2013年4月26日金曜日

お墓は出来た。

 モモの庭がもうすぐ出来そうだ。
今朝から人口芝を敷く最後の仕上げ。
細かな砂利と砂で整地。素人だから完璧とは行かないけれど、下の土も均したし、ここまでやればいいと思う。

後は防草シートを貼って、人口芝が届いてから敷けばいい。
後は防草シートと人口芝だけ
今日はお墓を仕上げると連絡が有ったので、庭仕事は中断して偕楽霊苑へ。
墓石を据え付けながら、モニュメントの位置などを確認して工事を進める。

 一旦、用事を済ませてお昼前に戻ると、もう出来ていた。墓石もモニュメントも予想以上に仕上がりが早かった。
 でももう二月半が過ぎる。。。

 お墓を2区画にしたのも高くは着くが、良かったと思う。モニュメントや墓誌をつけようと思ったら1区画では出来ない。右に墓誌が有り、左に休み石とワンコ達のモニュメントが有る。ちょうどいいバランスだと思う。

 墓石には大空と大地と太陽と、そして「夢」。
ワンコ達もいるし、これなら、僕も母親も入るのには文句は無い。
雄一は喜んでくれるかな・・・。
僕らは後、何年後かなあ・・・。
そんな話をしながら帰って来た。

 ワンコ達のモニュメントの仕上がりは、ほぼ白黒の写真に近い雰囲気。
レーザーで写真のデーターを元に彫るらしい。
中々いい感じです!! 
ナナ・ロク・モモ・リー

お墓はもうすぐ。。

 今日の日中は本当に暖かい。昨日までの寒さから10度以上は高いように感じる。
雄一が好きだったイチゴを去年の夏の終わりに苗を買って来て、プランター3つに植えていたが、やっとそのイチゴの実が、大きく成って来た。
苗からランナーの子株が沢山出て来てそれに出来る実の方が、大きくなりそうだ。
雄一には食べさせてあげれなかったけど、出来たら沢山供えてあげるよ。
また、今度紹介します。

 今日はお墓の工事の状況も見て来た。
お天気が良ければ、明日にでも墓石も出来るらしい。ナナやロクやリーやモモのモニュメントも。
2区画あるから、休み石も置けるし、その後ろ辺りにモニュメントを置くつもり。
 明日はちょっとそれが、楽しみだ。

 楽しみと言えば、モモの庭も今、手入れ中です。全面芝で、と思っていたけど、モモが走るしオシッコもするので、芝は中々育たない。それに雑草はたくましくどんどん増えて来る。

 色々悩んだ末にモモの部屋から手前半分は人口芝を入れる事にした。約5メートル。
その庭の準備もやっと今日に出来た。
明日は人口芝が届く予定。
これも、どんな雰囲気に成るのか楽しみ。
モモが噛みちぎらない様に祈ろう。
お墓の基礎。2区画です。

2013年4月23日火曜日

少年ジャンプと村上春樹

 今週は本当に寒い。モモとの散歩にもジャンバーが要る。朝はストーブもつける。
早く暖かく成って欲しいね。

 先週にはふすまの貼り換えを2日かかって終えた。
リビングの戸と裏表に成っているふすま4枚は最初は苦労したが、何とか1日で終えた。木のボードに成っているので、まだ作業もしやすかった。

 ところが、押し入れのふすまには手こずったね。まず、枠の外し方が解らない。
色々ネットで調べて、やっと外れる。これで、後は。。。と思ったが、そうはいかない。
このふすまは枠は木製だが、ふすまを貼るところは裏紙と、その中は固い紙で出来ている。なので、スクレイパーでめくる訳にもいかず、古いふすま紙をはがすのがとにかく大変だった。

 やっときれいにはがして貼り付けるが、ベースが紙だから強く押せないし伸ばせない。どうしてもシワが沢山出る。
「これは失敗だろうか・・・」と思っていたが、しばらくすると紙が乾いて来てシワが少なく成って来る。
翌日にはシワも無く、我ながら上等な仕上がり。全部で7枚のふすま。まる2日かかったが、もう10年以上前から思っていたことが、やっと出来た。

 障子も貼りかえたし、雄一の位牌や飾り付けをしてある8畳は周りは奇麗に成った。畳は汚れてはいないからいいか、と思う。

 先週からお墓の工事も始まり、もう2区画分の枠は出来上がっていた。早ければ今週末には墓石もモニュメントも出来るかもしれない。
もう、法的な手続きは無いと思う。後は5月21日の百か日法要とお墓と納骨。
一つ一つ、物事が進み何だかとても淋しい気分。

 今、村上春樹の新刊が話題に成っているが、僕も読みたくて先週に本屋さんに寄ってみた。けれど2件まわっても売り切れで置いていない。
「ここには無いだろうなあ・・・」と思いながら新町の本屋さんに行くと、
「月曜に5冊入って来るので、今なら取り置きしておきます。」と言うので、すぐに頼んで来た。
 そして昨日、待望のその本を手に入れて家に帰る。

 すると、母親が、雄一が毎週読んでいた少年ジャンプを買って来て仏前に置いている。

天国で読んでくれているかな。。。
 
 その村上春樹のバカ売れしていた1Q84.僕も3刊買って雄一の入院や病院にいる間に全部読んだ。
まだ元気だった11月頃、
「それ、面白い?」と聞くので、
「これは、はまるよ。」と言うと、「読んで見るわ。」と初刊をベットの横に置いていた。
 でもね、初刊も全部読めなかったね。。。

