2025年1月18日土曜日

神戸に戻って来たよ!!

 土曜の朝8時半頃、ヨメと一緒に神戸に行く。

 子供達がバックネット裏に整列して待っていてくれた。そんな事しなくていいのに。。ユウジロウが号令をかけて挨拶してくれる。3ヶ月を過ぎて久し振りに聞く挨拶。。いつもの様に真面目なユウジロウの声。。ちょっと荷物を持ちながら、子供達にも少し話もするが、皆の顔を見るとちょっと声も詰まってしまった。。子供達に自慢出来る物は何もないが、みんなのお蔭でここまで頑張る事は出来た。本当にみんな、皆さんのお蔭だ。ありがとう!

 家に帰ってから、愛しいマーキュリーとのお散歩も時間ある度に行っているが、杖を使ったのは一度だけ。杖無しでずっと歩いている。病院との大きな違いは外気温との差だ。病院内は23度ぐらいで、寒さは一切感じない。けれど家では一桁の外気温だ。一番堪えるのはまだまだ完調遠い右手、右腕と右膝の間接。右膝はサポーターを巻いて大丈夫。カイロを入れる必要もなく、遅いけれども普通に歩ける。でもマヒの残る右手はまだまだ辛いが、マーキュリーとのお散歩の間も少しづつ動かしている。


 本当にやっとここへ帰って来た。本当に嬉しい。これからも自宅でのリハビリはずっと続くれども家族との時間を何より大事にして、これからも頑張て行く。本当に皆さま、ありがとう!

 この後は櫛形へも寄り、元気なチビッ子達も大きな声で挨拶してくれた。お父さん方も大勢来られていた。今日も体験の子が来ていて、明日もOBの妹さんの子が来てくれる予定だ。病院から家に帰ってから、その懐かしい人から電話をいただいた。嬉しい限りだね。今、Bチームは3年生以下でもうメンバーは20人を超えようとしている。人と人とのつながり。本当にありがたい。


 その後は、マーキュリーも連れてお墓参りへ。寒い中でもお天気も良くて風も無くいいお墓参りだった。長く僕は来れなかったが、ヨメが僕の入院中もお花を代えに来てくれていた。僕は幸いここへ戻って来れたが、生きたくても叶えられない人がいるんだよ。。。それを本当に忘れてはいけない。生きたくても生きれない、明日は目覚める事が出来ない。。本当にそれを忘れてはいけない。日々感謝しながらこれからもしっかり生きて行きたい。

2025年1月16日木曜日

丸3ヶ月。。家に帰ってきました!!

 今週14日火曜の10時頃、病院内はインフルエンザ拡大で面会も禁止に成っていたが、午後にはヨメが不要な荷物を取りに来てくれる予定なので、荷造りもほぼ終えて待っていた。退院予定日は1月16日。3カ月を超える入院も指折り数え、あと少しの辛抱だと思っていた。

 この部屋へは先週火曜に午後から少し熱が有ってリハビリを中止したが、その後も熱は下がらず、最近院内でも大流行のインフルエンザの判定も押されて、僕は幸いにも隔離部屋に入れられて療養していた。39度を超える熱も収まり、やっと13日の午後から熱も下がり14日も平熱を保っていた。15日も平熱を保てば16日には帰れる。

 そこへ看護師さんが入ってくる。「病棟内でもインフルエンザが拡大して隔離室が足りず、比較的元気な人は相部屋へ戻したい。」と言う。もちろん相部屋には今もインフルエンザに感染した人もいる。。「そこへ戻したいので、どの場所がいい?」と聞く。。

 いや、ちょっと待ってくれ。いくら僕でもそれは止めてくれ! 退院まであと2日や。もう熱も平熱に下がり2日目や。それなのにまたインフルエンザの巣の中へ入れと言うのか!それならすぐに退院させてくれ!

