2010年12月8日水曜日

人の幸せとは Ⅱ

 今日のNHKのクローズアップ現代。すごいドキュメントだった。
18歳になる女の子が難病での延命をやめて死を覚悟で家族と一緒に過ごして、父親に抱かれて亡くなっていく・・・。
背骨が曲がってくる難病らしいが、そのせいで呼吸も困難になりのどに穴を開けてチューブで呼吸している。もちろん声も出ない。手書きのボードやパソコンや携帯メールで意思を伝える。
印象に残った言葉
 
 ・もういっぱいやったから。
 ・人生は長く生きる事じゃなくてどう生きるかだよ。
 ・天国は・・・なんて言ったかな・・・
  天国へ行っても気持ちはつながっているから淋しくない。

お父さんは生きる可能性があるならそうしてあげたい。
その子は・・もう決めた事だから、もう苦しめないで。

透析さえすれば生きていく事は出来る。体中がむくんだ状態でもその子は携帯のメールに
みんなに感謝・・・と書いていた。

 以前に白血病の小学生5,6年生ぐらいの息子を無心に看病する母親のドキュメンタリーもあった。
助かると思った骨髄移植しても副作用なのか、更に悪化していく。
食べたい物も食べれない。放射線治療や薬付けの連続で唇も腫れ上がっているその子が、いつでも食べれそうな食べ物をお母さんに向かって泣きながら必死な顔で「おい!食べさせろ!いいから食べさせろ!」と声も出ない顔で哀願している・・・。あの表情はテレビながら忘れられない。
食べさせたらまたまたひどい症状が出てしまうと、母親は泣きながら何も出来ない。
 妹思いのとても優しいお兄ちゃんだった。
そこまで苦しめる医療がいいのか、少しでも可能性にかけるべきか・・・。
これは、考えてしまう。

 以前に見たアメリカ映画 「ロレンツォのオイル/・命の詩」 これも凄い映画だった。
これは実際に有った奇跡の物語を映画化した物で、神経も脳もおかされていく、医師からも見放された難病を発症した子供を銀行員の父親と母親が必死の独学で一つのオイルにたどり着く・・・。
寝たきりで何の反応も出来なかったその子が、そのオイルで母親の問いかけにかすかに応えれるようになる・・・。
まあ、凄かったです。この映画は。レンタルでも4,5回は見ました。
 通常この病気に掛かると2.3年で亡くなるそうだけど、この主人公となったロレンツオ氏は5歳で発病し最近、30歳で亡くなったそうです。
この映画は必見です。

 大変な状況の子供達を見て、自分ならどうするか答えも出ないし、僕ならあそこまで絶対に出来ないだろうなあ。
不自由の無い生活を送れる事に感謝しよう。

 

2010年11月20日土曜日

太陽光発電開始!

我が家は来年で20年目となる。そろそろ外壁塗装もやらないと、ずっと思っていたが、お金もないしと今まで引張ってきた。
家を建てた頃とは時代は変わっていまやエコ志向、CO2削減などが世界中で叫ばれている。工事をやろうと決めたきっかけは太陽光発電の補助金が出る事と、向こう10年は売電価格が今の倍額で中電が買い取ってくれる、と言う事が大きな要因。 計算では今投資しても倍額で売電出来るなら10年ぐらいで元はとれそうだ、という見込みもある。その為のソーラーパネルを付けるにはまず屋根を塗装し直さないと、いけない、という事から始まった。

