。。 |
修行の場所の西の覗。前回も来たが凄い絶壁。下は見えない。上の岩盤にチェーンを止めるボルトが2か所打ち込んで有る。その2本のチェーンからロープで吊るされて修行するのだろう。マジ、これは恐いよ。僕はやりたくない。
この後は大峰山寺から山上が岳頂上まで、もうすぐだ。今日は登山客は本当に少ない。この西の覗で初めて一人出会った。
大峰山寺で2人、熊野の山道から上がって来ていた。1人は山上が岳から下りて来る。今日出会ったのはこの4人だけ。これ、もしもケガでもしたら多分解らないね。ここは携帯、ドコモでも全くつながらない。下山も気をつけないと、と思った。
大峰山寺で昼食のおにぎり。時間は1時を少し回る。暫くして山上が岳へ。4年前にそこの石碑の所に遺灰を撒いた。ここなら場所も解りやすいからと。
今日は下市で買って来たスタバのカフェオレ。これを撒いてやったよ。暫く思い出しながらここに座って休憩していた。
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山上が岳の石碑。 |
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また来るよ。 |
1時30分には下山開始。普通なら2時間はかかるだろう。休憩時間は極力なくしてそのまま下まで一気に下山した。それでももう3時は過ぎている。富士山の下りよりはずっとマシだがやっぱり下りはヒザに来る。疲れる。降りて来て入口近くの階段。注意深く見ながら降りたけど神様のお使いはもう居なかった。当たり前か~。
そしてもう一つのここでの目的。洞川の土産物屋の看板お婆ちゃんに会う事。そこは4年前に初めてたまたま訪ねた時に、そのお婆ちゃんと初めて出会って、くず湯や団子をご馳走してもらいながら長く話し込んで、その全てを包み込むようなお婆ちゃんに感動して、お店を出て車の中で嬉しくて嬉しくて泣いてしまったお婆ちゃん。
その4年前のブログです →
お婆ちゃんの真心
今日も4年振りに行くと暫く誰もいなかったが、奥からゴソゴソ、大きな声で出向かてくれた。まあ、上がって行きな、とくず湯と団子を出してくれる。去年に亡くなった母親にもどこかしら似ている。80歳を超えてピアスをする可愛いお婆ちゃん。60歳に成る娘さんがお婆ちゃんとのツーショットを撮ってくれたよ。
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母親に似ている可愛いお婆ちゃん。 |
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4年前も葛湯。今日はみたらし団子を出してくれた。 |
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お婆ちゃんお勧めのお土産も一杯。 |
暫くお婆ちゃんとの楽しい時間。お土産も沢山。
「まだしばらく生きとるから、またおいでな」と車を出す時に昔懐かしい金平糖をくれた。今日も嬉しくてポロっとしてしまったよ。
また来よう大峰山。そしてお婆ちゃんにも会いに来よう。
これで後、残るのは大山と阿蘇。行きたい。
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