2023年7月19日水曜日

ユウとマーキュリーと早朝の高野山

  昨日の夜半、1時過ぎ。疲れて9時過ぎには寝たが、目が覚める。。この日は休みだしユウ達と遊びたい。けれどもどこを歩いても暑いのは間違いない。行くなら早朝しかないな。。と深夜に出かける準備をした。早朝の高野山へ行こう。

 2時過ぎには家を出て高野山へ向かう。深夜だしスムーズに高野山への登り口まで着いた。そこの最後のコンビニで朝食を買い込み、ユウ達のトイレを済ませて高野山へ登る。相変わらず坂は急だしカーブも多い。ユウ達もとても眠れないね。ハイエースは広すぎてユウ達の身体を固定できる所が少ない。広いからワンコにも良いだろうとは思っていたが、最近では広すぎても良くない、と思う様に成った。ワンコもこの先、僕達の年齢を考えるとそう長くは一緒に暮らせない。次はもっと小さい車に、と思う様に成って来た。

 高野山を上がるともう4時半近く。空は明るくもう日は登りそうだ。高野山から竜神の方へ向かい日の出を目指す。でもちょっと遅かったなあ。。それでも山々からの日の出はとても綺麗だったよ。ユウ達を連れて暫く歩いたが、早朝の竜神はアブやブヨが多い。一気にそれらが集まってくる。ハチ類は黒い物に寄ると言われるが、アブが数匹、ハイエースの黒いボデイに張り付いている。。車に戻る時もブヨが周りを飛び交い、払って入るがそれでも入ってくる。これから出かける時は防虫スプレーがいると特に感じた。

 高野山へ戻り、7時前から奥之院への参道を歩く。ここは虫がいない。何でだろうね。参道への道は日当でもまだ気温は低く、大木の木陰はとても涼しい。20度にはまだ成っていない。ユウ達も気持ちよく歩く。奥之院手前の御廟橋まで来たよ。この先には弘法大師様の御廟も有る。雄一もこの先にいるかな。。水向地蔵さんへの所で暫く休んで再び御廟橋の手前で手を合わせて、参道を戻る。沢山の慰霊碑があるこの参道。行きかう人達もユウ達の姿に笑みが見えて挨拶もする。ワンコには優しい高野山。その昔、弘法大師が中国、唐から戻り密教を開く場所を探している途中で、猟師と白い犬と黒い犬と出会い、その2匹の犬達が大師を導き高野山まで案内したという伝説に成っている。この話には他にも色んなつながりが有るが、そういう所から、ワンコには理解もあり優しい高野山だ。ただ僕達は良くユウ達を連れて来るが余りワンコは見かけない。高野山でも余り犬は見ないなあ。それだけマナーを守られていると言う事かな。

奥之院御廟橋の手前で。。また来ようね。

 金剛峰寺にも行きたかったが8時を過ぎると、その前の大きな駐車場は空いてはいるが日差しがきつい。アスファルトの温度も上がって来ている。残念だがユウ達を降ろすのは止めて帰ろうと車を出したら、その先の金堂の前の駐車場は日陰で空いていて、ここから壇上伽藍まで行く事にした。こちらから初めて入る中門。何度も火事で焼失して再建されている。その後ろの金堂。左に回ると有名は三鈷の松や御影堂が有る。そして壇上伽藍。まだ9時頃で人通りも少ないが、外人の団体が特に多かったね。金堂にはお賽銭も入れて手を合わせて来た。この日の高野山での模様などはYou Tubeにもアップしています。下の写真をクリックするとそのスライドビデオのページに飛びます。良ければ見てやって下さい。

 9時を回りお天気は快晴で気温も上昇中。。少し休憩して高野山を出る時は気温は29度の表示。やはり日中は高野山も暑いね。帰りも真っすぐ帰って来た。眠かった。。12時半には帰って来たよ。行き帰りで、高野山から竜神まで少し走って390キロほど。やっぱり遠いなあ。でもまた行こう高野山。