 どう考えても僕の言い分の方が正しいと思う。看護師さんはしばし考え、上司と相談します、と言って部屋を出て行った。それから30分もせずに院長先生が来られて、その日の14時に退院が決まった。

 それから退院までの時間は3時間ぐらいしかない。良くその間に皆さんが準備してくれたと感じる。大変お世話に成ったリハビリの先生達。理学療法、作業療法、言語聴覚の皆さん。わざわざ皆さんが病室まで来てくれたよ。本当にお世話に成った。本当にありがとう!感謝、感謝、感謝しかない。退院後の薬、係り付け医院へのお手紙。これから世話になるケアマネージャーさんや在宅リハビリをして頂く予定の業者さんへのお手紙。その他色々。。完璧に短い時間の間に揃えてくれたよ。支払いも終えて予定通り14時過ぎには病院を出た。その日は1月14日。僕が倒れてから丁度まる3ヶ月が経ったよ。。長かった。。でも良く戻って来れたと思う。完調には程遠くても家に帰れるだけで何より嬉しい。

 家には車で10分もかからない。すぐにマーキュリー! マーキュリーは少し驚いている。リアクションもまだ出ない。。ちょっとして、大騒ぎに成り身体の周りを嗅ぎ、右手も一杯舐めてくれる。痛めている箇所は犬には良く解るんだね。それから部屋を出る時もずっと傍にいます。ただね、病院内は23度以上で身体も弱い所も動けていましたが、この真冬の寒さでは右半身の関節は半分も動かず、右手は使えず、何度も躓いたりもしていますが、暖かいお風呂にも入りました。家は最高です!!本当に皆さまありがとう!!すべてに感謝したいです!!生きていられる事に感謝!!本当にありがとう!!

2025年1月6日月曜日

退院日は1月16日!!

 今日はリハビリ訓練を早めにして頂き、2時からヨメも交えて、先生や療法士さんとの面談。退院後にお世話に成るケアマネージャーさんも一緒に入って頂いた。

 結果は1月16日の退院に成りました!!倒れてからまる3か月と1日。本当に長かった。けれどね、完治した訳ではない。。

 最初は右足の親指がたまにかすかに動くだけだったが、予定よりかなり早く歩けた。2か月ぐらいで、病院内は杖を付きながらでは有るけど歩きまわっていた。それに比べて右手の手の平、5本の指ともマヒが残り、しびれている事が多い。肩はかなり動くようには成って来たが、ボールを投げるのはいつに成るだろうね。それでもそれらを補う為に、左手を一生懸命練習して来た。右手は無理やり訓練用のハシや、スプーンを使って食事しているが、それも左手でも出来る。文字書きも左でもう大丈夫だ。「般若心経」や芭蕉の「奥の細道」も書いて練習している。退院しても家で生活に困る事は無いだろう。 

 今後は在宅でのリハビリを当分続けて行く予定だ。お世話に成るケアマネージャーさんにその手配もお願いしている。車に乗るのはまだ先の話で、今はいつになるかは解らない。もう少し右手が回復しないと。。そんな事も有って、先の事は在宅でリハビリを続ける、今はそれだけだ。

 それでも、何より家に帰れる事、家族と暮らせる事が嬉しい。そして待ちくたびれているマーキュリー。まず最初に家に帰ったら、何よりマーキュリーと遊ぶよ!!本当に逢いたかった!

もうちょっとで会えるよ、マーキュリー!!

 今回の入院については、僕の2人の兄弟以外には身内にも話はしてはいなかったのですが、その子供達やヨメの兄弟の子供達も僕のこのブログを見てて、知らせて広まったようです。野球関係の方々も同様の様ですね。ありがたい限りです。チームの皆様には退院後に、少し落ち着いてから、改めて皆さまへ挨拶に伺いたいと思います。まずは本当に嬉しい退院日の報告。でもまだまだ先は長いです。勝手を言いますが、皆さまよろしくお願い致します。

2025年1月5日日曜日

43㌔越えと8.2㌔。。

 昨日の1月4日は例年チーム恒例の神戸の神社参拝。今年もA、B合わせて多くの団員達が集まってくれた様だ。長くチームに関わって初めての事だと思うが、出席出来ず申し訳ない。ご父兄が写真を送ってくれました。まずは何より安全、この1年も怪我無いように頑張って欲しい。多くのご父兄の皆さまもありがとぅございました。今後も新年の神社への参拝は続けて行きたいと思います。指導者の皆さまも今後ともよろしくお願い致します。



