2023年8月13日日曜日

台風前に五条へ帰省と迎え火

  仕事も夏休みに入って今年も五条への帰省を楽しみにしていたが、どうも台風が直撃しそうだ。14日からは風雨が強く成り15日には潮岬辺りに上陸しそうな見込。。これでは15日に帰っても川遊びは出来そうもない。それで13日に前倒して帰る事にした。

 朝9時前には家を出たが、名阪も京奈和道も橿原の市内もかなり混んでるね。もうどこもお盆休みだろうし仕方ない。途中でコンビニに寄って五条へ向かう。何とか11時過ぎには着いたよ。テンションも高いユウとマーキュリーを連れてすぐに川へ向かう。


 これまで雨も少ないし川の水量も少ない。ユウ達が喜んで遊ぶ河原はその身体が浸かってしまう様な所は本当に少ない。僕達が子供の頃はもっと深い所が一杯有ったんだよ。お昼前には一旦実家に戻り、大阪のめい夫婦も同じように台風を避けて今日に帰って来ていて、久し振りに話もはずむ。皆元気が何よりだ。僕の兄はもう今年75歳になるのか。。みんな年を重ねて来たね。後、何年同じ事を続けられるかな。そんな事も良く考える様に成って来た。


めいっ子とその愛犬とマーキュリー

 午後からも皆で川へ行く。ユウやマーキュリーはノンリードでも大丈夫だが、他にも川で遊ぶ人達がいたのでマーキュリーにはリードをつけた。ユウはしれ~と泳ぐんだよね。まだ1歳になる前に川に入れた時に、何の訓練もしていないのに同じように泳いだんだよ。ちょっとあれはビックリしたなあ。マーキュリーなんか今はホイホイ泳ぐけども家に来た時はカナヅチで泳げず、津の御殿場浜で特訓したんだから。

 楽しい川遊び。また行きたいね。夜には玄関先で迎え火をする。形だけだが、気持ちはずっと同じで変わらない。キュウリとナスも準備している。モモも一緒に帰っておいで。。待ってるよ。

2023年8月2日水曜日

誕生日の翌日の富士山登頂!!

  2日は1時半には自然と起きた。外へ出て空を見ると星が一杯見える!少し雨は落ちてくるがお天気は大丈夫だ。すぐに仕度をして薄手のジャンパーを着てその上に上下カッパを着る。外は寒いが、もう着る物は無い。2時過ぎに山小屋を出たが、指先が冷たい。途中の休憩で軍手をはめた。これで大丈夫。登山道には昨夜に振った雨が所々に氷に成っていた。おそらく今は0度前後だろう。相変わらずキツイ登り。つづら折りの登山道が延々と続く。確か前回、4年前は御殿場ルートからノンストップで頂上まで登った。めちゃえらかったよ。確か、山頂にやっと着いたのは14時を回っていた。疲れて山頂の尾根で大の字に成って暫くのびていたよ。。下山したのも18時を回っていたのでは無いかな。。

山小屋から暫く。。空が明るく成って来た。

 4時頃に御殿場ルートの終点の鳥居をやっとくぐった。やっと来たね!嬉しい!本当に嬉しい!そこから尾根沿いに富士吉田ルートから上がってくる山道の神社の方へ行く。もう沢山の人達が来ているね。吉田ルートからは本当に沢山の人達が続きながら上がってくる。日の出はもうすぐだ。周りには色んな言葉が飛び交っている。。本当に外人が多く成った。さすがにこの時間にはTシャツ、半ズボン姿は無いが。。


 暫くご来光を待つ。とても楽しみな時間。天は晴れて雲も少ない。今までで一番素晴らしかったのは雲海の上からのご来光だった。本当に神々しかった。

2010年初登頂の雲海の中からのご来光。当時の携帯から。。

 暫くして太陽が顔を出す。群衆の中から自然とバンザイ!三唱する声が聞こえる。いやここは日本だからね。これでいい!ちょっと嬉しかった。素晴らしいご来光!