2023年7月4日火曜日

マーキュリーと観音岳登頂

  今日はユウとマーキュリー連れて松阪の森林公園から観音岳へ。お天気は朝から快晴。それでも山道は木陰の中だし、涼しい。標高は600mだしユウも登ってくれるだろうとは思っていた。ところが森林公園から登山道へ入り、丸太を連ねた階段上の登りが続いて行く。ユウも最初は調子よく登っていた。ところが100mほどのその坂道を登り道は左に急に曲がりながら更に続いて行く。ユウはその曲がり角を曲がってすぐ止まり、進むのを止めた。すぐに戻ろうとする。。仕方ない。まだこの先はどうなるか解らないが、ユウはやっぱり無理だね、戻ろうと決めた。そのユウの下りの速い事。。

ユウはここでUターン。。

 一旦、ユウもマーキュリーも車に乗せ、家に戻る。時間はまだ9時過ぎだ。そこからまた松阪へ戻ってマーキュリーと再チャレンジする事にした。ユウはエアコン稼働のサンデッキで休憩中。。森林公園に戻ると10時を回る。そこから観音岳まで再アタック開始。

 たかが600mだからそんなにはかからないだろうと思っていた。ところが坂道は延々と続く。確かに出発点の標高は低い。だから正味600mの標高差は有るだろう。登って降り、また登る。本当に長く感じた。


 マーキュリー用に持ってきたペットボトルの水も少なく成って来た。人のもポカリが有るが予備の水は少ない。2時間近くかかって頂上らしき所に来て、休憩してお弁当を食べたが、どうもここではない様だ。スマフォのグーグルマップを見るとまだ観音岳は更に先に有る。。


 更に歩く事30分程、やっと着いたよ。観音岳山頂。わずか600m少々なのに本当に長く感じた。山頂は日差しも強く、マーキュリーでさえすぐに日陰に入ろうとする。僕もかなり暑かったよ。暫く山頂で休憩し、マーキュリーの飲み水も少ないしその後は下山開始。。


さあ、帰ろう

 暫く降りて。。何か違う。来た道と違う気がする。。一旦戻って看板の有った所まで行くが間違ってはない様だ。その後、更に30分ぐらい行くがどうも違うよ、これは。。スマフォのグーグルマップを見ると森林公園とは違う方向へ進んでいる様だ。これはもう一度頂上からやり直した方が良い様だ。マーキュリーも疲れて来ている様だ。けど戻らないと。。

 坂道をまた戻り、最初の分岐を超えて元の頂上方面へ行くと登山者がいた。女性の人だったが、その人は僕が間違った森林公園へ降りる所の分岐に立っていた。まるで迷い人を導く女神の様にね。暫く話をしたが、彼女もここで以前に間違ったらしい。。後は一本道なので、と言ってくれてお礼を言って別れる。ああ、良かった。これで帰れる。

 そこからの下りも結構きつかった。左足首が体重かけると痛い。この調子だと富士山は無理だな。。と考えながら下りて行く。長かった。マーキュリーは僕が有る程度下りると、こい!と言うと一気にかけて来る。僕のペースに合わせるのは、余計に辛いんだろうね。でも本当にマーキュリーはお利口さんだ。最後まで僕の後を着いて来てくれる。頼りになるマーキュリー。こんなマーキュリーと死ぬまで一緒にいたい。いて欲しいと改めて思ったよ。

 2時半を過ぎてやっと下山。近くの川でクールダウンをさせてやろうと思ったが、少し前足がビッコ引いてる。もう肉球も痛いのかな。川にはいかず車に戻り、すぐに出てコンビニでソフトを買ってマーキュリーに食べさせた。全部食べたよ。疲れたね、ありがとう。

 家に帰るとユウが大喜びで迎える。もうこの夏はユウには無理だね。マーキュリーも10歳半だし、あんまり無理はさせれない。けど少し涼しく成ったらまた行こうね。今日はありがとう。