 9月頃からソーラーパネルの工事業者も探しながら、塗装業者も平行して色々見積もりを取ってみた。塗装業者も太陽光の業者もだが、ホントにピンからキリまである。訪問で工事を取りに来る業者はどうも信用できない。色々ネットで探して見るとこの業界ではしつこい業者とそれを嫌った業者に二分されるようだ。
 しつこい営業は一切しない。人工数から各工程まで細かく見積もりを書いてくる所もある。3回塗装が基本らしいが、3回塗ったか、手を抜いたか、仕上がってしまったら全く解らないので下地から少しずつ色を変えて2回目は要望の色より少し薄い色、そして仕上げと、工程を見たら2回目か3回目か解るように塗る業者も居る。
 一部の手抜き業者がいる為に、真面目な業者は差別化の為、色々苦労はしているようだ。冬場は乾きが悪いからやらないとか、外注は信用できないので、自社業者にしかやらさないので、予約性で3ヵ月後しか施工に入れない業者も有った。まあそんな業者は信用しても大丈夫だろうけど、3ヶ月も待っていたら真冬に成るし、太陽光の補助金も無くなってしまう。

 それで市内で一番信用出来そうな業者に一旦決めた。それでも塗装工事は11月中旬以降に成りそうという予定だった。太陽光もメーカーによれば納期が掛かる物もあり、これでも補助金申請が間に合うか微妙だ。
 ソーラーパネルはやっぱり一番高効率なサンヨーがターゲットで探したが、人気が高く見積もりも高いし納期も掛かりそう。メーカー系列の業者は信用は出来そうだが、高い!
 ランクを下げてシャープや京セラでも、と思ったが高い買い物だし納得した物を買わないと後で後悔したくないので、もっと範囲を広げて調べてみると、名古屋の業者で外壁塗装も太陽光もリフォームも、と言う業者が有って、全て一つの業者なら価格交渉も工期もメリットが大きくその業者でお願いする事にした。


工事完了!

 10月の25日から足場工事に入り、塗装は27日から。11月4日頃には塗装が終わり11月8日に太陽光工事が終った。売電での中電との契約も15日からスタートした。毎日の発電、消費、売電モニターを見るのが、ちょっと楽しみになっている。
 今回の工事業者についてはお互いの意識の若干の食い違いが有った物のフォローしてくれたのでまあ今のところ合格点かな。来週、最後の手直しを含めた補修をしてもらい、それで完了の予定。もちろん支払いはその後だ。
工事業者は本当にピン、キリです。依頼する側もしっかり勉強が必要で、工事のチェックや内容の確認には書面を残す事も大事。解ってくれているハズは大きなトラブルになるね。

2010年2月2日火曜日

パソコンの完全復活!!

 このお正月明けに壊れたノートパソコンが元も現状のままでメーカーから戻って来たのが1月の20日過ぎだったが、ここまで中々時間が取れず少しずつ戻して来た。
故障の原因はパソコンの母体マザーボードで、交換して内部はほぼ新品の状態。5年保証をつけておいて良かった。なかったら今の新品の1/3ぐらいの値段は取られるだろう。

 データーはハードディスクは正常だったので本体から外してUSBのサブコードを使って別のパソコンを使ってバックアップ。これはショップで千円少々で売っている。

これでバックアップを取って暫らくメインの代わりをしていたのが、ミニノート。
このミニノートにホームページ用の設定を移して使っていたが、このミニでも充分使える。容量も充分あるしバッテリーも良く持つが問題はキーボードの質の悪さ。5万円台のノートだし台湾製だし全てを求めたらダメだけど、このキーボードでは一部のキーなどはまともに変換されない。今までこのミニではネットが主で悪いのは解っていたが、それ程不便は感じていなかった。けど文章を打ち出したらもうまともに打てない。それで日本製のキーボードを探してきてつないで使っていた。(写真の黒いボード)
安い商品だけどやっぱりメイドインジャパン!気持ちよく打てるしこれをメインにしても良いぐらいだ。
やっぱり何でも日本製が一番だね。