 この場所には大きな鳥居が有った。10年前にはここへ遺灰を少し巻いたよ。。魂は木々に山々に宿る。暫くして鳥居は壊れて無くなっていたけどね。。あれから来れる時はここへ来た。2019年まではね。今年に成ってコロナも空けてやっと来れたよ!今年は昨日に69歳に成った。一つ区切りが着いたよ。また来年も70代に成っても来てみたい。今、その場所には小さな鳥居が建てられていた。少し手を合わせて来たよ。。また来年来れる様に。。

また来るよ。。

 太陽が暫く昇りその下を照らす日差しも素晴らしい光景だった。


 御殿場ルートへの降り口から浅間大社の方へ行こうとした時に左足の靴の裏ゴムが外れたよ。。富士山の頂上で。。このままでは帰れない。。どうしよう。。


登山靴の先に軍手を裏返してはめる。。持つかな。。

 タオルかヒモを探して巻こうか、と考えたが軍手を裏返して登山靴の先から被せてみる。あ、これでいい。とにかく山小屋まで帰ろう。時々軍手は外れかけるか、その度に戻して何とか山小屋まで帰る。登りは2時間かかったが、下りは30分もかからないね。6時過ぎに山小屋でガムテープを借り、ぐるぐる巻きにしてその上から野球用のハイソックスを靴の上から無死やり被せた。これで大丈夫だ。おそらく。。

山小屋の朝食。。お代わりした。


今も皇太子時代の写真が飾られている。

 朝ごはんをお代わりして食べて下山開始。山小屋の皆さん、ありがとう。下りは速い。石が多くて滑るが前荷重に成らない様に抜けて行く。そして大砂走りのコースへ入る。後ろ荷重で速足で歩ける。

いよいよ大砂走り。さあ、走るぞ。

 暫く行くとプリンスルートとの合流地点。この先を少し外れて宝永山の方へ行く。大噴火した宝永火口が見える。ここは富士宮ルートからプリンスルートを通してここへ来れるが、その火口の登りはとにかくめちゃくちゃしんどかったよ。今日はそれを上から眺めて、元の大砂走りのルートへ戻る。


宝永火口

はるかに見える御殿場5合目の駐車場。

 ここからが本格的な大砂走り。ストック無くても速く走れる。この滑る砂ならかかと荷重で滑り込んでいく感覚で走れば速い。足の疲れも少ないんだよ。快調に走り始めて暫く、今度は右足の靴底が外れた。。マジか。。左足の靴底はハイソックスは破れてしまったが、まだガムテープが頑張ってくれている。登山にはガムテープとヒモと軍手、それに小さなハサミなども必須だと感じた。今度からは完装備する。右足にも軍手をはめ込んだ。

 そこからも快調に大砂走りを走り抜けて行く。時間はまだ8時過ぎ。8合目の山小屋から1時間ちょっとだ。この調子なら9時頃には車まで戻れるかも。。と甘い考えも沸いて来たが、そうは甘くない。

 大砂走りのルートと御殿場ルートの登りルートが交わる所が、後1キロぐらいの所であるが、そこからが辛い。足は滑らずかかと荷重では走れない。靴の前側でバランスを取って歩くがこれが辛い。砂の緩い所を探しながら歩くが、この1キロほどが毎度下りでは一番こたえる。。時間は9時半。。やっと5合目の茶屋まで戻って来た。


 まずかき氷だよ。。500円は安く感じた。やっと生きた心地。暫くして車に戻り、全部着替えて、登山靴も脱ぎ荷物も片付けてやっと帰れるよ。時間は10時過ぎ。これなら15時までには帰れるだろう。高速に乗る前にGSを入れるが、本当に今は高いね。セルフで181円だよ。。もう大きなハイエースも考えるべきかもね。今回の登りは4時から12時過ぎ、8時間ちょっとかかって8合目山小屋へ。そこから今日は2時間で山頂へ。トータル10時間ちょっと。前回よりは少し早かった。そして帰りは山頂から山小屋まで30分ちょっと。そこから御殿場登り口まで3時間少し。少し寄り道もしたが登山靴のソールが外れても4時間はかかっていない。トータルで14時間ぐらいかな。自分でもよく頑張ったと思う。

下山した後の左足の靴。。本当にヤバかった。

 帰りは順調に走り、途中、昼食も食べて14時半には家に着きました。ユウとマーキュリーは大騒ぎでした。すぐに興奮している2人の中へ入ったよ。ああ幸せ。また来年も行こう。何度登っても素晴らしい富士山でした。

2023年8月1日火曜日

69回目の誕生日の富士山チャレンジ!

