2012年2月10日金曜日

マダムシンコ

 今日は大阪での温熱治療。7時45分に出て9時半過ぎには彩都の病院に着いた。
いつも混雑も無くほぼ時間通りに来れる。
茨木彩都のマダムシンコ
治療も少し早く始まり、10時40分には終わる。これぐらい三重の病院も時間通りにいけば、もっと有り難いのに。。。

今朝に体重を量ると「そんなに変わってない・・」とブツブツ言いながら体重計に乗る。デジタルの表示は53.9~54.0をウロウロしていた。1日が53.8だったから0.1㌔ぐらいか、確かに余り変わっていない。けれど減るよりはずっといい。

帰りに彩都で信号待ちをすると反対側にちょっとうわさに聞いたマダムシンコの店が見えた。これは取りあえず寄って行こうと少しのぞいて来た。
店内は美味しそうなケーキが沢山並んでいる。とてもきれいにディスプレイして有るし店員の対応も良く教育されている様だ。大阪の病院まで来て贅沢は出来ないが、話題のネタにはいいだろう。
この街はまだ新しくて大阪のコテコテ感が無い。少し人種が違うようだ。しばらくは毎週来るから少しずつ探検してみよう。

帰りは事故も有って少し伊勢道で渋滞していた。工事中の渋滞に突っ込んだようだ。こんな目には絶対に合いたくない。気を付けよう。

家に帰って食事して休憩してから今度は五条へ出かけた。先月は14日の夜のどんどに何とか間に合った。今日行かないと来週もその次もまだどうなるか解らない。
5時過ぎに五条の本院に着いて祈願のお願いをして、それから先月は出来なかったお百度参り。終わると夕陽も見えなくなる。少し柿の葉寿司を買って8時前に帰って来た。
悩みながらの後悔だけはしたくない。だからこれで気持ちも落ち着きまた一月頑張れる。
この先も来月もまた良く成って行くように信じよう。

2012年2月9日木曜日

外へ出よう!

 今日は三重中央での外来検診。
先週からタキソールの3クール目が始まったので、その血液検査。そして検診とタキソールの点滴だ、
今日も病院の食堂で食事して帰ってきたのは5時前だったらしい。
人も多いし、点滴は2時間はかかるから仕方が無い。
特に血液も白血球も問題なかったようだ。

家に帰ると夕食を食べている。食欲も変化無く、普通に僕と量も変わりない。
体重は計っていないが、そんなには変わっていないだろう。
来週には腫瘍マーカーの検査も入れてもらった。少しでも良くなっている事を期待しよう。
今はずっと外さない点滴も2~3時間ぐらいは外してもいいと先生も言ってくれたらしい。
それが出来たら、後はストーマの袋だけ外せば、少しの時間なら外出も出来る。自分でどんどん外へ出る様になって欲しい。

明日は大阪での温熱治療だ。これからも当分続くが、帰りに買い物や食事にでもよれる様になって欲しいね。

2012年2月5日日曜日

春はもうすぐ!!

 今日は午後からシャワー。
点滴ラインをいつもの様に外して入る。母親も大分、慣れたようだ。
シャワーの後は小腸のストーマの交換をしてもらっている。

野球から帰ると、まだ小腸の先には何も入れて無かったので、リーの散歩をしてからまず野菜ジュースを70cc入れた。そして次はポカリを70cc。今日はこれで終わり。
細いカテーテルの先から流すが、これが結構時間がかかる。一度に沢山は入らないし逆流もしてくる。少しずつ入れないといけないので、今日もこれだけ入れるのにゆっくりと30分近くかかる。
ストーマを改造するのも時間はかかるし、本当は僕も本人も早く、こんな手間の掛かる事はやめたいけれど、しばらくは辛抱だ。本人はその間、のんきに携帯ゲームをしてるんだけどね。

昨日はもう立春。
寒さはまだ厳しいけれど、春はもうすぐだ。

入院前は  ・・・~か月・・・
11月は   ・・・・お正月は・・・    そして桜は・・・

そんな事は関係ない。もうすぐ梅も桜も咲く。来年もその次も!

2012年2月3日金曜日

未来は自分で開け!!

