2024年7月17日水曜日

深夜の不思議な強い風。。ユウと雄一。

  ユウが旅立った7月7日の深夜。僕が気づいたのは日付けも変わった8日の深夜1時を過ぎた頃だった。動かなくなったユウの身体を暫く拭いてやって一杯撫でてやった。。2階で寝ているヨメに知らせようと部屋を抜けて、リビングの戸を開け、2階へ上がってヨメに知らせる。。ヨメは起きて来たが僕は先に階段を下りて下のリビングの戸を開けようとした時に、家の中に突風の様な風が吹いたんだよ。リビングではエアコンもかけていない。戸も開いていない。ちょうど僕の頭の辺りでそれは起こった。かなり強い風の様だったが、家の中の物が飛ぶという事もなかった。

 僕は「何だろう・・」と思ったが戸を開けてユウの所へ行く。ヨメもユウを撫でて2人でユウの身体中を綺麗にしてやっていた。。

 後で聞くとヨメがユウの部屋に来た時に強い風が吹いて出入口様に開けて有る扉のビニールカーテンが舞い上がったという。あれは雄一が来てくれたのか、と言っていた。僕が感じた強い風もそれだったのかも知れない。部屋の中であんな強い風は吹かない。。きっと雄一だろうな。。僕もそう感じる。。

 2013年の7月の九州への雄一の弔い旅。7月31日の熊本のホテルでの思い出。前日は阿蘇へ登れず、一旦熊本の街でのホテルに泊まった。あの夜、僕は雄一の夢を見ていて、覚えていたその夢をヨメ達に話した。夢の中ではとても元気そうに笑っていた。その時、雄一は夢の中で言ったんだよ。「モモに似たのがおるけど、違うな。ちゃんと見たってよ」夢の中でそう言ったんだよ。僕はその事を暫くして忘れていたが、翌年2014年の7月に横浜のChieの所にいたマーキュリーを預かる事に成った。その話をヨメにしたら、その熊本での夢の話を僕にする。あの時思い出した。雄一が夢の中で言っていたのは、ひょっとしたらマーキュリーかも知れない。それから暫くして2017年に来たユウの事かも知れない。

皆が眠る槙の木の根元。。

 12日に斎場でもらって来たユウの遺骨を16日には先代達が眠る小さな庭の槙の木の下に植えてあげた。遺骨の灰を良く遊びに行った山や公園などに撒いてやろうか、とも思ったが皆が眠るここに全部入れてあげたよ。今も。。これからも思い出すユウ。本当に可愛かったユウ。本当にありがとう。

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