 月曜の仕事終えて、ユウ達のお散歩から世話も済ませて大急ぎで準備する。前回の西武ドーム後の準備は忘れ物が一杯。。登山用の電池、照明、スティック、登山帽。それに何より財布の中には1万少ししかなかった。普段、現金を使わないので財布の中身を覚えていない。。前回はそんな事も有って、登る時間は有ったが登山は止めた。

 今回は準備は万端。後ろ髪ひかれる思いで、夜9時頃に家を出て御殿場ルートの登山口へ向かう。1時前には着いたが御殿場は雨が降っていた。気にする事なく車の中で寝たが雷と集中豪雨で目が覚めた。。まだ3時前だよ。この雨、雷なら無理かと思ったが3時半には止んだ。準備をしながら様子を見ていたが雨は止んだ。外はお蔭で涼しい。リュックを背負って登山開始。御殿場ルートの標高は1450m。富士山登山道のどこのルートよりも標高が1000mぐらい低い。だから多くの登山者でも余りここには来ない。しかもこの駐車場は無料だよ。

 ここを登るのはもう3度目かな。相変わらず砂利道の滑りやすい登山道が続く。マジでしんどいが今日は早朝の雨のお蔭で涼しく、ずっと日差しも多く無かった。いつもよりは体調も楽だ。御殿場ルートに入口にある看板。7合目まで約4時間。4時間??絶対無理だね。7,8時間はかかるよ。。

 砂利道を登りながら左手に見える帰りの大砂走りのコースが見える。その手前をキャタピラ車が山頂付近の山小屋まで物資を運んでいる。出来るなら乗せて行って欲しい。。本当にキツイ坂が続く。御殿場ルートには7合目付近まで、山小屋が無い。トイレも無い。木々も無く日差しが強い時は本当にこたえるが、今日は早朝の雨のお蔭で本当にラッキーだった。20歩ほど進んで10~20秒休む。そんな事を繰り返して約1時間歩き、5~10分の休憩を取りながら登っていく。この登りは10m進んでも1mぐらいは滑ってバックしているのでは無いか、と思うぐらいだった。

 2、3時間ぐらい登ると20歩ぐらい進むのが10歩ぐらいで止まる時も増えて来る。けど、まだ焦る必要もない。無理せず、スピードが遅く成っても自分のペースで登っていく。やっと最初の山小屋。ここは7合目付近だと思うが9時過ぎに着いた。ポカリは数本持って来たが水が無かったので、ここで500円のミネラルウォーターを買う。ああ、スッキリした。15分ぐらい休んで、またゆっくり登り始める。

眼下に見える宝永火口
 この辺りから火山岩や小石が多くなる。まだはるか先に見える8合目の山小屋。登山は本当に忍耐だ。10歩から15歩登って10秒ほど休む。50分程登って5~10分程の休憩を繰り返す。早くはないがこのペースが僕には合っていた。

まだまだ先に見える8合目の山小屋。。

 昨日に予約した山小屋までもう少し。ここは過去に2回ほど泊まっている。今の天皇が皇太子の頃にここに来た写真が今も有る。富士宮ルートから御殿場ルートへ抜けるその道はプリンスルートして今も人気だが、このルートの大宝山の火口後のルートはとにかく急で、数年前でも、とても辛かった。10歩も続いて歩けない程だった。

 赤岩8号館へ12時半頃にはやっと着いた。これから明日の早朝2時頃まではゆっくり寝れるよ。めちゃ狭い場所で畳2畳に3人は寝ているスペース。隣とも狭く寝がえりもうてないが、僕は眠れる。充分だ。一休みして夕食のカレーもお代わりしてお腹一杯。けれども夕方には強い雨と雷が鳴り響く。それが長い間続き、濡れた登山者が続々と入ってくる。狭い山小屋に100人近くが入る。短い期間の山小屋営業だが、大盛況だ。。

お昼過ぎには山小屋から見える山頂も晴れて来ていた。

 今日は僕の69回目の誕生日。最初は泊まらずに一気に登ろうとも考えたが、この年齢なら可能でも無茶と言うものだろう。若い人達は弾丸登山を目指すが先日のニュースで御殿場ルートから上がった若い女性が下山途中の8合目付近で体調不良になり歩けず、翌日8合目で保護された、と報道されていた。そんな世話にはなりたく無い。