 今日は大阪での温熱治療。昨日からの寒波の影響が心配で今日は7時半に家を出た。朝に車に乗ると外気温センサーは-6度を表示する。
確かに昨夜から、リーと散歩している時も空気が違った。この冬一番だろう。

心配した第二名神は予想よりも雪は無く、走行規制も無い。しかし橋の上はこの気温では特に注意が必要。普段よりスピードを落として走ったが、休憩もしながら9時半過ぎには予定通り茨木の病院に着いた。

受付をして10分ぐらい待つと先の人が終わってすぐに案内が来る。担当の看護師さんも雄一には点滴台が要ると解っていて聞くまでも無く、先に持って来てくれた。
モーターのラインを外し、自然落下にして液量を調整して温熱室へ。
ここは暖かいし僕にとっても気持ちがいい。
いつもだけど、朝方は早くから目が覚めて来る途中から、とても眠かった。だから今日はこの温熱室で僕も気持ち良く、うたた寝状態だった。

この病院はガン患者を対象にした、入院、外来、そして緩和治療やガン検診などをメインにしていて、それなりに施設も設備も体制も整っている。入院での4人相部屋も、それぞれに充分なスペースが有るしプライバシーも守られている。
それに何より治療の時間が大体守られていて、計算が立つ。キレイだしここなら少しぐらい入院しても、そんなに苦には成らない様に思うね。

予定より早く始まり、早く終わって病院を出たのが11時だった。お腹は少し空いているが、昼食には少し早い。そのまま1時前には津まで帰って来た。
雄一に「どこかへ食べに行こう」と言っても、恥ずかしいし、行きたくない、と言う。
気持ちは解るし、多くは言わなかったが、何で気にする必要がある?
今更じたばたしても仕方が無いんだよ。これは神様が僕を試している、と思えばいい。
出来る事を堂々とやればいい。

髪の毛が抜けても、点滴をしていても、ストーマの袋が2つも付いていても「オレはこれでもピンピンしてるぞ! 負けないぞ!」と堂々としていて欲しい。実際に好きなだけ文句は言うし、元気なんだから。
僕なら元気が無くても絶対そうする。内にこもらず外を向いて欲しい。未来は自分で開け!!

2012年2月1日水曜日

大腸側に便が出て来た??

 今日はシャワーの予定。
お昼過ぎから点滴ラインを外して、ロックしてシャワーの準備。
そしてシャワーが終わると、次は2つのストーマの交換。
これだけ一人でやると時間もかかるし、大変だろうと思う。殆ど夕方5時前までかかったそうだ。

夜、家に帰ると部屋に上がってベットに座りテレビを見ている。今日は腸には入れれなかった様なので、帰ってから僕が、120ccほどポカリを入れた。
入れながら、大腸側のストーマを見てみると、茶色い便が出て来ている。今までは何も流れなていないから腸壁から出る水分だけで、透明の液体が少しずつ出て来るだけだった。
それが、ストーマを改造して時々、小腸の先の腸へ水やポカリや青汁や野菜ジュースを流して来た。昨日までは、青汁や野菜ジュースが色が薄く成って出て来ていたが、昨日辺りから野菜ジュースが少し粘っこく成っているようだった。
それが、今日は柔らかい便の様になっている。。。これは腸が動きだした証拠なのか?そうだとこれは嬉しい。多分そうだと思う。

普通の人の小腸の長さは6~7m。その内、雄一は2mぐらいで、小腸のストーマが付き、その先は何も流れない。だからその残り4mぐらいに今、ポカリや野菜ジュースを流している。
ストーマを閉じる手術をすると3か月ぐらいは下痢などに悩まされるらしい。
雄一がもし、戻す事が出来たらそれも少しはましに成るかもしれない。でもまだ、もう一つ有るからね。これを取るのもまた同じ時間と労力がかかるだろう。でもそんな事は元気になるなら何の問題も無い。

とにかく面倒くさがり屋の雄一は、体重を計ろう、と言っても文句が出る。まあこの性格は直らないだろうね。その体重はほんの少し増えて53.8キロ。
明日は検診でタキソールの点滴注入。明日からまた1クールの治療が始まる。
今日は寒い一日だったが、春に向けてもっと動ける様になって欲しい。