 病院では元旦からもリハビリ訓練を続けています。年末の廊下の風景では、車椅子の年配の女性の患者さん。面会に来ていた息子さんだろうね。。「明日は〇〇が来るから。。帰るよ。。」それを聞く患者さんは、言葉に成らない声で泣いていて、リハビリ室へ入っていく。。そんな光景が見られた。みんな早く家族の元へ帰りたい。誰しも同じ。核家族化が進み、家に帰っても老夫婦だけだったり、誰も居ない家に帰る人もいるだろう。それでも帰りたい。

 ウチでも同じで老夫婦2人と愛犬マーキュリー。家に帰ったら、まだ弱い右足やマヒの残る右手でも、家の中を安全に動ける様に、ガードパイプなどの改造が必要に成って来る。今、そんな準備を進めているが、介護保険やケアマネージャーさんから、在宅療法士さんへの依頼など、まだまだ解らない事が一杯だ。

 退院しても右手のマヒは残る。在宅リハビリもかなり長くは成りそうだ。先日、握力計で両手の握力を計った。左は43㌔を超え、ほぼベスト状態。右腕は。。8.2㌔しか無かった。これでは倒れても支える事も出来ないので、年末から握力アップの為のハンドグリップを始めた。最初はヨメが家から持って来てくれた30㌔以上のハンドグリップ。左手にはいいが、右はとても使えない。アマゾンで10㌔から調整式のグリップを買ったよ。これ、安くて優れ物だ。一杯握ると動くカウンターも着いている。毎日、30~50回を見安に無理しない様に10㌔から進めている。退院までには15㌔ぐらいには行きたいなあ。。


 もうすぐ帰るよ、マーキュリー!!待っててね。一杯遊ぼう!!

2025年1月1日水曜日

新年おめでとうございます!!

 2025年明けましておめでとうございます。

 今年はまさかの脳出血で倒れてから、2か月半が経ちました。病室で迎えた新年でしたが、窓から見える初日の出は綺麗でしたよ。病院内でも4度の病室の引越しが有り、今の3階の窓際の部屋が一番居心地のいい場所で、毎朝綺麗な朝陽を眺めています。

 思い返しても思うのは、倒れたのがグランドだった事が僕にとっては本当にラッキーでした。皆さんが椅子の上に座らせてくれ、救急車に乗るまでの間に、ヨメに電話する事も出来ました。もし、車に乗っている時に成ったら。。と思うと。。本当に皆さんのお陰です。生きて帰って来れそうです。

 幸いリハビリ訓練では足の方が予定よりも早く回復してくれて、今では杖無しでも歩く事も出来ます。まだまだ足首や膝は弱いですが、これからしっかり鍛えて行きます。

 手、腕、肩はまだ指先部分に神経が戻っていませんが、かなり肩も動く様になりました。ただ筋力は腕も肩周りもかなり弱くて、ボールも投げる事は出来ません。それでも、日常の着替え、歯ブラシ、お風呂、なども左手中心で大丈夫です。食事は右手で練習用ハシ、スプーンなどで食べています。面倒な時は左手も使います。文字は右手も練習は始めましたが、まだ神経も一部戻らず、エンピツを飛ばしてしまう事も多々あるので、今は左手一本で書いています。練習の中では、自分の名前、住所から始め、今ではPCで見る、芭蕉の「奥の細道」の古典や現代語訳をPCを見ながら書き写しています。言語聴覚士の先生からは、相談して、弘法大師の「般若心経」の書き写すプリントをコピーしてもらって、練習しています。沢山のプリントが有るので、これを終わらすのは、なれない左手では大変ですが、毎日書き続けています。

 そんな状況にも成って来たので、右腕が完調でなくても、家に帰っても生活には困らないだろう事から、今月半ば過ぎには退院出来そうな見込みと成って来ました。本当に長かった入院生活。あと2週間少しで何とか帰れそうです。丸3か月を超える事には成りそうですが、本当に嬉しいです。皆さまのお陰です。来週6日には面談が有り、そこで日程も決まります。また皆さには改めてお知らせいたします。

 家に帰ってからも当面は訪問リハビリも当分は続ける予定です。この先もまだまだ長いと思いますが、家に帰ったら、何より家族を大事に、愛犬を大事に過ごして行きたいと思います。いつも本当にありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。