山小屋は雨。。が、下界は晴れているようで山中湖の方では花火も見えた。

お月様は満月なのかな。雨なのに明るい夜だ。

 夜8時を過ぎても雨は止まない。けれども下界では全く降っていないようで綺麗に夜景が見渡せて花火もやっている様だ。あれは山中湖付近かな。雨が降っているのにここには雲も無くて山頂付近も星が見える。下界にも雲は見えず、綺麗に夜景が見渡せる。。不思議な光景だった。明日が楽しみだ。

2023年7月19日水曜日

ユウとマーキュリーと早朝の高野山

  昨日の夜半、1時過ぎ。疲れて9時過ぎには寝たが、目が覚める。。この日は休みだしユウ達と遊びたい。けれどもどこを歩いても暑いのは間違いない。行くなら早朝しかないな。。と深夜に出かける準備をした。早朝の高野山へ行こう。

 2時過ぎには家を出て高野山へ向かう。深夜だしスムーズに高野山への登り口まで着いた。そこの最後のコンビニで朝食を買い込み、ユウ達のトイレを済ませて高野山へ登る。相変わらず坂は急だしカーブも多い。ユウ達もとても眠れないね。ハイエースは広すぎてユウ達の身体を固定できる所が少ない。広いからワンコにも良いだろうとは思っていたが、最近では広すぎても良くない、と思う様に成った。ワンコもこの先、僕達の年齢を考えるとそう長くは一緒に暮らせない。次はもっと小さい車に、と思う様に成って来た。

 高野山を上がるともう4時半近く。空は明るくもう日は登りそうだ。高野山から竜神の方へ向かい日の出を目指す。でもちょっと遅かったなあ。。それでも山々からの日の出はとても綺麗だったよ。ユウ達を連れて暫く歩いたが、早朝の竜神はアブやブヨが多い。一気にそれらが集まってくる。ハチ類は黒い物に寄ると言われるが、アブが数匹、ハイエースの黒いボデイに張り付いている。。車に戻る時もブヨが周りを飛び交い、払って入るがそれでも入ってくる。これから出かける時は防虫スプレーがいると特に感じた。

 高野山へ戻り、7時前から奥之院への参道を歩く。ここは虫がいない。何でだろうね。参道への道は日当でもまだ気温は低く、大木の木陰はとても涼しい。20度にはまだ成っていない。ユウ達も気持ちよく歩く。奥之院手前の御廟橋まで来たよ。この先には弘法大師様の御廟も有る。雄一もこの先にいるかな。。水向地蔵さんへの所で暫く休んで再び御廟橋の手前で手を合わせて、参道を戻る。沢山の慰霊碑があるこの参道。行きかう人達もユウ達の姿に笑みが見えて挨拶もする。ワンコには優しい高野山。その昔、弘法大師が中国、唐から戻り密教を開く場所を探している途中で、猟師と白い犬と黒い犬と出会い、その2匹の犬達が大師を導き高野山まで案内したという伝説に成っている。この話には他にも色んなつながりが有るが、そういう所から、ワンコには理解もあり優しい高野山だ。ただ僕達は良くユウ達を連れて来るが余りワンコは見かけない。高野山でも余り犬は見ないなあ。それだけマナーを守られていると言う事かな。

奥之院御廟橋の手前で。。また来ようね。

 金剛峰寺にも行きたかったが8時を過ぎると、その前の大きな駐車場は空いてはいるが日差しがきつい。アスファルトの温度も上がって来ている。残念だがユウ達を降ろすのは止めて帰ろうと車を出したら、その先の金堂の前の駐車場は日陰で空いていて、ここから壇上伽藍まで行く事にした。こちらから初めて入る中門。何度も火事で焼失して再建されている。その後ろの金堂。左に回ると有名は三鈷の松や御影堂が有る。そして壇上伽藍。まだ9時頃で人通りも少ないが、外人の団体が特に多かったね。金堂にはお賽銭も入れて手を合わせて来た。この日の高野山での模様などはYou Tubeにもアップしています。下の写真をクリックするとそのスライドビデオのページに飛びます。良ければ見てやって下さい。

