2015年3月17日火曜日

家族

 昨日はお休みをもらって奈良のお爺ちゃんのお見舞い。
早朝にモモとマーキュリーとのお散歩。
裏山の梅の花はもう散りかけだが、田んぼや畑の所々に有る梅の木は今が見頃ぐらいかな。

 雄一が旅立ってから、その春に植えた桜の木は沢山のつぼみを付けて膨らんで来ている。もう月末までには咲くかもしれないね。
あの年も、一緒に桜を見よう!何としても見たい!
そう思っていたんだ。

 ゆっくりと10時過ぎに家を出て途中に針インターで休憩し12時頃に施設に着いた。
完全看護のこの施設。
2Fへ上がると、ちょうどお爺ちゃんは胃ろうの食事の時間。 しばらくロービーに居て、車いすで動ける人達がテレビを前にして5,6人並んで、介護士さんのフォローを受けながら、食事をしているような風景を眺めていた。。。その人達の表情はどうだろう。。。生気があるようには見えないんだ。。

 僕が小さい頃、まだ70ぐらいだっただろうか。お祖父ちゃんを母親が世話をしていたような記憶が有る。 お祖父ちゃんはそれでも自分で歩いて急な階段も登っていた。
今、目の前に有る光景は何だか・・何かが違っているように感じてしまう。

 今の世の中、これで仕方ないのかも知れない。これだけ核家族になって高齢者が増えて来ているんだから必然かも知れない。
でもね、こんな事を言っては沢山の人達からお叱りを受けるとは思うが、介護のような仕事が沢山必要で有ると言うのは、どっかが間違っていないかな。と思ってしまう。

 帰りに雄一にイチゴのお土産。
先週の土日の野球に出かける前のおとんとおかんの会話。。

土曜日
おとん
 「最近よう食べるのに、ユニフォームのベルト、一つ前で止まるぞ。。何か調子悪いんかな?」
おかん
「おかしかったらちゃんと検査しといてよ。身の回りも片付けといてよ」
 おとん
「おう、ダメと解ったら片付けとくわ」

日曜日
おとん
「ちょっとジャンバー、防寒着、持って来て 」
おかん
「もう!お腹調子悪いのに・・・・ブツブツ」
おとん
「うっとうしいなあ・・・。あかんかったらさっさと逝けよ。しつこくするなよ」

こんな会話が日常の様に飛び交っております。
おとんもおかんもモモもマーキュリーも元気です!

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