暫らくミニノートで更新したデーターをメインのノートに全て移してこれでデーターも最新に成ったが、このままでは面白くない。この際ハードディスクも500ギガに交換した。
で、この500ギガへのデーターの移設は接続コードと引越し用ソフトを使って、時間は掛かるが手間をかけずに完了!メモリーはすでに4ギガにしてあるし今の所は充分なスペックだ。
 今年で3年目のこのノートパソコン。ホームページをこのパソコンから立ち上げたしちょっと思い入れがあるなあ・・・。また故障しても当分使い続けよう。今回この改造でお金がかかったのはミニノート用のキーボード、1980円、接続用USBコード、1500円ぐらい、ハードディスク500ギガ、8000円ぐらいだったか、これで最新、余裕のパソコンになれば安い物だ。ケガの巧妙と言おうか、このトラブルのお陰で万一の時もバックアップは完璧。メインノートから外した160ギガのハードディスクはそれを付替えても元通りに使えるしミニノートでも別のディスクトップにもバックアップは取って有るのでいつでも代用が出来る。2つ壊れても大丈夫だ。

2010年1月14日木曜日

人の幸せとは・・・

 今日は親父のお兄さんが亡くなってそのお葬式。今朝は良く冷え込んだ朝だったが、車で田舎へ。会場には沢山の方が来られていた。享年90歳。本当に長い間会っていない親戚の方も顔は覚えているが、名前は出て来ない。多分相手も一緒かな・・・。
自分の家のルーツも兄弟3人とも結婚した頃に兄貴が調べかけた事があったけど、どうなったかなあ・・・。親父の兄弟は8人ぐらいいたと思うけど名前が出てくるのは3人ぐらいだ。これではダメだね。家系図なども今度、機会が有ったら作ってみようか。
 式を待っていると覚えのないおじさんが近づいて来て、「元気そうやな、でも年とったなあ・・」と言われて誰だったのか全く解らない。で話を聞くと高校の頃、クラブが終わっていつも最終バスで帰っていた僕を乗せてくれていたその時のJR(当時国鉄バス)の運転手さんだった。そう言えば停留所はまだ先なのに、家に一番近い所で止まって降ろしてくれた事も何度かあった。もう40年近くなるが、覚えているその運転手さんとは似ても似つかない人だったけど間違いなくその人でもう70を超えているが、ちょっとその元気さに驚き、また野球をやっていた僕の事を覚えていてくれたのが凄く嬉しかったね。
 いろんな人とののつながりが有って自分がいる。やっぱり自分が生かされている事に感謝する事を忘れたらダメだね。

 ちょっと話はそれるが、お正月に孫娘のひなたと皆既日食の話をしていて、「今度はひなたが30才になったらまた見れるわ。でもじいじいはもうおらへんなあ・・」と言われて確かにそうかも知れない。皆既日食をピンピンしている内に見るには世界のどこかへ行かないとダメかな。またそれ以外にまだまだやりたい事は一杯ある。それまでに悔いのないようにしっかり頑張らないとね。

 僕の親父は体は元気だが痴呆が進み1年前にはもう身内の顔が解らない状態になっている。長男が色々面倒を見てくれて、ずっと養護施設に入っていてお正月にも帰らずもう暫く会ってもいない。
 お葬式の会場から施設も近いので帰りに寄ってみた。
1年以上会っていなかった親父は車椅子に座って食事の後だったからか、気持ちよさそうに、うたた寝をしていた。でも体は本当に小さくなった・・・。担当してくれた若い看護師の彼は凄くハキハキとしたとても好感の持てる子で色々話をすると僕の兄貴の長男とも親交のある子だった。この辺も人のつながりを感じたけれど、こんな車椅子ばかりの痴呆の進んだ老人ばかり相手にこの仕事をテキパキと天職のようにこなす彼を見ていて感心してしまった。とても僕には出来ない。
少し親父とも話したが・・・。
 人の幸せって何だろう?と考えてしまう。
一生懸命、贅沢をせずに働いて来て気がついて隠居してしまったら今は子供の顔も解らない・・なんてちょっと可哀そう過ぎる。元気ならお盆やお正月は孫やひい孫に囲まれて笑って過ごす、って事ももう出来ないだろうし残念で本当に可哀そうだ。