 9時を回りお天気は快晴で気温も上昇中。。少し休憩して高野山を出る時は気温は29度の表示。やはり日中は高野山も暑いね。帰りも真っすぐ帰って来た。眠かった。。12時半には帰って来たよ。行き帰りで、高野山から竜神まで少し走って390キロほど。やっぱり遠いなあ。でもまた行こう高野山。

2023年7月4日火曜日

マーキュリーと観音岳登頂

  今日はユウとマーキュリー連れて松阪の森林公園から観音岳へ。お天気は朝から快晴。それでも山道は木陰の中だし、涼しい。標高は600mだしユウも登ってくれるだろうとは思っていた。ところが森林公園から登山道へ入り、丸太を連ねた階段上の登りが続いて行く。ユウも最初は調子よく登っていた。ところが100mほどのその坂道を登り道は左に急に曲がりながら更に続いて行く。ユウはその曲がり角を曲がってすぐ止まり、進むのを止めた。すぐに戻ろうとする。。仕方ない。まだこの先はどうなるか解らないが、ユウはやっぱり無理だね、戻ろうと決めた。そのユウの下りの速い事。。

ユウはここでUターン。。

 一旦、ユウもマーキュリーも車に乗せ、家に戻る。時間はまだ9時過ぎだ。そこからまた松阪へ戻ってマーキュリーと再チャレンジする事にした。ユウはエアコン稼働のサンデッキで休憩中。。森林公園に戻ると10時を回る。そこから観音岳まで再アタック開始。

 たかが600mだからそんなにはかからないだろうと思っていた。ところが坂道は延々と続く。確かに出発点の標高は低い。だから正味600mの標高差は有るだろう。登って降り、また登る。本当に長く感じた。


 マーキュリー用に持ってきたペットボトルの水も少なく成って来た。人のもポカリが有るが予備の水は少ない。2時間近くかかって頂上らしき所に来て、休憩してお弁当を食べたが、どうもここではない様だ。スマフォのグーグルマップを見るとまだ観音岳は更に先に有る。。


 更に歩く事30分程、やっと着いたよ。観音岳山頂。わずか600m少々なのに本当に長く感じた。山頂は日差しも強く、マーキュリーでさえすぐに日陰に入ろうとする。僕もかなり暑かったよ。暫く山頂で休憩し、マーキュリーの飲み水も少ないしその後は下山開始。。


さあ、帰ろう

 暫く降りて。。何か違う。来た道と違う気がする。。一旦戻って看板の有った所まで行くが間違ってはない様だ。その後、更に30分ぐらい行くがどうも違うよ、これは。。スマフォのグーグルマップを見ると森林公園とは違う方向へ進んでいる様だ。これはもう一度頂上からやり直した方が良い様だ。マーキュリーも疲れて来ている様だ。けど戻らないと。。

 坂道をまた戻り、最初の分岐を超えて元の頂上方面へ行くと登山者がいた。女性の人だったが、その人は僕が間違った森林公園へ降りる所の分岐に立っていた。まるで迷い人を導く女神の様にね。暫く話をしたが、彼女もここで以前に間違ったらしい。。後は一本道なので、と言ってくれてお礼を言って別れる。ああ、良かった。これで帰れる。

 そこからの下りも結構きつかった。左足首が体重かけると痛い。この調子だと富士山は無理だな。。と考えながら下りて行く。長かった。マーキュリーは僕が有る程度下りると、こい!と言うと一気にかけて来る。僕のペースに合わせるのは、余計に辛いんだろうね。でも本当にマーキュリーはお利口さんだ。最後まで僕の後を着いて来てくれる。頼りになるマーキュリー。こんなマーキュリーと死ぬまで一緒にいたい。いて欲しいと改めて思ったよ。

 2時半を過ぎてやっと下山。近くの川でクールダウンをさせてやろうと思ったが、少し前足がビッコ引いてる。もう肉球も痛いのかな。川にはいかず車に戻り、すぐに出てコンビニでソフトを買ってマーキュリーに食べさせた。全部食べたよ。疲れたね、ありがとう。

 家に帰るとユウが大喜びで迎える。もうこの夏はユウには無理だね。マーキュリーも10歳半だし、あんまり無理はさせれない。けど少し涼しく成ったらまた行こうね。今日はありがとう。