 昨日は母親が買って来た少年ジャンプと昨日に買った新刊を仏前に並べて置いてやった。
今週はゆっくり見てくれ。
来週は僕が読むよ。
少年ジャンプと村上春樹の新刊

2013年4月16日火曜日

モモと花見

 朝晩はまだ肌寒いが、日中は今週には一気に暖かくなった。
昨日は美杉の有名な三多気の桜を見たくて、モモを連れて出かけた。
同じ津市内と言っても家から40キロ以上は有る。すぐそのとなりは奈良県になるところだ。
それでも1時間ちょっとで駐車場に着いた。

モモも花見・・・。
遅咲きの山桜の老木が坂道の両側に並んでいる。周りは段々畑の田んぼ。その周りは山。普段は何もないところなんだろうけど、お天気もいいし、とても気持ちがいい。この風景は本当に癒やされる。
観光客様に休耕中の田んぼも一部開放されていて、のんびりとその桜を眺める事も出来る。
平日だけど、沢山の人が楽しみに来ていた。

 桜は半分ぐらいは、もう散っているがまだ満開の木々も有る。風に流されて桜の花びらが舞ったり、田んぼの水面を色どるのが、とてもきれいだった。


 帰りに近くの川上若宮八幡神社へ。
まだ、雄一が小学生の頃にこの付近にハスキーのナナを連れてキャンプに来た事が有る。
河原でテントを張ってバーベキューをした。竹を切って釣竿を作って魚も釣った。
 何故か、この時にかかるはずの無い、アユがかかったたんだよね。一匹だけだったが、焼いて食べた事を覚えている。

 その頃は興味も無く神社には寄っていないが、本当に山の中の由緒ある神社の様だ。
雲出川の水源に鎮座する日本最古の若宮八幡宮である。と説明書きには書かれていた。

モモは連れて行けないので、車に残し、駆け足で見て来たが、沢山の灯篭が並び、伊勢内宮にも劣らないような杉の大木も階段を上がる両側には並んでいた。源流というだけ有って、洗い場に流れてくるその水は本当にきれいだ。
祈願所としても沢山の人達から信仰されているようだ。
ゆっくり時間をかけて来てもいい、と思った。

2013年4月12日金曜日

今日は二月目。

 今年の医療費の集計も全部終わった。
沢山医療費も払っているが、改めて日本の健康保険制度は本当に素晴らしいと思う。

 まず病気や怪我で仕事が出来なくなったら傷病手当が有る。それは雄一の場合はもらっていた給料の7割ぐらいを支給してくれる。それが1年と6か月まで。
雄一は11月から支給してもらってこの4月までがMAXの支給月数だった。

 そして高額医療制度。最初の3か月間は83400円以上の医療費を支払ったらそれ以上は請求すれば戻ってくる。4か月後に。
そして3か月を過ぎると44400円が上限になり、それ以上は申請して戻してもらえる。
もちろん、保険外の治療は対象外だが、この返金額だけでも、この1年半でかなりの金額に成る。
 これにはちょっとミソが有って、1か所の病院では44400円だが、同じ月に他の病院で21000円以上外来か、入院で払えば戻るが、月をまたいだり、20000円以下だと何も戻らない。
 だから他の病院で治療や入院する時は同じ月の間にする方が得に成る。

 この1年半の医療費全部と傷病手当と高額医療制度の戻って来た金額とを合わせた額とで比べると10万程、医療費が多いだけだった。
もちろん生活費は別に必要だけど、医療費についてはほぼ健康保険制度のお蔭でまかなえた事に成る。
 今まで病気など、入院などもした事が無いから傷病手当や高額医療制度なんかも最初は何も知らなかった。本当に日本の健康保険制度は優れていると思う。
普通の人なら大きな生命保険なんてまず必要が無い。入院での個室を頼んだり、保険外の先進医療の附帯を着ける保険だけで充分だと思う。

 医療費のまとめも全部終わって、今日は最後まで使っていた某○五銀行の雄一の口座も移し替えが終わった。銀行の課長と二人で家に来てからすぐに手続きが済んだ。
一つずつ、片付いて行く。。。

 送られてきたその通帳を見ていると、その傷病手当や高額医療費の還付金の記録が全部載っている。勤務先の病院へ毎月送金した金額も。。。
 
 色んな書類も整理した。
毎月、五条のお寺さんに祈願をお願いしていたが、その最後の日付が1月11日から2月11日まで、だった。その次が命日に成ってしまった。もっと早く行っておけば。。。そんな事を思うともうたまらなくなって、気持ちが折れてしまう。

 臨床工学技師の業務上での保険が有ってずっと入っているが、それも退会して保険も解約した。これで、全国の臨床工学技師の名簿からも雄一の名前は無くなる事に成る。

 今日は12日。もう二月が経つ。
今日は雄一の大好きなカレーを母親が作って供える。イチゴとスイーツも。調子の悪い時でも母親のカレーの時は
「もうちょっとだけ」と言いながら少しずつ何度かお代わりしていた。
二人で夕食のカレーを食べながら、母親も同じ事を言い出す。
もうこれ以上しゃべれない。

 後からひなた達もケンタッキーを買って来てお供えに持って来てくれた。
雄一も喜んでくれているだろう。
来週からはお墓の工事も始まる予定だ。
後は、そのお墓と百か日が5月21日。その法要で納骨もする予定でお寺さんにもお願いしている。
 そこで、やっと一段落かな。また淋しくなる。