 仕事はさておき、日々感謝を忘れず悔いのないように!忘れないでおこう。

2010年1月4日月曜日

トラブル続きの年末年始・・

 大晦日31日、もう正月だ~、とリーをお風呂で丸洗いして車庫の所で乾かしながら毛をといてやっていると、風が強く吹きぬけ何やら裏の方で大きな音がして、何か飛んで来た・・・。
「え・・何・・?」と見ると家の倉庫の屋根の波板が飛んでしまって向かいのガレージのブロック塀に止まってバタバタしている・・・。
まいったね、これは。もうお昼近かったし大急ぎで直さないと他の板も飛んでしまって大きなご近所迷惑に成る・・。と、すぐに飛んだ波板を片付け屋根に登ってみたらもう殆どの止め具が経年の影響で劣化し外れかかっている。この日の風だとこのままだったら飛んだところから更に飛んで行ってしまうだろう。

 応急処置をしてからすぐにホームセンターに走り波板と止め具を買って来て修理にかかった。この日は本当に風が強く足場も悪くて苦労したが、止め具も箱ごと(200個入り)を追加して買って来てもらい、この際全部の止め具も交換した。こんな時でも殆どの工具が揃っているので我ながら仕事も早い。新しく2枚の波板を交換し150個以上の止め具を痛みやすいプラスチック製から金属製に交換して3時過ぎには全部終わった。他の波板ももう痛みが進んでいるが暫くはこれで大丈夫。考えて見れば平成3年に建てた家なのでもう18年が過ぎた。ここまで良くもってくれた方だろう。
 年末のこの時期に・・とも思ったが、これは僕の居る時に修理がすぐ出来たのでこれはラッキーだったと考えるべきだろう。何事もポジティブに!これが基本。僕の居ない日だったら相当ご近所に迷惑をかけるハメになったと思う。

 夜には電車を使って伊勢神宮へ。11時前には内宮前に着いたが、今年は去年の半分以上も列が短い。人は凄く多いけど明らかに1,2年前とは全然違っている。お正月に田舎に帰る途中にいつもお参りする所にも寄ったが、ここも一緒だった。屋台に並ぶお客も凄く少ない。これも不景気の影響なのかな・・。

 メインパソコンの故障
 そしてショックだったのは、家に帰って年賀状の返信をパソコンでプリントして投函して来て再度立ち上げようとすると全くパソコンが反応しない・・・。「え、、、何で、、、さっきまで動いていたのに・・」何をしても直らずこの日は諦めて寝ながら方法を考えたが、翌朝からも何をしてもダメだった。ハード的に問題があるようだ。何よりも面倒なのがホームページの色々な設定で他のパソコンには半年以上も古いデーターしかバックアップしていない。パソコンはまだ5年保障の内だし直せばいいが、データーが問題。ここで一考して、ショップに行き部品を探してこのノートパソコンのハードディスクを取り出してつないで他のパソコンで読めるか試して見るとこれがちゃんと読めたね!これで取りあえずはデーターは大丈夫。ちょっと古い2台のパソコンにデーターを移し、ホームページの設定もすべて出来るようにした。ここまでするのに丸一日以上・・・。でも暫くはこれで対応できる。
 今日はショップへノートを修理に出しに行ったが、「一月以上かかるかも・・」なんていわれて、新しいのを買わそうとする魂胆なのか納得いかないし、しっかり文句を言って来た。でも実際メーカーに出したら最低2,3週間ってとこだろうか。暫くショップのパソコンを見ているとかなりの性能のパソコンが本当に安くなっている。もうちょっと使い込んでいたらもう買っていたかもしれない。それぐらい気持ちが動いたが、まだまだもったいない。暫くガマンしよう。

 で、これもお正月の時間の有る時だったからここまで出来た。これもラッキーと考えよう。
いよいよ明日は初練習だ。今年は子供達から一生懸命書いた年賀状を沢山もらって嬉しかったね。みんなの顔を見るのも明日は楽しみ。今年も前向きに一つずつ、やり残す事の無いように取り組んで行こう。